腹を括(くく)る
花見 正樹
この週末、うだるような暑さが埼玉県北部・久喜市栗橋の自宅2階でHP作業中の私に襲い掛かっています。
体感温度では33度前後、冷房嫌いの私もついにクーラーを作動させましたが、極端に冷えるのは苦手なので29度に設定、家人は「冷房の意味がない」と笑います。これで私はどうやら仕事の効率は良くなったような気がしますが、「夏は汗を流す」という自然の摂理には逆らったことになります。
それにしても、つい数年前までは夏は暑いほど歓迎で、時間を作って夜明けには山に入って渓流釣り、午後からは大河に入って鮎釣りと積極果敢に水に親しんでいた自分が、今はHPの原稿書きで週末の貴重な時間を目いっぱい潰して、しかも悔いがないのが不思議です。もちろん、息子と孫や釣友が誘ってくれば渡りに舟と仕事を投げ出すのですが、暑すぎるせいか、残念ながら誰も誘いに来ません。
雑文書きも嫌いではないのですが、毎週書き捨てですから、あまり生産的ではありません。でも、毎日、数千人の皆様に読んで頂ける喜びは格別ですから、たとえ書き捨てでも手抜きは出来ません。
最近、開運村のHPの読者増が絶好調で、各地の市町村が人口減対策に苦慮しているのに開運村だけは村人の転入が右肩上がりで増え続けています。村長としては真に嬉しい限りです。 この現象は、村長の私が、開運村本来の「癒し、健康、起業、開運、長寿」などへの目的意欲を高めていることと無縁ではないような気もします。是非、あなたの周囲に開運村HPをまだ知らない人がいましたら、教えて上げてください。
開運村の発展は、村長および講師陣一団となっての「奉仕の精神」があってこそ、そう考えるとまたやる気が出てきます。
先日、ここで地震のことを書いた翌日に大阪北部地震がありましたから、地震には触れたくないのですが、東北大震災、熊本地震に続く今回の大阪北部地震で、いよいよ東海地震や首都圏地震が近いことが確実になりつつあります。
ある日、首都圏大地震が招かざる不意の客であっても、ジタバタしない覚悟で腹を括る必要はあります。
先日のサッカーでの対ポーランド戦では、名を捨てて実を得るためにしたたかな商売人の道を選んだ西野監督は、初の8強進出を成し遂げるために、どう腹をくくったのか?
7月2日の決勝トーナメント1回戦の対ベルギー戦に勝てばよし、いくら善戦しても負ければ評論家もマスコミも、先日のノロノロ戦術にさかのぼって西野叩きをぶり返すのは目に見えています。
我々も、元来が格上のベルギーなのですから、全力で戦ってくれればOK、こう解釈してジタバタせずに腹を括って観戦できれば、ゲームを楽しむことが出来ます。
腹を括る・・・これが出来れば世の中、怖いもの無しになれるのですが・・・