お元気ですか? 暦の上では「梅雨入り」、天候不順な日々がこれから続きます。
お互いに「健康第一」、元気で楽しく日々を過ごしましょう。
私は仕事の手を休めた時、眼下の築地本願寺を眺めて疲れを癒します。
上の写真は、6月9日(金)現在の築地本願寺の中庭風景です。
この工事は、平成15年からの計画に基づき、昨年晩夏の盆踊りが終ってから始まりました。
それからは、広い本願寺の中庭に工事の車が出入りして、今はこのような姿です。
なにしろ、私のオフイスの眼下の風景ですから、気にしないではいられません。
築地本願寺からの工事説明では、「修景整備で本願寺が、開かれた寺院として憩いの場になる」そうです。
工事は、ピンコロ石とカラーブロックと芝生を組み合わせた修景整備からスタートします。
設計は三菱地所設計とあり、建築家・伊東忠太氏の基本設計に忠実にとなっていますが、伊東忠太氏についての説明はとくにありません。
インフォメーション棟と永代合葬墓(合同墓)を新たに設置して、多くの人々に利用される寺院にして、憩いと安寧の場を提供とありますが、何だか「めい冥途で安らかに」と聞こえないこともありません。
施工は松井建設で、上記写真の右側が第1期工事で参拝者用駐車場で、この工事が先行して着手しています。
今後、第2期も並行して進めるそうですが、第2期は写真左側に建物が出来ます。
次の画像が、それらの完成イメージです。
この「築地本願寺境内整備並びに建物除却・新築・改修及び合葬墓設置工事」は、「首都圏宗務特別開教区伝道推進基本計画」に基いた計画だとありますが、役所の必要な書類上の大義名分を見ただけではとても理解できません。
早く言えば、「若い世代の宗教離れを防ぐ」「ライフスタイルの多様化に対応」「仏教を身近に」「心豊かな日々を」「終活など人生のラストステージを支える」、そんな環境のばを整える、ということのようです。
新たに建つ二階建て内には、50席程度のカフェ、多目的ホール、仏教書などの販売コーナーなどが出来ます。
これらが完成しますと、観光客や参拝者の憩いの場として年間約33万人に及ぶ来訪者を誘致できる予定です。
さらに、地下鉄日比谷線築地駅から境内に直接入れる通路もできるそうです。
以上、装いを一新した折は、創建から400年を迎える節目の年に「報恩講」として開かれる盛大にお披露目されます。
さて、その時に私はどうしているか・・・こればかりは今のところ白紙状態です。