勝負の世界


 
オリンピック優勝時代の村田選手

 今週もスポーツネタで失礼します。
4月15日(日)はスポーツの世界で激震が走りました。
野球ではセ・リーグのDeNAが8連勝で首位を走り、巨人はアメリカ帰りの上原が期待を裏切っての連敗で最下位、どちらも「まさか?」と目をうたがうほどの番狂わせです。
野球のDeNAと同じ横浜なのに明暗を分けているのがサッカーの横浜F・マリノス、強いはずが降格圏の16位に転落、ファンの悲鳴が聞こえてくる危機的状況に突入しています。
前節・広島戦に続き、痛恨の逆転負けを喫した横浜。これで今季二度目の連敗となり、順位は降格圏の16位に沈んだ。写真:山 野球もサッカーも常勝チームが連敗することは珍しいことではありません。
しかし、この日はボクシングにまで珍事が起こっています。
横浜アリーナで行われた世界選手権での出来事です。
WBC世界フライ級タイトルマッチで、前日の計量において体重超過で王座剥奪となった比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)は、同級2位のクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)と果敢に打ち合い、9回1分14秒でTKO負けを喫し、プロ入り後初の黒星で連続KO勝利試合は15でストップ、惜しくも16KO連勝の日本新記録はなりませんでした。
残念ですが仕方ありません。
比嘉選手は以前から、1階級上への変更をジム会長に申し出ていたそうです。
しかし、この階級での15連勝ですから、陣営としては階級変更など考えられません。
1階級上げて初戦で敗けたらドル箱を失うのですから階級変更は無理なのです。
それでも、本人がもう減量では汗が出ないほどの限界でしたので、会長以下陣営の責任は重いはずです。
昨日の軽量失敗後の激しい運動での減量で全く汗が出なかった・・・これは減量の限界だったのです。
ここで潔く1階級アップしての再スタート、これをファアンは望んでいます。
ただし、今回の軽量失敗で最悪の場合は1年間の出場停止処分もあり得ますので、よけい残念でなりません。
この日行われたダブル・タイトルマッチのもう一つの試合は圧巻でした。
WBA世界ミドル級の村田諒太選手が、ブランダムラ(38=イタリア)を8回TKO勝ちで完勝、日本人初のミドル級防衛に成功です。右フック一発で相手をリングに沈めての勝利でした。
私は1995年に日本初のミドル級チャンピオンの世界、竹原慎二選手が好きでしたが残念ながら初防衛に失敗していますので、よけい村田選手の防衛戦が気になっていました。もちろん、これからも応援を続けます。
なお、私がアルファー波トレーニングで指導した選手は数多くいますが、中には世界に羽ばたいたキックボクシングの加藤尚清氏(現・大道塾東中野&行徳支部長)、水泳の鈴木大地選手(スポーツ庁初代長官)などがいます。

今も、このアルファー波測定機器は築地のサロンにありますので、ストレスを感じたらリラックス度測定に来てください。