投稿者「花見 正樹」のアーカイブ

来年は作家活動に入ります。


世間はクリスマスセールやら歳末商戦で賑わい、マスコミはお笑い番組の審査員問題やら相撲の暴力問題で騒がしいようです。
つい先日までは貴景勝の優勝で祝勝会に名誉顧問で出席と思ったのに、貴の岩の暴力沙汰でガックリ,角界は卒業です。
今年の私は巷の話題に何の関心もなく、まるで痴呆ボケ老人状態ですが、気合は入っています。
いま私は、書物の山から大原幽学関連資料を漁って座卓の上に積んでいます。なぜ? 来年の仕事がこれだからです。
いよいよライフワークに手を染めるかと思うと感無量ですが、これで踏ん切りはつきました。
私はいつからか、62歳で自刃して果てたこの大原幽学に自分を重ねて生きた時代があり、そこから逸脱していました。
それが、ある日の一通のメールに後頭部を鉄槌で叩かれたほどの衝撃を受け、慌てて横道から本道に戻りかけています。
大原幽学といっても知る人は少ないのですが、その伝記を小説にするために私は今まで同じ道(心)を生きてきました。
大原幽学は二宮尊徳と並ぶ江戸時代後期の農村指導者で武術、易学、農政学を業として放浪生活の後、下総国香取郡長部村(現・旭市長部)に定住して農民を指導して世界で最初の農業協同組合(先祖株組合)を創設し、理由があって62歳で割腹自殺で世を去りますが、その壮絶な死もまた私の共感するところで、これを書かないと私は死にきれないのです。
幽学が活躍したのは今から約180年ほど前、時代を経て私にも幽学の無念の気持が伝わってくるのです。
私が、大原幽学に興味を持ち、その足跡を辿った半世紀前の頃は、どの辞書にも尾張藩家老3500石・大道寺玄蕃直方の次男として記載されていて、尾張城内角地の元大道寺家の屋敷跡には「大原幽学出生の地」と書かれた碑が立っていました。
大道寺家は代々玄蕃を世襲名としており、その先祖は小田原北條家屈指の猛将として上州松井田城に居を構え、秀吉が大軍を率いての小田原攻めにも屈せず、小田原落城後に矢折れ刀折れて前田利家の軍門に降ります。秀吉は断罪を命じますが、徳川家康が仲に入って江川太郎左衛門共々主だった武将数人の命乞いをして徳川家の将として丁重に迎えます。
その大道寺家に生まれたとされた幽学(通称・左門)が何と大道寺家の戸籍に載っていないのです。たとえ18歳で勘当されたにせよ、戸籍には載るはず・・・幽学が身分を詐称したのか? しかし、その真面目な人柄から出自を偽るとは考え難いことから、私の幽学に対する見方が変わり、HPに連載中のような内容になったのです。
この小説が、幽学の高弟で有名だった方のご子孫の目に止まってのメール、これが鉄槌の一撃で私は覚醒したのです。
ならば、これと戊辰戦争の大作も・・・ま、二兎を追わずにじっくりと始めます。もう後戻りは出来ません。

(注)小説「孤狼の生涯―大原幽学伝」は「花見正樹作品」内にあります。

幸運の女神が・・・


 幸運の女神

苦節30年、元舛田山が千賀の浦部屋を創設、親方を定年で引退、元小結・隆三杉に部屋を譲ってから大輪の花が咲きました。
幸運の女神は今までどこに隠れていたのか?
自由の女神なら、ニューヨーク、パリ、お台場で出逢えます。
もしかしたら宗像3女神のいたづら心? 同じ福岡県内の出来事ですし・・・
千賀の浦部屋の特別会員である私としては、これで冥途の土産が一つ増えました。
大相撲福岡場所で千賀の浦部屋の貴景勝が初優勝、貴乃花部屋から移籍したばかりでの快挙ですから驚きます。
この優勝には間違いなく実力にプラスして大きな幸運が絡んでいます。
まず、二横綱が休場だったこと、初日に不調な横綱・稀勢の里関に勝って勢いに乗れたこと、千賀の浦部屋との相性が良かったことなど数えたてれば切りがありません。
今場所の貴景勝は、得意の突き押しに加えて、切れ味抜群の叩(はた)き込みを身につけて勝ち星を伸ばしました。
これは、職人技と言われた元関脇・舛田山(千賀の浦部屋創設者・現常盤山親方)の得意技で流れがソックリ同じです。
まるで、昔の舛田山関を見ているように勝つべくして勝っています。これだけでも貴景勝が千賀の浦部屋に移籍したことでどれだけ得をしたかが窺えます。しかも現在の千賀の浦親方は元同じ一門で指導を受けていた元小結の隆三杉ですから居心地もよく、伸び伸びと相撲がとれたのです。
この貴景勝にも岐路がありました。
父親が空手の名手でしたから幼少時から空手に打ち込み、小学生時代の全国大会決勝で、自他ともに勝ったと思った試合でしたが惜しくも判定負け、その苦い経験から、勝敗がはっきりは勝ち負けがはっきりと分かる相撲に転向、元横綱・貴乃花親方の主催する相撲教室に参加、埼玉栄高在学中経由で貴乃花部屋に入門して角界入りし、小結まで駆け上っていました。
空手では挫折しましたが、毎場所目立つ猛烈な突き押しはまさしく空手時代に培った頼れる武器、これに元舛田山伝来の叩きこみが加わったのですから無敵に近い存在になるのも当然です。
とはいえ、勝負は水もの、これからが正念場です。
それにしても隆景勝は師に恵まれています。
中学生時代から前師匠・貴乃花鷹のから薫陶を受け、新師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)にも恵まれ、元千賀の浦親方の元舛田山にも師事することが出来るのです。これ以上に恵まれた環境など滅多にありません。
ふと、思わず私も周囲を見渡してしまいました。もしかして、幸運の女神が・・・

立場の違い


立場の違い

11月に入って年賀欠礼の葉書がすでに8通、これからどれだけ増えるか心配です。
数年前までの忌中ハガキは、親兄弟の訃報が多かったのですが今年は違います。自分の交友関係本人で、日頃疎遠だった友人知人だから辛いのです。
会っておけばよかった、電話してみればよかった、と悔いが残ります。
そんな気になる昔仲間と会うためには自分の時間が無さすぎます。
どうやって時間を作るか、こればかりは自分で解決するしかありません。
何年か前に会った時は元気だった仲間が、ここ数年の間にバタバタと逝っているのです。
明日は我が身と気を引き締めながら、自分の今後に思いを巡らせます。
私の場合は、いつでもどこでも全力疾走ですから、どこで逝っても思い半ば、なのです。
しかも、金太郎飴の断面同同様、いつも幸福の絶頂なのでいつでも悔いはありません。
いつ何どきに不慮の出来事が起こっても慌てず泰然と、その覚悟も出来ています
なかには、隠居仲間の中には老後の心配どころか、明日の生活費にも事欠く者もいます。
したがって、私も心得ていつの間にか終活の話題は提起しなくなりました、
私のサロンでは、政治・宗教・シモネタの話題はタブーですから、終活、お金、これもタブーになりそうです。
そうなると、私はますます隠居仲間の集まりを減らすようになります。
ま、それもいいか・・・と、開き直ると気が楽になりました。
それにしても、立場が違うと考え方や意見も随分と変わるものですね。
ポートモレスビーで行われたアジア太平洋経済協力会議サミットでの米国のペンス副大統領と中国の習近平国家主席との演説を聞くと、それぞれが貿易問題や社会基盤支援を巡って激しく相手を非難して自国の立場を一方的に主張していました。
ペンス副大統領は、トランプ米大統領の口癖である「中国は長年米国を利用してきた」のセリフを使って中国の貿易不均衡や知的財産の盗用などを責めたてて、中国への制裁関税を正当化していました。それに対して、習金平国家主席は、アメリカを名指しせずに、保護主義や一国主義の古いやり方をする国があるようだが、これは、世界経済の不確定性要素を高める悪しき国策である、と、これに反対する立場を鮮明にしましたこれで米中2国間の対立は避けられない状況となりました。
これでは、今後も歩み寄るのは難しいのは当然で、立場の違いはますます両国の距離を広げ、場合によっては武力紛争もあり得ます。
これはもう対岸の火事ではありません。我が家が燃えるのです。その場合、日本はどうするか?
スケールは違いますが何だか終活問題と似て難しい展開になっています。

見えない世界


見えない世界

表題の「見えない世界の探求」は、私が過日行ったサイ科学研究会での「手相と100歳長寿」講演のサブタイトルです。
いくらみえないからといっても、まさか横綱・稀勢の里が初日から2連敗とは・・・絶句です。
白鵬・鶴竜の二人横綱休場で、優勝候補に挙げられていた稀勢の里に何があったのか?
勝負の世界に「まさか?」は付き物ですが、仏の顔も3度、フアンも愛想を尽かして稀勢の里人気の火は消えます。
私も今までは稀勢の里フアンの一人でしたが今回ばかりは、そうはいかない切羽詰まった事情があるのです。 苦節二十年、数 初日の取り組みで貴景勝が稀勢の里と当ると知った時は内心、複雑でした。
貴景勝には絶対に勝ってもらわないと千賀の浦部屋は角界の笑い者になります。
オーナーの元関脇舛田山(現・常盤山親方)が春日野部屋から独立して千賀の浦部屋を創立して30年、私も友人として応援し続けてきましたが、もう限界、私も関取の育たない部屋の特別会員として元舛田と心中、そんな気分でした。
そこに降って湧いた貴ノ花部屋の移籍合併・・・これで一気に生き返ったのです。
とはいえ勝負の世界は勝ってナンボ、ここで千賀の浦部屋に合流した関取連中が負け越せばマスコミの餌食になるだけです。
ところが、いまNETニュースで知ったのですが千賀の浦部屋のトップランナー貴景勝が、昨日の横綱に続き今日は大関豪栄道を撃破したとのこと、信じられないことが起こっています。
このまま貴景勝が勝ち続けたら、祝賀会に博多に行くしかありません。
あわててスケジュールを眺めています。
いままで雌伏30年、辛い苦しい貧乏部屋を支えてきた元舛田山夫妻の心中を思うと思わずホロリ、です。
折しも開運村にも奇跡が起こりつつあります。
昨11月11日(日)、準備中だった七福神の舘を改築し「招福の舘」としてオープンしました。
新規入居者は、開運道・大原ひろみ開運研究会」さまです。
テープカットは富山市在住の開運道スタッフYさんで、夕方からの開館です。
開運村の各建築物は、管理人の各七福神がおおらかで入場制限も閉館時間もありません。
そこで前宣伝が効いたのか、昨夕からは新館見たさの来客が開運村に殺到した常連さんを含めて昨日一日だけで来場者数は1万人超です。
千賀の浦といい開運村といい、お互いにオーナーは隠居同士ですが、若い風が爽やかに吹いています。
なにか、この世の中、見えない世界の中に幸せが詰まっていて、必死で頑張っている人を見分けている・・・
ようやく仕舞ってあった千賀の浦部屋名入の布地で、仕事着の甚兵衛を仕立てて頂く次期が来たようです。
もしかすると、緑内障で見えないはずの私の目が、見えない世界を見ている? これは夢ですか?

もしも開運研究会があったら?


もしも開運研究会があったら?

 去る11月3日(土)の文化の日、親しい友人が常任理事を務めるサイ科学という学会?の研究発表会で場違いな「手相と長寿」の講演を行ってきました。持ち時間が休憩を挟んで4時間という長丁場ですから、講演を苦手とする私としてはどうなることかと心配していましたが、どうやら時間いっぱい何とか勤めはしましたが、語りたかったことの半分ほどの感じで燃焼不足、とんだ冷や汗もの・・・もういいか、という感じです。若い頃は、あちこちで原稿なし講演を苦も無くこなしていた過去を思うと我ながらもどかしいのですが、逆に考えれば平均寿命を超えてなお仕事が持ち込まれるのですから、ここは感謝の心でやり過ごし、多少の恥ずかしい思いはスッキリ忘れることにします。
ここでまたハタと気づかされました。
先週は人間関係の「好き嫌い」で気づかされ、今回は研究会で「人はなぜ集まるのか?」で気づかされました。
会費を払ってまで他人のつまらない研究を聞きたいはずがありません。ましてや、私の手相と長寿の話を聞いたところで、それだけで長寿になれるものでもありません。生活習慣や意識を変えるのはそう簡単ではありませんし、聞いたから、知ったからではなくて、幸せな長寿を目指すかどうか、です。
と、力んではみたのですが、このような研究会に人が集まるのは、その講師の話を聞くのが目的ではないような気もします。
たまたま私に白羽の矢が立って演壇でお喋りをしましたが、その会に集まる人は、そこに集まることが目的で、演題はなんでもいいのかも知れません。もしかすると、そこから落ちこぼれないように参加しているだけなのかも知れません。
今やこの世の中、生涯学習と称する高齢者が公然と集まれる老人寄せ場をはじめ、〇〇研究会が花盛り・・・人は孤独から逃れて少しでも仲間意識がある集会場を求めて彷徨っているのではないか? こう考えると周囲の誰もが、ひと声かけると集まってくるのが納得できるのです。
その集りに何らかの意義を見つけ、共通の目標があればなお人は集まる、ここでまた気づくのです。
開運村はNET上の架空の村ではありますが、過疎化どころか日々観光客も定住する人も増えつつあります。
ならば、ここでもそろそろ世間と同じように研究会が必要になってはいないのか?
私は40代の頃、東京易学研究会、東洋運命学研究会を主宰して運勢学の普及に勤めた時期があります。
どれもこれも本気なのですが、私の悪癖で多忙な上に自分から新たな荷物を担ぎますので膝から崩れ落ちてなかなか立ち上がれません。今でもそんな状態ですから、全てがチュと半端、これで幾度となく失敗しています。
そこで今度は慎重に一晩じっくりと考えました。
すると、すでに開運についての研究を続けて数十年、そんな弟子がいたことに気付き、そこを標的にb貧乏クジにも似た白羽の矢を打ち込んで、その感触を確かめたところ、すぐ反応があり、老いた私に代わって研究会を引き受けてくれることになりました。
これで開運村も、世間の流れに逆らわず、集まりたい人の集まりが出来るようになりました。
しかも、その会に入ったら幸せになれるノウハウが一杯、そんな会が出来るのです。
まずは貧乏クジを背負わされた主宰者、相談役の私、何の役得区もない事務局(これから交渉)のたった3人で、恒例の昼カフェ会か夜の部のワイン会からのスタートとなりそうです。
11月3日の講演後の発想から考えて今日は6日ですから、ここまでに3日も掛かってしまい、村長の一言の掲載も遅れてしまいました。その研究会の名称は、貧乏クジを引いた弟子の名を冠してと私は考えていますが、本人がウンと頷くかどうか?
今後の開運道の発展に大きく寄与する研究会になるかどうかは皆さま次第、貧乏クジ的中の白羽の矢が、幸運の女神の微笑みにで、パワースポット「開運村」の幸運の破魔矢となることを願って、研究会という名の集会場づくりをお知らせします。

落し穴


 落とし穴

花見 正樹

私はいま82歳、ストレスについても学び、人間関係も含めて全てが順調・・・こう思っていました。
ところが最近、この考えの中にとんでもない「落とし穴」があったことに気付いたのです。
私は若い頃、人の好き嫌いが激しく感情の起伏が大きく、人間関係の好き嫌いも激しため、会社勤めも長続きせず、転々と仕事を変えた挙句、自立するしかないと覚悟を決め、的を絞って簿記を学び化学系学校に通い、必要な国家資格は全て取得し、勤めていた化学工業薬品・染料販売店から独立して今日に至っています。
その間、趣味でさまざまな道楽を重ね、自分なりに極めたつもりだったのが「占い」「ストレス&脳波」「整体」です。その占いには「人相学」や「相性」があります。
私は今まで長い間、誰とでも笑顔で接していましたが、ごく最近になって「人の好き嫌い」が、若い時のようにハッキリと姿を現してきて、我ながら修行の浅さと悟りの脆弱さに気付き、その突然変異に困惑しているところです。
「年をとると子供に還る」という俗諺にも今は納得、なんだかメッキが剥がれた感じです。
そこで、ふと気づいたことがあります。それはここ十年ほどは苦手な人とは交流せず、気の合う人とだけ付き合っていたのでは? と気づいたのです。
だから、不快な思いも対人ストレスもなかった・・・それが最近、我が家(事務所兼サロン)を解放したことによって否応なしに、いろいろな人達が出入りするようになったのです。
私のサロンでは、年に何度か隠居の集まりがあり、常連メンバーの高齢女性の同級生などという胡散臭い男も紛れ込むこともあります。
わずか数時間ですから我慢はできますが、最近はこの我慢自体がバカバカしく思えて来たのです。かといって、他人を集めておいて、ストレスになる人がいるからといって自分だけ帰宅する訳にもいきません。
今までは自分と合う人以外は招かなかった私の誤りが、私を「人の好き嫌いがない」かのように振舞わせていたのですが、これは真っ赤なウソ、本当の自分はかなり人の好き嫌いが激しいことを、最近はイヤというほど自覚させられています。
ごく最近、前述の知人の同級生以外に、人柄はいいのに得体の知れない気味悪さを感じたことがあり、自分の人間としての未熟さを思い知らされました。
勿論、そんな気持ちはオクビにも出さず、人前では笑顔でいますから私の内面を見透かす人はいませんが、また同じ人物と会う機会があるとしたら、今度は帰宅しての自宅仕事、と、心に決めました。もう、我慢しての義理付き合いはしない、これも開運の極意です。
人間関係では気(波長)の合わない人は必ずいます。それが会社の上司だったら悲劇ですね。しかし、相性診断の専門家である私でも、このような矛盾を抱えているのを知ったら、少しは気が楽になりませんか?
今まで永い間忘れていた人間の好き嫌い感覚を再発させてしまった私、これからが思いやられます。
これはもう、突然、思ってもいなかった「落とし穴」に嵌ってしまった、そんな気分です。

秋の味覚か健康か?


  秋の味覚か健康か?

花見 正樹

最近のテレビは歌番組とドラマが減って、グルメ番組と健康番組が花盛り、飽食の後は健康がきになるのは当然ですが。
いくら食欲の秋だからといっても、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、お洒落の秋、紅葉の秋、酒好きにとっては、燗酒の秋などもないがしろには出来ません。そうなると、ビールの秋、焼酎の秋、ワインの秋と續きますので種類はここで打ち止めです。
今年はマツタケが潤沢だったせいか全国の山々でキノコ採りが盛んになり、キノコ採り高齢者の滑落事故が激増、毒キノコの中毒死を含めてすでに約20人がキノコ採り絡みで命を落としています。たかがキノコでですよ。
もっとも私が遊び場にしている九州球磨川でも、たかが鮎釣りで命を落とす者もいますから一概に貶すことも出来ません。
鮎の味覚をおもいつくままに並べると、今日は柿を食べましたが固っくて食感はイマイチ、少し放置しておけば美味しく食べられそう。我が家の猫の額ほどの庭の甘柿はまだ実っていませんし食べても味は感心できません。私は熟し柿が好きです。
秋の味覚といえばなんといってもマツタケとサンマ、マツタケは豊作でも高嶺の花、名からして秋を代表する秋刀魚・サンマも今年は豊漁ですから食べ放題ですね。
それと、秋の味覚ランキングといえば、いつも4、5位あたりを争うのが栗とサツマイモ、栗には新米とのセットで栗ご飯という決め手がありますが、私は石焼芋でサツマイモに軍配を上げます。
秋の味覚といえば「秋茄子は嫁に食わすな」などという差別用語もありますが私はキュウリ派ですからナスはパスです。ところがナス派の人に言わすと、キュウリには薬効などないが、ナスに含まれるエルセチンやルチンは、その働きによってコレステロールを抑制し、関節炎、口内炎、腹痛、下痢などの治療にも役だつというのです。
そんなことで言えば、秋の味覚に加えられる里芋、カブ、人参、ぶどう、梨、りんご、サバ、アジ、カツオ、イワシ、チンゲン菜、銀杏、椎茸、しめじ、舞茸など。どれをとっても秋の味覚といえるものばかりです。
前出のサツマイモにもビタミンCが豊富に含まれていて、ビタミンEは玄米の2倍、食物繊維も多いので胃腸を丈夫にして消化器系の働きを高めるには効果のある食べ物で、最近の研究では肺ガンの予防にも効く成分があることも分かっています。だから私は今年もヤキイモ派のままです。
里芋だってバカに出来ません、あの独特のぬめりにはタンパク質や炭水化物が結合したガラクタンという物質があって、潰瘍やガン細胞の増殖を抑える働きと、その免疫力を高める作用があるそうです。
カブは根の部分より葉のほうにビタミンA、C,B1、B2、カルシウム、鉄分、それに食物繊維も豊富と、薬みたいです。
人参には、いうまでもなくビタミンA,βカロテン、ビタミンE、カリウムなど、これも薬膳素材そのもので、風邪の予防や貧血や冷え症、むくみの解消に加えて視力回復、乾燥肌なども改善し美肌効果抜群、凄い野菜なのです。
こうして、秋の味覚を並べ立ててその効能まで考えると「食べなきゃ損」ですから食べて食べて食べまくってメタボ、これは当然の帰結です。その結果、食べ物番組の後は「健康番組」、血糖値、血圧、糖尿病対策など至れ尽せり、そのうち病院紹介、墓地の紹介などの番組も、やがて企画会議に入ってくるような気がします。
ともあれ築地市場は豊洲に移転しましたが場外の店はそのまま残って寿司屋も健在、一安心です。

◆     ◆
●講演のお知らせ。

●講演タイトル
見えない世界の探求、
百歳長寿と手相について
●講師
開運道主宰・花見正樹師
●略歴
昭和11年1月東京都生まれ。花見化学(株)社主、(株)開運道スクール代表、米沢新聞社顧問、作家、占術家、整体師師範など。日本ペンクラブ、日本文芸家協会、日本音楽著作権協会などに所属。著書・奥日光多重殺人事件、坂本龍馬異聞、巨鮎に憑かれた男たちち等の小説、幸運の手相術、占い全科など多数。
● 講師の一言。
私の母は103歳と4ケ月生き、要介護5が要介護1となり老衰で逝きました。私はいま「元気で長寿の百歳会」を主宰しています。長寿の秘訣の一つは「ストレスを溜めない」を提唱し実践・指導中です。
手相は洋の東西を問わず、「手の中に宇宙があり、手の中に人生がある」と言われれてきました。したがって、手相をみるだけで性格や生き方などが分かります。手相を学ぶことは健康増進にも役立ち、当然ながら健康で長寿への道にもつながります。
それらのお話で少しでも皆様が、健康で幸せな長寿人生への道しるべとしてお役に立てば、私の望外の喜びとなります。
●主催・日本サイ科学会「第8回スピリチュアル研究会」
日時・平成30年11月3日(土)午後1時30分~4時30分
●場所・北(ほく)とびあ7階7011会議室
JR京浜東北線王子駅下車徒歩2分
ホーム最北端(赤羽寄り)の階段を下り改札口を出て見える高層ビル
●会費
一般二千円、サイ科学会員一千円(当日入会可)、学生一千円。
●参加ご希望の方は、
10月29日(月)までに花見あてメールでお申し込みください。
会費2千円は当日受付でお支払い願います。
メール・masaki94581@nifty.com 花見正樹
以上、宜しくお願いします。開運道主宰・花見正樹
(注)日本サイ科学会の常任理事は、開運村副村長でパワースポット担当の小林永周講師です。

私のウソとマコト


 

 私のウソとマコト

花見 正樹

私は隠居のわりには友人に恵まれているような気がします。
私の友人の基準は、ふと気が向いた時に電話して会食が気軽に出来る仲です。もっと親しい友人だと、電話もせずに仕事中の私の目の前に現れて「近所まで来たから」と、さっさと冷蔵庫から缶ビールを出してきて、さっさと始めながら「仕事しててもいいよ」です。友人がわざわざ来てくれているのに、しかめっ面で仕事を続ける訳にはいきません。そこでパソコン仕事のケリをつけて、「丁度、退屈してたんだ」などと友人の相手をすることになり、数時間はこれで潰れます。その友人が帰って「さあ、やるぞ!」と気合を入れたところで、アルコールが入ると怠け癖が出て「今日はもういいか」となるのです。それでも友人が訪ねてくれるのは嬉しいことです。
ただ、私は隠居とはいえ朝から深夜までぎっしりと仕事外のことも含めて予定を組んでいますから、予定にない出来事が増えると予定が狂うことが多々あります。そこでシフトを変えて仕事場を自宅にして、事務所兼サロンは人に会う場所に決め、来客がない時間に補足的な仕事をすることにしました。したがって仕事帰りの受講生や何人かの集まりがない時は5時に築地サロンを撤退し、帰宅して本格的に仕事に取り組むことにしています。
ところで、もうすぐ11月、11月に入るとボチボチと、本人またはその身内の「忌中に付き年賀遠慮」の葉書が舞い込み、こ10年来毎年10~15通は嫌でも届きます。今年は私の母が1月に亡くなっていますので、ついに自分が葉書を出すことになりました。要介護度1で103歳の老衰死などは医者も首を傾げるほど不思議な現象ですが、私は老衰を装った自殺だったのではないかと未だに疑っています。理由は、1月17日に病院で亡くなった母は、ほぼ3週間前のクリスマスには病院のクリスマスパーティに出席し、見舞いに来た親類家族を交えて歌を3曲も合唱しケーキも美味しそうに食べています。私はほぼ一日おきに母の元に通うのが日課でしたが、母は私が昔から何事にも凝り性で時間に余裕のないのを知っていましたから、私の時間を作るために食と水を自分から断って老衰死を装い、主治医はそれを見抜けなかった・・・そう考えると結構辻褄が合うのです。こうなると、私は母の意志を継いで、手の空いた介護の時間を世間への恩返しと自分の目的達成に全力を尽くさねばなりません。
そんな私のところに集う何十年来の仲間は、糖尿病や前立腺肥大症だの高血圧だの言いながら酒を飲み、私が健康で日々楽しそうに暮らしているのを羨んで、商売ッ気など針の先ほどもない私を「商売人」などと評価して褒め?てくれます。もちろん、友人達が言うのですから間違ったことではありません。多分、そう見えるのでしょう。
そこで考えました。ならば、この緑内障と視野狭窄症で「失明もある、手術は出来ないが進行を抑える薬が」と称して気休めの目薬(しかも3種類)の処方箋を頂き、1,2回使ってゴミ箱に棄てました。なぜ棄てたかと言いますと、「待てよ、もしかしたら失明も悪く無いかも」、それがその時の心境です。

それからは数十年前に習った中国整体を見直し日本の整体を3年、ひそかに整体にのめり込み、いつの間にか望みもしないプロの整体師を育てて免状を発行する立場になっています。82歳での転身です。
こうなれば整体師範の意地を見せて、いつか失明と告げた著名な銀座の眼科医に、「整体で視野が回復した」と報告して実際に目を診察&計測して頂き、それが立証されたら、その実践記を出版して印税を稼ぎ、眼科医の目を白黒させ、隠居仲間とは細やかな出版パーティを開いて「やっぱり商売人」と言わせたいものです。
さて、先日は100歳長寿を宣言し、今度は失明を覚悟して始めた整体を逆手にとって、整体で「目の難病を治す」と宣言しました。
「インディアンはウソつかない」「カイウンムラ村長もウソつかない」、こんな俗諺があるのであれば、どなたかこれを「ウソ」か「マコト」か見届けて欲しいものです。それにはあと18年以上は生きていなければ私の百歳長寿は見届けられません。失明の有無もしかりです。
ここで一言、このHPの「癒しの家」に載せた「整体のツボ」の殆どが目に効くツボで、私はそれを実践中、失明どころか目が回復しつつあるのですが、「目が悪くなったから出席しない」と義理交際を全て断った手前、暫くは今まで通りにします。
それにしても日本整体師連盟の師範を任されながら、かつて習った中国整体の凄さを最近になって実感した、というのが今日の顛末です。

◆     ◆
●講演のお知らせ。

●講演タイトル
見えない世界の探求、
百歳長寿と手相について
●講師
開運道主宰・花見正樹師
●略歴
昭和11年1月東京都生まれ。花見化学(株)社主、(株)開運道スクール代表、米沢新聞社顧問、作家、占術家、整体師師範など。日本ペンクラブ、日本文芸家協会、日本音楽著作権協会などに所属。著書・奥日光多重殺人事件、坂本龍馬異聞、巨鮎に憑かれた男たちち等の小説、幸運の手相術、占い全科など多数。
● 講師の一言。
私の母は103歳と4ケ月生き、要介護5が要介護1となり老衰で逝きました。私はいま「元気で長寿の百歳会」を主宰しています。長寿の秘訣の一つは「ストレスを溜めない」を提唱し実践・指導中です。
手相は洋の東西を問わず、「手の中に宇宙があり、手の中に人生がある」と言われれてきました。したがって、手相をみるだけで性格や生き方などが分かります。手相を学ぶことは健康増進にも役立ち、当然ながら健康で長寿への道にもつながります。
それらのお話で少しでも皆様が、健康で幸せな長寿人生への道しるべとしてお役に立てば、私の望外の喜びとなります。
●主催・日本サイ科学会「第8回スピリチュアル研究会」
日時・平成30年11月3日(土)午後1時30分~4時30分
●場所・北(ほく)とびあ7階7011会議室
JR京浜東北線王子駅下車徒歩2分
ホーム最北端(赤羽寄り)の階段を下り改札口を出て見える高層ビル
●会費
一般二千円、サイ科学会員一千円(当日入会可)、学生一千円。
●参加ご希望の方は、
10月29日(月)までに花見あてメールでお申し込みください。
会費2千円は当日受付でお支払い願います。
メール・masaki94581@nifty.com 花見正樹
以上、宜しくお願いします。開運道主宰・花見正樹
(注)日本サイ科学会の常任理事は、開運村副村長でパワースポット担当の小林永周講師です。

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体育の日に想う。
「占い悩み相談・癒し整体」への夢

花見 正樹

本日は体育の日、朝早くから町内運動会を知らせる「音だけ花火」が会場の町営運動場あたりから打ち上げられています。
私も参加してみたい気はあるのですが、今日に限って男孫が来ていませんので不参加にしました。
この3連休、土日は家族で外出もしましたが、子や孫の姿がない連休最終日は、もうパソコン仕事をするしかありません。
今週のHPもあと一息、体育の日はパソコン叩きの指の運動と時々の階段歩きで我慢します。
以前は率先して運動会などに参加していた自分を考えると、寄る年波には逆らえない現状をつくづく実感させられます。
私は平均寿命を超えた自分の人生を省みて、完璧な人生を100として80点ぐらいの合格点は与えてもいいと思っています。
私は自分を総括して「挫折の人生」として、自分が果たせなかった夢を自虐的に認めていますが、それも今後の健康次第ではまだまだ夢の実現に向かう可能性が残されていますから、もしかしたら将来90点近くまでの人生点UPもあるような気もします。今までの私は、「もの書き・占いの弟子育て・大鮎釣り」を三大生き甲斐にして参りました。
私の「もの書き」の対象は小説ですが、最近はこの一文を含めてHP読者への心のメッセージ伝達として「もの書き」仕事の一環として積極的に取り組めるような心境になってきました。
作家は文章で人に感動を伝える喜びがあり、それが生き甲斐になり、そのために骨身を削る思いまでして発想を練り机に向かって創作活動に打ち込みます。これもまた悔いのない人生、どちらにしても文章は死ぬまで書き続ける、これが私の運命です。

占いの弟子づくりは、人を幸せにする開運への道をより広く普及させるには、一人でも多くの弟子を育てて世に出し、開運道の目指す幸せな人生への賛同者を増やしたいからです。
私は、半世紀以上も前の20代後半から占いを学び、気学同会法を活用して今日に至っていますが、そのお蔭で心身共にすこぶる元氣で健康、年齢の割には健康面100点、もう大満足で何も思い残すことは・・・あります。この満足感は、個人的な満足感だけですから、この幸福感を他に伝えるには、まだまだ思い残すことばかり、より多くの人に幸せになって頂くには、自分より優れた弟子を育てて、その後進に思いを託すしか道はありません。これからも弟子育ての道は続けます。
なお、三番目の生き甲斐の「大鮎釣り」は近年、球磨川の激流に身体が耐えられず大鮎は無理、実際は「中鮎」、看板に偽りありですが、日本一の激流に腰まで浸かって中鮎を釣れるうちは人生現役、男冥利に尽きます。で、これも続けます。
以上、「三大生き甲斐」または「三大道楽」に余生を捧げるべく日々奮闘中の私に、降って湧いたような整体の師範免許、これは自分から望んで得たものではありません。だからこそ「天の声」と私はとらえ、これも残りの人生に組み込むことにしました。
占いで心を開いて開運に導き、整体で体の健康を増進させ、これで悩みもストレスも解消出来たら私の理想通りです。
そこで私がいま真剣に考えてたのは「占い悩み相談・癒し整体(仮名)」です。料金設定も割安で考えています。
幸いなことに弟子(開運道講師)の中には、アルファー波(脳波)がよく出る人がかなりいます。多分、訓練すれば私のように手(指先)からも気(アルファー波)が出るようになりますから整体にもすぐ役立ちます。すでに何人かはこれをクリヤしていますので、この一文に目を通して興味があれば何らかの反応があると思います。理由は、教える我が身は一つで早い者勝ち、後からの申し込みは順番待ちになることを、「手相手まさつ健康法」の実践で先刻承知だからです。
開運道の気学占いは、生年月日を聞いただけで何も見ずに性格や運勢が分かりますから、このケースにはピッタリです。
占術家には整体を教え、整体師には占いを教える・・・過去の例からみてこれは可能、私の夢は実現する気配濃厚です。
なぜか「体育の日」の私はいつになく積極果敢、ハートは若者の如くに燃えていて、座っていても心は全力疾走です。
人を幸せにしたい・・・この情熱が私の幸せづくり人生への起爆剤になり、結果的にその恩恵を受ける人もいます。
(注)この夢に興味がある人は「この指止まれ」で優先特典(受講料半額など)もあります。
同時に「占い悩み相談・癒し整体」の施術体験希望者(半額以下)も受け付けます。
ご案内の詳細、お問い合わせはメールで、masaki94581@nifty.com 花見正樹まで。
さて、私のこの「体育の日」の夢に付き合う物好きが居るやら居ないやら、楽しみです。

災難日


災難日

9月の最終日となる30日の日曜日、大型台風24号の襲来で各地に被害が続出しています。
いま、夜の8時で埼玉北部の我が家の周辺は、雨もなく風もなく蟲の音もなくひっそりと静まり返っています。
これが俗事いう「嵐の前の静けさ」とは知りつつも。もしかしたら台風は横に逸れたかな? とつい思ったりします。
それでも都内および関東近県のJRをはじめとする交通機関はすでに続々と運行を停めています。
この束の間の静寂もあと数時間もすれば荒れ狂う暴風雨に襲われるのは間違いなさそうです。
この日曜日は台風の影響で子も孫もいませんから仕事が捗りました。
この村長の一言でHPも完済、もう気が楽です。
それにしても日本列島の最近の天災による被害の大きさは異常としか言いようがありません。
東北の大地震大津波被蓋以来、熊本、大阪、愛媛などに続いて今度は北海道胆振東部地震、ここの災害支援にも付き合います。これも、明日は我が身だからです。
これも災害なのか、角界が荒れています。
旧態依然で臭い物には蓋をしろ式相撲協会にもかなりの大型台風が襲っているらしく理事会も大荒れの様子です。
天下の大横綱だった貴乃花親方が、窮屈で居場所のない角界に愛想を尽かして親方どころか部屋も畳むというのです。
海が荒れると思わぬ獲物が濱に打ち上げられて漁夫に拾われ市場で売られます。これが漁夫の利なのかどうかは知りませんが、待てば海路の日和りありで、千賀の浦部屋のオーナー(元関脇・舛田山)の友人としては黙って「漁夫の利」の朗報を待つばかり、なにしろ長年の貧乏部屋が一気に大金持ち部屋になりそうなのです。
なにしろ元舛田山が千賀の浦部屋として独立してからはや数十年、幕内力士まで育ったのはわずか二人、殆どが十両も幕内もいない相撲部屋でしたから、貴の花部屋の消滅での降って湧いたような現役関取の遺蹟騒ぎ。もしも、こんな夢のような話が現実になれば、まるで風に吹かれて窓から飛び込んで来た紙切れが1億円の高額宝クジだったようなもの。中には、貴乃花部屋で部屋頭だった小結・貴景勝(22)のような伸び盛りの力士もいて、一気に幕内力士が四人、押しも押されもせぬ泰然とした大部屋です。
折しもこの日、貴乃花親方の引退や貴景勝の移籍問題の遠因となった宿敵・元横綱日馬富士関の引退断髪披露大相撲が両国国技館で行われました。当然、貴景勝関も出場しますがどちらも胸の内は複雑だと思います。
災難続きにもう一つ、災難の芽をやっと一つ摘んだ感じですが48日は警察も遅すぎました。
所持金280円、コンビニの万引きで捕まった逃走容疑者男はただ哀れ、どんな人生になるのか・・・
こちらは観客の災難を避けた話題です。
今日30日(日)、XJAPANの千葉・幕張メッセ国際展示場ホールでのライブが、台風での混乱を避けて観客なしという異常事態で実施されました。観客なしでも実施した理由は、このライブの模様をWOWOWメンバーズオンデマンドで生配信しなければならないから。それに加えてYOSHIKI CHANNELにも生中継することになったからです。
もしも、TOSHIが離婚しなかったら、私はXJAPAN公演には必ず招待されていました。理由は別れたTOSHIの奥さんが旧開運道スクールの卒業生だったからです。特に好きでもなかったXJAPANのことですが、メンバーの音楽に対する真摯な姿勢は、私が音楽制作を仕事にしていただけによく理解出来て好ましいものでした。台風に負けず・・・この姿勢も立派です。
いま、風と雨が激しく雨戸を打ち始めました。これから暴風雨が北関東を駆け抜けるらしく久喜市の防災カーのスピーカーが台風の中を走り回って「竜巻注意報」を叫んでいます。私はまだ竜巻が襲ってきた時の防御の方法を知りません。

ツボ探し!


ツボ探し!

花見 正樹

人付き合いのツボ、金運上昇のツボ、元氣のツボ、ストレス解消のツボ・・・私は今、漠然とそんなことを考えています。
もっと若い時でしたら、モテるツボなども考えたかも知れませんが82歳の私が、そんな不遜なことを頭の隅にもおくべきではないのはよく分かっています。それよりもっと大切な「人を幸せにするツボ」でも考えたほうがよほど有意義なのは当然、それなのについ横道に逸れるのは、未だに悟りが開けていいないからです。
いま急務なのは、家庭的に不遇な50代以上の女性の相談に多い経済的不安への対応です。
現政府は大企業優遇、富裕者優遇ですから、日本人の大半は中流生活などと呑気なことは言っていられません。今は中流と思っていても大地震が来たり配偶者が倒れたり、交通事故や急病など、思わぬアクシデントから一気に下流生活に流されるかもしれないのです。
この予期せぬ出来事は、地震も豪雨災害も火災などによる災難は避けようもありません。それに、交通事故死も年間約3万人と判で押したように統計的数字になっていますから、何事もなく暮らしているだけでも運がいいと思わなければ天罰が降ります。
では、何事もなく暮らせれば幸せなのか? と聞かれると、これまた疑念が湧きます。
一緒に過ごせるパートナー、我が身に緊急事態が起こっても不安のない家庭環境、老後も安心して暮らせる経済的裏付け・・・
これらが永久に続くなら、こお世の中なんの心配もありません。そっらは砂上の楼閣、何かが起これば一瞬にして消滅します。
これまでは政府も何とか高齢者対策を前向きに考え、長寿を表彰してきましたが、これからは貧しい高齢者も続けますから、政府の助成金も追い付かず、止むを得ずという理由で高齢者を冷遇する方向になるのは目に見えています。
すでに、ここ数年で政府の高齢者対策も変わり、政府から補助が出ている民間の高齢者施設では、宿泊介護は3ケ月まで、そこで自宅か他の施設に移って、また3ケ月後に再受け入れをするのですが、その時空きベッドがないと入所待ちになります。これは、私が母の介護時代にイヤというほど骨に応えた政府の高齢者対策のワナです。ここで体力気力財力のない高齢者は明らかに寿命を縮めて淘汰されてゆきます。
私は、母の介護を通じて弱者としての我慢強さも身につけました。これをこれからは世のため人のために生かしていくことに決めました。
それと、もしかして老人介護施設に入った時は、どなたでもプライドや人間性を踏みにじられる覚悟が必要です。なにしろ、起床、食事、入浴、就寝時間など個人の自由はないのですから、それに対応できる柔軟な人間性がない人の老後は惨めです。
そうしないで済む方法は、今からでも経済的余裕をつくる策を考え、それを実行することです。私はそれに気づきました。
だからこそ自分の残り少ない時間を割いて、低所得者の底上げを図っての副業、主業のお手伝いを続けているのです。
もしかしたら、私は母の介護生活から、弱者のツボを学びとっているような気がします。
東洋医学では、身体に必要な経路と経穴(ツボ)は、経路が14本、経穴(ツボ)が361ケ所あり、どれもが大切です。
私達は、ツボという言葉を何気なく別の意味で日常的に使っていますが、「肩こりのツボ」などとは別の意味で、前述の「人付き合いのツボ」などという整体とは全く関係のない使い方もしています。
それでも共通点があって、「重要なポイント」という意味ではどちらも同じです。
ですから、人生でも「人間関係、愛情、仕事、金運、学識、趣味、娯楽、健康、長寿」などの最善のツボをビシっと抑えたら、もう鬼に金棒、間違いなく人生の達人になって、生きているだけで毎日が楽しくて堪らなくなるはずです。
開運道は、それらのツボの極道(きわめみち)を目指しています。したがって、開運村村長の私(花見)は極道者と言われても反論はしません。
と、ますます「開運のツボ」を極めて弱者救済への道を邁進するのみ・・と、老いの身に鞭うっているところです。