夢占い


山伏

 先週は年甲斐もなく徹夜仕事と夜のドライブを話しましたが、その後遺症で今週はよく寝ました。よく寝たおかげで私の夢日記には面白い話が満載です。夢は潜在的な欲求や過去の体験や願望、ありとあらゆる心象風景が脳内でごちゃごちゃに混ぜ合わされてレム睡眠時に顕われます。
 私は夢を、正夢、逆夢、予知夢、虚夢、雑夢(劣夢、死者夢を含む))と分類しますが、いい夢か悪い夢かは判断がつかないこともよくあります。夢日記をつけ始めて数十年、この夢をヒントにエッセイや小説の一部に生かすこともままあります。映画の黒澤監督は自分の見た夢を脚色して立派な作品を残しています。
 夢日記は、当然、夢占いに直結します。その結果、私は様々な体験をしています。
、声を髙くして語りたい夢もありますが「夢は人に語るな」の俗言もありますし、恥かしくて表に出せない夢もあります。拙著に「この一冊で夢占い師になれる(右文書院刊・千円)」が、ここには自分の夢による実体験がかなり詰め込まれています。
 昔から夢は「五臓六腑の疲れ」と言われますが全くその通りです。それに「脳の疲れ」と現代風に「ストレス解消」を加えると、こうなります。
「夢は、大脳と五臓六腑のストレス解消」、私は、それに「夢占い」を載せます。知人の医師は、夢なんて脳に溜まったゴミを捨てるようなもので「全く意味がない」と一刀両断ですが、私はそうは思いません。
 今朝の夢日記にも「浄水器使用で製造したワインの試飲、味覚は美味」「山伏と寺坊主数人が険しい山道を歩行中」とありますが意味不明ですが、勝手に「やり掛け仕事の完成」「近いうちに難題を抱えた相談者あり」と解釈しています。
 宜しければ短編小説をどうぞ!
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