背中を押されて!


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お元気ですか?
秋風さわやかな季節になりました。
朝晩冷える頃になると夏の疲れがドッと出るとも言われますが、友人知人の訃報も秋風から始まる感じです。
私も、そろそろどこか体調に変化があるかと高齢者なみの期待をしてますが、前歯が一本少々ガタついています。
まだ多分、認知症は大丈夫だと思いますが自信はありません。来月半ばには、運転免許証切り替え前の高齢者運転講習を受けなければなりません。2年前は、受講した自動車教習学校で、高齢者講習会を始めて以来二人目の満点の私でしたが今回はどうなるか? 2年前とはまるっきり体力が違ってきているのです。
つい一か月前の9月下旬、九州・球磨川の釣行で激流は大丈夫だったのに、重い荷物を担いでの河原と高低差のある長い崖道を歩いていて突然、息が上がって足が動かなくなって完全にバテたのです。これは私にとって初めての経験で意外な驚きでした。多分、「これ以上は無理」という体の注意信号がこ自分の足を止めさせたと思いますが、3分ほどの休憩で元には戻りましたが、いい体験でした。
その時、脳裏に浮かんだことがあります。
さて、そんな気持ちで土曜日の今日15日、母が世話になっている元気村という高齢者施設に、週末帰宅の迎えに行きました。すると、その施設2階の家族交流サロンの壁に、なんと母のクレヨン画が数人の絵に交じって遠慮気味に貼り出されているのです。書であれば母は書道師範で教室を開いていたので驚きませんが、絵を描いたのを見たことは全くありません。でも、私の末娘は仕事が絵描きでしたから、きっと逆隔世遺伝なのかとも思えます。母に「すごい!」と褒めたら破顔一笑、それが冒頭の笑顔です。102歳がこれですから、まだ80歳の私がバテ この瞬間、球磨川での弱気体験は跡形もなく吹き飛んで消えました。ここで、私は自分に都合いいように、こう言い訳を考えました。今回は半徹夜続きで無理をした。しかも運動不足の体で釣行を甘くみて準備不足だった。その上、にわか豪雨に叩かれての体力消耗が原因で、これはアクシデントだ。次回は絶対、こんなことはない。そこで、来年も例年通り、同じ場所に入ることに決め、階段上りからの仕切り直し・・・と、母の気合に背中を押されて何だかヤル気を取り戻したところです。