花見 正樹
最近のテレビは歌番組とドラマが減って、グルメ番組と健康番組が花盛り、飽食の後は健康がきになるのは当然ですが。
いくら食欲の秋だからといっても、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、お洒落の秋、紅葉の秋、酒好きにとっては、燗酒の秋などもないがしろには出来ません。そうなると、ビールの秋、焼酎の秋、ワインの秋と續きますので種類はここで打ち止めです。
今年はマツタケが潤沢だったせいか全国の山々でキノコ採りが盛んになり、キノコ採り高齢者の滑落事故が激増、毒キノコの中毒死を含めてすでに約20人がキノコ採り絡みで命を落としています。たかがキノコでですよ。
もっとも私が遊び場にしている九州球磨川でも、たかが鮎釣りで命を落とす者もいますから一概に貶すことも出来ません。
鮎の味覚をおもいつくままに並べると、今日は柿を食べましたが固っくて食感はイマイチ、少し放置しておけば美味しく食べられそう。我が家の猫の額ほどの庭の甘柿はまだ実っていませんし食べても味は感心できません。私は熟し柿が好きです。
秋の味覚といえばなんといってもマツタケとサンマ、マツタケは豊作でも高嶺の花、名からして秋を代表する秋刀魚・サンマも今年は豊漁ですから食べ放題ですね。
それと、秋の味覚ランキングといえば、いつも4、5位あたりを争うのが栗とサツマイモ、栗には新米とのセットで栗ご飯という決め手がありますが、私は石焼芋でサツマイモに軍配を上げます。
秋の味覚といえば「秋茄子は嫁に食わすな」などという差別用語もありますが私はキュウリ派ですからナスはパスです。ところがナス派の人に言わすと、キュウリには薬効などないが、ナスに含まれるエルセチンやルチンは、その働きによってコレステロールを抑制し、関節炎、口内炎、腹痛、下痢などの治療にも役だつというのです。
そんなことで言えば、秋の味覚に加えられる里芋、カブ、人参、ぶどう、梨、りんご、サバ、アジ、カツオ、イワシ、チンゲン菜、銀杏、椎茸、しめじ、舞茸など。どれをとっても秋の味覚といえるものばかりです。
前出のサツマイモにもビタミンCが豊富に含まれていて、ビタミンEは玄米の2倍、食物繊維も多いので胃腸を丈夫にして消化器系の働きを高めるには効果のある食べ物で、最近の研究では肺ガンの予防にも効く成分があることも分かっています。だから私は今年もヤキイモ派のままです。
里芋だってバカに出来ません、あの独特のぬめりにはタンパク質や炭水化物が結合したガラクタンという物質があって、潰瘍やガン細胞の増殖を抑える働きと、その免疫力を高める作用があるそうです。
カブは根の部分より葉のほうにビタミンA、C,B1、B2、カルシウム、鉄分、それに食物繊維も豊富と、薬みたいです。
人参には、いうまでもなくビタミンA,βカロテン、ビタミンE、カリウムなど、これも薬膳素材そのもので、風邪の予防や貧血や冷え症、むくみの解消に加えて視力回復、乾燥肌なども改善し美肌効果抜群、凄い野菜なのです。
こうして、秋の味覚を並べ立ててその効能まで考えると「食べなきゃ損」ですから食べて食べて食べまくってメタボ、これは当然の帰結です。その結果、食べ物番組の後は「健康番組」、血糖値、血圧、糖尿病対策など至れ尽せり、そのうち病院紹介、墓地の紹介などの番組も、やがて企画会議に入ってくるような気がします。
ともあれ築地市場は豊洲に移転しましたが場外の店はそのまま残って寿司屋も健在、一安心です。
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●講演のお知らせ。
●講演タイトル
見えない世界の探求、
百歳長寿と手相について
●講師
開運道主宰・花見正樹師
●略歴
昭和11年1月東京都生まれ。花見化学(株)社主、(株)開運道スクール代表、米沢新聞社顧問、作家、占術家、整体師師範など。日本ペンクラブ、日本文芸家協会、日本音楽著作権協会などに所属。著書・奥日光多重殺人事件、坂本龍馬異聞、巨鮎に憑かれた男たちち等の小説、幸運の手相術、占い全科など多数。
● 講師の一言。
私の母は103歳と4ケ月生き、要介護5が要介護1となり老衰で逝きました。私はいま「元気で長寿の百歳会」を主宰しています。長寿の秘訣の一つは「ストレスを溜めない」を提唱し実践・指導中です。
手相は洋の東西を問わず、「手の中に宇宙があり、手の中に人生がある」と言われれてきました。したがって、手相をみるだけで性格や生き方などが分かります。手相を学ぶことは健康増進にも役立ち、当然ながら健康で長寿への道にもつながります。
それらのお話で少しでも皆様が、健康で幸せな長寿人生への道しるべとしてお役に立てば、私の望外の喜びとなります。
●主催・日本サイ科学会「第8回スピリチュアル研究会」
日時・平成30年11月3日(土)午後1時30分~4時30分
●場所・北(ほく)とびあ7階7011会議室
JR京浜東北線王子駅下車徒歩2分
ホーム最北端(赤羽寄り)の階段を下り改札口を出て見える高層ビル
●会費
一般二千円、サイ科学会員一千円(当日入会可)、学生一千円。
●参加ご希望の方は、
10月29日(月)までに花見あてメールでお申し込みください。
会費2千円は当日受付でお支払い願います。
メール・masaki94581@nifty.com 花見正樹
以上、宜しくお願いします。開運道主宰・花見正樹
(注)日本サイ科学会の常任理事は、開運村副村長でパワースポット担当の小林永周講師です。