月別アーカイブ: 2019年11月

白内障手術記-13


白内障手術記-13

花見 正樹

   11月16日に行われた天皇陛下の即位祝賀パレードに続いて、天皇陛下の即位に伴う「大嘗祭(だいじょうさい)の儀」が14日夜から15日にかけて皇居で行われました。この儀式は、天皇陛下が神々に米などを供えて国と民の安寧と繁栄と五穀豊穣を祈られる行事です。 これで天皇陛下の即位に関する一連の行事は全て無事に終了しました。
皇室に関心のない人は別にして、国民の大半は「やれやれ無事でよかった」と安堵したことと思います。
それでも、NETや週刊誌ではこれらの儀式にまつわる裏話などが載りますので油断はなりません。
その根底には、以前から指摘されている安倍総理の皇室軽視が潜んでいたりして少々厄介なのですが、これは仕方ありません。
なにしろ、幕末のクーデターに先駆けて、新たに明治天皇を奉じて政権奪取を成功させて天下を手中にしたのは長州藩、まさしく安倍総理のご先祖さま方に他ならないからです。安倍総理としては、天皇家の国民的人気よりも、なぜ自分の支持率が伸び悩むのか、苛立ちながら面白くないのは明らかです。
その不遜な態度は、天皇の祝賀パレードでも存分に発揮され、後続車両で窓を開けて手を振ったのは安倍総理のみ、何のためのパレードかさえ忘れていたとしか思えません。その心情から察して、天皇が桜の会を主催するなら自分も許されて当然、「何が悪い!」と、開き直りたいのが本音だと推測し、つい「お気の毒に」と同情してしまいます。
古代中国の魏の国の宰相・曹操は、漢の皇帝を手中に収めて好き勝手に詔文を発し、ついには息子の曹ヒの代になって漢帝を廃して曹ヒが皇帝の座についた例もありますので油断はなりません。これからも、安倍総理を取り巻く長州閥からは目が離せません。
目といえばが私の眼は、右は最悪で左は順調、この「白内障手術記」もあと数回で終了します。
「やがて失明・手術不能」と」と宣告さ、一念発起して、失明後は「整体師範で弟子育て」まで可能にした身がなんとSU眼科のお陰で視力が奇跡的に回復、免許証の更新にいま一歩のところで足踏み中、奇跡が起きるか起きないか、その結末を以てこの項を閉じます。
私の誕生日は1月5日、12月上旬に更新に挑戦それで駄目なら眼鏡を変えて再挑戦の予定です。
ここに添付した両目の黒点は緑内障で見えない部分、視野狭窄症ですからいずれは失明ですが、これは寿命との兼ね合いですから全く気にもなりません。これからも淡々と日々を過ごして参ります。

白内障手術記-12


白内障手術記-12

花見 正樹

大型台風での日本列島大被害やラグビー旋風と、目まぐるしく動いた10月の末、沖縄の首里城が燃え落ちました。
あの朱色の華麗な建造物が一夜にして灰燼に化すとは残念無念、観光の目玉でもあっただけにその損失は計り知れません。
地元の高齢者は、今でも首里城のことを「大学跡」と表現します。
私の親しい知人が琉球大学の教授だった関係もあり、仕事でも沖縄にはよく通いました。その頃はその場には琉球大学がありました。
私は仕事外でも沖縄にはよく通っていて、「ひめゆりの塔」や「太平洋戦争史跡」巡りも何度かしています。
その他にも記憶に残っていることがあります。
たまたまゴルフ仲間である某テレビ局勤務の友人O氏からの誘いで、ゴルフ旅行と大会見物を兼ねて沖縄に行くことになりました。
大会とは、那覇カントリークラブで行われる「1981年度 沖縄牧港自動車レディストーナメント」のことです。
私の友人と大会プロデューサーの松井功氏が友人関係で、松井氏の奥方(当時)である樋口久子(通称チャコ)プロの応援をし、大会終了翌日に、我々でプライベートゴルフを楽しんで帰京する計画でした。
スコアは忘れましたが、チャコの朝のスタート時のスコアは首位と5、6打差ほどで、生きのいい若手の台頭から考えると追いつくくのは無理と考えられました。ところが、あれよあれよで最終ホールでは首位と一打差にまで迫って。いました。
しかも、最終ロングホールの第3打でチップインバーディ、大逆転での優勝です。観衆の大喝采を浴び、主催者側のご亭主も応援の我々も面目を施した一瞬でした。
その前年のことです。
私の受講したゴルフ教室の教師・林由郎プロの愛弟子でもある青木功プロが、ハワイオープンの最終ホール首位と2打差でロングホールの第2打目で残り128ヤード。ピッチングウエッジで振り抜くと、弧を描いた白球は真っすぐ飛んでグリーンを捉え、そのまま転がってカップインで奇跡的な大逆転の優勝劇。これを知った時の興奮は未だに私の記憶に残っています。
一昨日の11月1日(金)、SU眼科での検診では、緑内障と視野狭窄症の悪化でか、右眼の視力が鏡使用で0.1とかなり落ちていました。 頼みの右眼も眼鏡使用で0.6・・・免許証には少々パワー不足ですが、上記の2例のように奇跡的な逆転劇は世の中にいくらでもあるものです。
その結果をお知らせするまでの「白内障手術記」もあと一か月です。自分の不摂生を棚に上げ、SU眼科の皆様にお礼を言うか愚痴を言うかは結果次第。ささやかな個人的問題ではありますが、奇跡的大逆転狙いの結末を楽しみにお待ちください。