お元気ですか?
テレビニュースで海底火山噴火の模様が無人ヘリで撮った映像が放映されていました。小笠原諸島に新たな島が誕生しつつあるというのです。
小笠原諸島西ノ島の南西500メートルでの噴火ですが、すでに西ノ島の大半を飲み込んでいるそうですから、このなな噴火が続くと、かなり大きな島が出来て日本の領地が広がります。
調査船から送られてくる映像を見て驚いたのは、周辺の海には熱帯性の魚や大きなサメまでいて生態系の狂いはしんぱいなさそです。しかも、噴火した新島に飲み込まれた西ノ島のわずかな土地には、そこに生息する野鳥が子育てをしながら何とか生き伸びています。これには驚きました。木も草もなく巣もない荒れ地に生物は存続して日々の営みを続けていたのです。
なお、現時点での中心部座標は、北緯27度14分49秒 東経140度52分28秒、面積は2,71km²から拡大中、最高標高は約150m、日本橋からは約1,000キロ離れていますが、東京都小笠原村に所属しています。
西之島は東京の南約1,000km、父島の西約130kmに位置し、火山列島(硫黄列島)と同一火山脈に属し、付近では海底火山活動が活発であ 西ノ島は海底から約4km、直径約30kmの大火山体の海面上にある山頂部です。
周囲の海は、島の北方沖合い約1km、西方約400mまでの水深は5m未満の浅い海、その先は急斜面となり、約4千mの深海まで坂が続きます。植物も魚類や鳥類も豊富ですが、この噴火で大きく変わる可能性もあります。
一般に海底火山から噴き出る溶岩が海上に積もって島が出来ても、重い地質のために自重でまた沈んでしまいます。
ところが今回は、大陸を形成する地質と同じ軽い岩石で成るそうですから、このまま噴火が続くと間違いなく大きな陸になります。
もしかすると、日本大陸が出来たりして・・・ま、1万年ぐらいはかかると思いますが。
領土が狭いということは食料や気質にも影響するらしく「島国根性」「大陸的おおらさ」などの言葉もあります。
1万年後の日本人がおおらかで幸せかどうか? 私達には調べるすべはありませんが楽しみです。