月別アーカイブ: 2018年5月

返すべきもの。


最近は、出来るだけ冷静にニュースに対応するように心がけています。
あまり真面目に考えると血圧が上がるからです。
モスクワを訪問している安倍晋三首相は、本気で領土問題に取り組んでいるのか? 疑問なのです。
どうも、国内問題で自分が沈没寸前の落ち目を外交問題で挽回しようと焦っているようにしか見えません。
26日にクレムリンでプーチン大統領と会談した後も、北方四島での共同経済活動や共同経済活動など、どう考えても私には、ロシアを支援するだけで日本の国益にはならないような気がしてなりません。
元島民への配慮にしても何一つ人道的措置での進展はありません。
なんと、したたかなプーチン大統領は、安倍首相の言葉を封じ、まず「政治分野の協力に関して意見交換したい」と伐り込んで来ていmす。これは、歴代の米大統領に忠犬チビ公そのままに何でも言いなりに尻尾を振る安倍総理の性癖を見込んでクギを刺したとみて間違いなさそうです。
両首脳の会談は21回目、回数が増える度にロシアを利している共同経済活動の合意ばかりで、海産物養殖や温室野菜栽培など5分野を定めながら、一向に日本が利益を得た話題などどこからも聞こえてきません。
それでいて、相変わらずの官民調査団の派遣ですから、物見遊山ばかりで北方領土の交渉は全くありません。
ロシアの法律では、もう北方領土は解決済みで「特別な制度」は出来ないというのです。
とんでもない話です。国際法に基づいても北方四島は不法占拠で、速やかに日本に返すべきものです。
日本政府は、北方四島を日ロ双方の法律とは異なる法制度の整備で、特別な地域とし、領土問題解決につなげようとしていますが、ロシア側は経済協力の拡大ばかりを主張して領土問題には触れようともしません。
彼らは勝てば官軍の論理で、「日本は第2次世界大戦の結果を認めることが前提だ」と上から目線です。
ここは、国際法を盾に世界中に未だ未解決の「北方四島不法占拠」「シベリヤ抑留不法労働・致死問題」の大キャンペーンを巻き起こし、ロシアをイメージダウンに追い込むのが早道だと思います。
北朝鮮の拉致問題解決も同様に国際的なキャンペーンが必要な気がします。
若い人は、北方領土問題に関心ないかもしれませんが、その経緯は次のようなものです。
ソ連軍が北方四島に侵攻したのは、第二次世界大戦の末期に、日本がポツダム宣言を受諾して、日本が降伏の意図を明確に表明したあとです。戦って奪われたものでもないのです。
その上、日本人島民を強制的に追い出して、、さらに一方的には北方四島をソ連領に組み入れたのです。
しかも、ソ連が崩壊したのですから持ち主の日本に返すのは当然なのに、ロシアに代わった今も不法占拠を続けているのですから悪すぎます。領有権はあくまでも日本にあるのです。
北海道を旅して、碑文を見ながら北方四島を眺めたときの悔しさは何とも言えません。あくまでも、北方四島の領有権は日本にあります。
この北方領土問題を解決して、は、日ロ両国間で平和条約を締結しない限り、国際法的にはまだ戦闘状態にあるはずです。では、自衛隊で上陸しては? この「歯には歯で」の考えが再軍備につながるとしたら・・・
今日の一言は、あの日大対関学のアメフト試合からの連想で始まっています。
被害者の学生が無防備になったところを不意に急襲させた悪代官、これがロシアへの連想です。
北朝鮮も同様、海岸を楽しく歩いていた若い男女を襲って袋を被せて縛り上げ、船で運んで未だに帰そうとしないのですから、この命令を下した上官も国際法に照らして処罰できないものでしょうか?
日本国民全員が、このような諸悪に怒りの声を上げるべきですが、自国の総理夫妻の不法行為すら武士の情けで見逃している人情味豊かな平和ボケの日本国民では、もうこれ以上は無理かも知れませんが、もの書きが良心と正義を捨てたら命を失うのと同じですから、正しいと思ったことは書き続けます。

武士道、地に堕ちたり


 

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300520

武士道、地に堕ちたり

花見 正樹

スポーツに関心のない人の目にはどう映っているのでしょうか?
日本大のアメフト部の内田正人監督が、悪質タックル問題でこの5月19日に、同じ日大アメフト部の加藤部長と共に、日大選手が怪我をさせた関西学院大の選手本人や家族などに直接会って謝罪しました。
内田正人監督(62)は、一連の問題の責任はすべて自分にある、と述べた上で、日大アメフト部の監督を辞任することを表明したのです。これで、社会問題にまでなった一連の問題は解決に向かいそうな気がします。
内田監督も、ルールを無視した悪質で危険な違反行為を選手に命じた責任はとるというのですから、ここから先はスポーツ精神に基づいて善処しかつ必要な賠償や債務を履行することに期待するばかりです。

問題となったのは、5月6日に行われた関西(かんせい)大と日大のアメフト定期戦での反則行為です。
スポーツマンシップとしては絶対にやってはいけないこと、これはスポーツ選手なら誰でも分かっています。
その反面、監督やコーチに逆らうことはクビを宣告され、選手生命を失う危険があることも選手は知っています。
しかし、監督の立場は違って、何が何でも勝たねばならないのです。
正々堂々実力を出し切って戦い、それで負けたなら悔いはない、という監督もいます。
普通の監督は、正々堂々戦って負けたら、実力通りだとしても悔しくて酒でも飲まないと眠れません。
普通じゃない監督は、どんな手を使っても勝ちたい一心ですからスポーツマン精神の欠片すら持ち合わせません。
事実、日大の内田監督はこの試合の直後、危険な反則を犯した選手をねぎらってか次のような発言をしています。
「選手も必死だ。あれぐらいやらないと(関学には)勝てない。やらせている私の責任」
あとで発言を撤回しましたが、一度口にした言葉ですから慌てて呑み込んでも本音に聞こえてしまいます。
さらに複数のメディアの報道によると、「監督の指示で行った」、「最初のプレーでQB(コーターバック)を壊してこいと言われた」、「反則するなら試合に出してやると言われた」などの選手達の証言まであるのです。

では、なぜこうなったのか?
私は、この一項をこのHP内歴史館内の「武士道コーナー」に載せるつもりでしたが、ここから脱線しました。
これは氷山の一角で、勝つためには手段を選ばない卑劣なスポーツ指導者がまだまだいるのを確信するからです。
それにしても、テレビで見た悪質な反則行為を他のスポーツに当てはめてみますとどうなるのでしょうか?
ボクシングでの試合中、休憩のゴンングが鳴れば選手は構えていたグラブを下ろして自コーナーに戻ろとします。その隙だらけの横顔を狙って、途中判定で敗けている選手が思いっきり相手のこめかみに鋭いパンチを打ち込んだら、勝っていた選手は間違いなく倒れて失神します。悪ければ頭を打って脳震盪、命に拘わる反則行為です。試合は当然、反則選手の負けで数か月の出場停止にはなりますが、相手の選手生命は終わるかも知れません。これでライバルが一人消えます。これが、セコンドの指示だったら? こんな例はいくらでも考えられます。
アメフトは、あくまでもフットボールの一種で、楕円形のボールを用いるゲームですからラグビーと似ていますし、ボールが丸ければサッカーとも似ています。
ただ、大きく違うのは鍛え上げた頑丈で重い体と体が全力で激突しますから頑丈な防具を身につけてケガを防がねばならない点と、野球のように攻撃側と守備側と交互に巡る点で、戦いが10秒内外単位の中断、進行が繰り替えされて試合は進みます。
アメリカでは、アメフトが国技扱いで40%、バスケット15%と、これだけでスポーツ人気の55%強を占めています。人気絶頂と思われる野球は9%、ヨーロッパで全盛のサッカーはアメリカでは殆ど好まれません。
日本では徐々に人気は右肩上がりだっただけに、今回の事件はアメフトファンには残念で気の毒な事件でした。
アメフトのルールでは、QBがパスを投げた後の約2秒後は無防備な状態になりますから、そこにタックルするのは禁じています。そのルールを無視した確信犯的な今回のプレーはルール違反どころか悪質な傷害事件とも考えられるのです。しかも、まだ試合開始後わずか数分の出来事で、監督の指示であったことは明らかです。

日大はマンモス化した大学で、その卒業生はどこにでもいます。
私の末娘も日大芸術学部で絵描きを目指した経緯もあり、私も娘の月謝を払った親の立場からすれば、多少の縁はあるわけで今回の件も気になります。
日大のアメフトの監督には、かって自由奔放な発言で一世を風靡した故・篠竹幹夫氏というカリスマ指導者がいました。その後を継いだのが今回問題になっている内田監督で2003年のことでした。
当時の関東リーグは法政大学が優勝を続けていて、日大のすけいる余地はありませんでしたが、内田体制になって4年後の2007年から2014年までに関東リーグを4回制して甲子園ボウルに出場しますが、そのいずれも関学に敗れています。その責任をとって内田監督は勇退しますが、その後のチームの不振で2017年に復職し、復帰後1年目で悲願の宿敵・関学撃破を成し遂げて日本一の座についたばかり、もう関学には負けるわけにはいいかないのです。しかも、内田監督はいまや日大の常務理事で日大では田中英壽理事長に次ぐ実質的なナンバー2、飛ぶ鳥を落とす勢いで、誰がなんといおうとその日本最大級学校法人の椅子にしがみついて離れないはずです。
この内田監督の立場での関学との定期戦を考えたとき、監督としての心情が理解できるような気がします。
だが、その虎の威を借りたような出世とは裏腹に内田監督には「気が小さい」との評価がついてまわります。
だからこそ、どんな汚い手を使っても絶対に勝ちたかった」のではないでしょうか?
なんだか、亭主の座にしがみつき、会社のイスにしがみつく最近の草食系男性像を見ているようで、胸が押しつぶれそうな悲しみに襲われます。
こうして内田監督の心情は理解できましたが、この悪意ある反則行為は断じて許せません。
なぜ、堂々と胸を張って生きられないのか?
武士道地に堕ちたり・・・ヤケ酒(飲めないくせに)でも飲みたい気分です・・・

長寿の話ー1


 都内で仕事はしていますが私の住まいは埼玉県久喜市の北の果て栗橋という小さな町です。いまは、住宅地を少し離れると田んぼに水がいっぱいに張ってあり、一部はすでに田植が始まっています。
これから暫くすると、いまは見渡す限りの水の景色が一変して若草色に染め替わるのですが、水も早苗も心が癒されます。
この細い苗が秋には黄金色に老成して稲穂をたわわに実らせて頭を垂れ、刈り取られてその一生を終えます。
ところが一生を終えたはずの稲から収穫されたコメは、多くの人の命を紡ぎますが、人間はどうでしょう? 死んでも人のお役に立つ人はほんの一握り、殆どの人は生きていても人に迷惑をかけるばかりのお邪魔虫ばかりです。
なのに私は、「長寿の研究」「ストレス解消・癒しサロン」「20歳若返る会」などと家族や周囲の迷惑を省みず長生き用のマニュアルづくりに没頭しているのですから、「長寿は美徳ならず」時代の流れに逆らっているのかも知れません。
確かに長寿とは「寿命が長いこと」ですから、寝たきりでも長生きなら「長寿」です。
ここは「健康で長生き」を目指す会なら誰でも納得できるような気がします。
ところで、長寿の祝いは昔は数え年で祝ったのに、現在はいつの間にか満年齢で祝うのが普通になっています。
60歳は還暦(かんれき)または華甲(かこう)、70歳は古希(こき)。77歳は喜寿(きじゅ)、80歳は傘寿(さんじゅ)、81歳 半寿ははんじゅ)、88歳は米寿(べいじゅ)、90歳は卒寿(そつじゅ)、99歳は白寿(はくじゅ)、100歳は百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、紀寿(きじゅ)、108歳は 茶寿(ちゃじゅ)、不枠(ふわく)、111歳は皇寿(こうじゅ)、川寿(せんじゅ)、
119歳は頑寿(がんじゅ)、120歳は大還暦(だいかんれき)、昔寿(せきじゅ)、その上は知りません。
2016年厚労省発表の日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳、男女平均では日本が193カ国中で1位・・・だからって何が嬉しい? 医療費がかさむだけではないか。確かにその通りなのですが、何となく長寿を祝う風習がある限り、長寿はお目出度いようなきがします。
ところが、存命中の日本の長寿者10人をみますと、1位の神奈川県在住の都千代(117歳)さんから10位の112歳女性までで女性が9人、男性は9位に辛うじて北海道在住の野中正造(112)さんが入っているだけで、男は全滅です。
もっとも世界には虚実を織り交ぜてさまざまな記録があるようです。
中国では、李青曇という男性が255歳まで生きたとか、日本でも江戸時代中期に因の百姓・儀左衛門が208歳まで存命したそうですが、もちろん???です。
さて、民間人としては昭和57年に日本で初の「人生100歳時代」を提唱した私としては、当然ながら世界中で行われた回春法の数々も研究しましたが残念ながら実践不可能なものが多く、不老長寿はとっくに諦めました。
かの有名な秦(しん)の始皇帝は徐福に命じて不老不死の仙薬を蓬莱山に求めさせましたが、除福は仙薬を発見できず、罰せられることを恐れて日本に逃れ、紀州で死んだとされていますが、これも???
真実は、除福は不老長寿の仙薬を手に入れて日本に渡り、今でも日本のどこかで楽しく生き永らえているはずです。どうです? 100歳を生きるなんんて簡単に思えませんか?

中途半端な連休でしたが・・・


この一週間、ハワイ島の噴火や米朝会談問題、イチローの現役引退など様々な出来事もありました。
私のゴールデンウイークは、孫や身内との遊びとモノ書き仕事が中途半端に入り混じったままでジ・エンド、です。
年甲斐もなく野球の真似や川遊びで小魚釣り、釣り堀の鯉、田んぼ脇でザリガニやタニシ獲り、非文化的な暮らしぶりで体中がガタガタです。
これで今年の大型連休もお終い、明日からまた仕事です。
と、力んだところで隠居仕事ですから大したことは何もありません。
来客応対、仲間と会食、スカイプ講習、もの書き仕事など、ごく平凡な日常生活に戻るだけです。
それでも、週に一度ぐらいは神様の贈り物のようなゴールデンタイムが訪れてくれれば、それで充分満足です。
今月の今後のテーマは癒し、ストレスのない日々を過ごし、その健康法を「楽しく長寿」に結びつけたいと思っています。
そこで考えたのが「20歳若返る会」、これなら「健康で100歳人生」を提唱する私の主義主張にも無理がありません。
これで、「美容とストレス解消へのアルファー脳波」「開運のための運勢学」「長寿用癒し整体」など全てが生かせます。
明日からの一週間は、この会のカリキュラムづくりに専念します。
それと、孤独な老後を避けるため、気の合った人達での共同生活案を提唱されている方もいますので、これも研究課題です。
私は、これらの分野では少々実績も自信もありますので実行は可能です。
私のこの考えに少しでも心が動いたら、あなたも健康で若々しく楽しく100歳を超える可能性がおおいにあります。
人生は終盤が楽しいからこそ素晴らしい・・・これを是非、実践し体感してみてください。
これからの私は、そのお手伝いをさせて頂く役割ですが、なんだか楽しくなってきました。
ひとまず、「この指とまーれ」と、口火を切って賛同者のご意見と反応をお待ちします。
masaki94581@nifty.com 遠慮なく花見正樹にご一報ください!