「のうるし」の花


 「のうるし」の花

加須市浮野の里 に対する画像結果 コロナ禍の収束ままならぬ令和4年の大型連休、「ついに来たか!」と、身構えたところで、例年と何も変わりません。子供や孫や曾孫までバラバラと集結して、我が家を拠点にあちこち遊びまわるのを常としているからです。
以前と変わった点は、一昨年のコロナ禍到来から連休に宿泊する身内がめっきり減ったことと、私の釣り仲間の孫が今年から中学生になって交友関係が一変、ジイは離れでとんと寄り付かず、泊まりに来てもNEゲームに夢中、学校でも部活でゲームのソフトを作成中だとか。
月への旅行が現実になった時代の変遷とともに、粗大ゴミに化した年寄りの悲哀を感じながら、この大型連休も子供や孫の誘いに乗って、近隣の名もない地元自称の名所などを訪ね歩いているのです。
浮野の里の「ノウルシ」(見ごろは4月上・中旬です)/加須市
つい先日は、私の住む栗橋に隣接する加須市を訪れ、のどかな田園風景の一角にある残す「浮野の里(うきやのさと)」という地域に行ってきました。ここは、全国「水の郷」百選にも認定(平成7年)されていて自然そのままの周辺には、くぬぎ並木や掘割りもあり、私が訪れた4月下旬には、ノウルシの花が鮮やかな黄色に色付いてあたり一面に咲き誇っていました。
ノウルシは、トウダイグサ科の多年草で、浮野の里にはm約1,000平方メートルの群生地があるのです。ノウルシは、絶滅の危機にあるらしく、看板の説加須市浮野の里 に対する画像結果明によると埼玉県から絶滅危惧2類に指定されているという貴重な野生植物だったのです。 それもあってか、この周辺一帯が、「加須の浮野とその植物」として埼玉県の天然記念物に指定されているそうで、これも納得です。
ついでに一言添えますと、加須の名物は「うどん」、製麺所直営店での食事も家族の狙いなのです。私はソバ派、残念!
さて、今日は誰がどこへ私を拉致しようと企んでいるのか、ジジは大自然、ババは買い物、この分担だけはこの数十年、何ら変わることのない我が家の大型連休パターン、よく飽きないものと感心するばかりです。

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    仕事は引退しました。