人のご縁


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  左が東久世章(あきら)氏です。

 本日は人の縁について触れます。
 先日、鹿児島で西郷隆盛公のご子孫・西郷隆夫さんと会食して大いに歓談した件をここに載せました。
 それを見た公家・東久世道通禧(みちとみ)公のご子孫・東久世章さんが「遠縁らしい」と言うのです。
 そこで、西郷家の系図と東久世家の系図を突き合わせることにしました。歴史を好きな方は、幕末の長州征伐時の七卿落ちといえば、よ
く知られていて、東久世卿が大宰府に流された時は、坂本龍馬も会いに行っています。
 その東久世通禧、西郷隆盛は、お互いに戊辰戦争では東征軍の参謀ですから親しい仲であるのは当然ですが、子孫までご縁があるとは?
 で、調べた結果、次ようなことが判明しました。
 西郷隆夫さんは、隆盛公と正妻・糸さんの間に生まれた寅太郎さんの孫ですから、直系の曾孫(ひまご)です。
 東久世章さんは、母が通禧公の孫ですから、やはり曾孫ですが、父は米国人で国際的な弁護士で、いわゆるハーフです。
 前述の遠縁は、こんなことです。
 東久世家の縁者が、隆盛公が奄美大島時代に愛加那との間に生んだ菊子(菊次郎の妹)の娘・すみ子と結婚していました。
 したがって、西郷隆夫さんとは直接は結び付きませんが、縁者であることは確かです。
 最近、このような例が身の回りに沢山起こっています。
 なお、東久世章さんは、私の文學の弟子で、開運村HP内の日本文芸学院に壮大なスケールの小説「太平洋年代記」を連載中です。
 さらに、開運村HPの「お世話人紹介」欄には占述家名「ビギー・ネプテューン」講師として載っていて占いでも活躍中です。
 なお、開運村会員には、咸臨丸で訪米した勝海舟や福沢諭吉の上司で軍艦奉行・木村摂津守のご子孫などもいて多士済々、賑やかです。