大谷翔平の衝撃!
ピッチャーで強打者・・・草野球ならいくらでもいますが、大谷選手はこれをプロとして成功させたのですから凄いです。
かつて私は、東京スポーツ紙の依頼で大谷翔平を占って大きな記事を載せた過去があります。
その時は日本ハムに入団して春のキャンプを終えて開幕数日前の紙面に間に合わせての記事でした。
マスコミでの評価は吉凶半々、活躍するしないは大きく別れていました。
当時、高校で活躍した大谷選手の投打二刀流を危惧する声も多く、長嶋茂雄終身名誉監督や野村克也元監督などが大谷翔平は投手を断念して打者に徹すれば一流になると言い、大谷投手派はごく少数だったように記憶しています。
私は、「二刀流で活躍した後、怪我か故障で投手を断念、打者として活躍するがケガで泣くこと多し・・・」などと書きました。その根拠は、推命で見るとケガに注意の星があるからです。
ところが、そんな予想もどこ吹く風とばかりに大谷選手は二刀流で大活躍・・・評論家も形無しです。
アメリカン・リーグのロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷選手は、シーズン当初からすでに2勝3ホームランと大活躍、この8日までのアメリカンリーグでの週間MVP選手に選ばれたのです。
投打の二刀流の選手の受賞は、ア・リーグが週間MVPの選出を始めてから初の出来事だそうです。
それだけでも凄いのに、それをメジャー1年目の日本人選手が、開幕早々の4月上旬に成し遂げたのも最速ですが、しかもまだ23歳9カ月というのも最年少記録となっていて、何もかもが「凄い」のです。
この大谷選手は日本にいたときも記録だらけでした。
投手と打者を本格的に行う二刀流で2014年には日本プロ野球史上初となる11勝、10本塁打で2桁勝利・2桁本塁打を達成しています。しかも翌2015年には最優秀防御率、最多勝利、最高勝率の投手部門で三冠を獲得しています。
その翌年の2016年には、2桁勝利・100安打・20本塁打を達成して投打両方で主力として、日本ハムのリーグ優勝と日本一に貢献しています。
さらに、NPB(日本野球機構)史上初の投手&指名打者、2部門でのベストナインに選出され、球速165km/hの日本の野球界最速投球記録保持者でもあるのです。
こんな記録を持つ大谷翔平選手ですから、 大谷翔平は岩手県奥州市出身で、スポーツ選手だった両親(父は社会人野球、母はバドミントン)の元で野球少年として育てられます。小学校3年時にリトルリーグで野球を始めて全国大会に投手として出場、小学校5年生時に110km/hを記録、水沢南中学校時代は一関リトルシニアに所属して全国大会に出場しています。
菊池雄星に憧れて花巻東高校へ進学し、監督の方針で、1年は、4番・ライトで公式戦に出場し、秋からは投手を任され、1年では最速147km/h、2年春には151km/hを記録しています。
高校時代にはアマチュア野球史上初の最速160km/hを記録、甲子園通算成績は14回を投げ防御率3.77、16奪三振、野手としては2試合で打率.333、1本塁打の記録が残っています。
以上のような状況からアメリカで活躍するようになった大谷翔平選手は、何はともあれ「ケガ注意」、野球少年の夢である「ピッチャーで4番バッター」の雰囲気を持ち続けての活躍を期待します。
今日は大谷翔平選手を取り上げましたが、卓球、水泳・・・若い選手の躍進で目が離せません。
卓球ではアジアカップでは、14歳の張本智和が世界ランク1位の中国選手を撃破していあますし、水泳の日本選手権では日本新記録続出、これkらが楽しみです。
それに引き換え、期待外れなのが安倍総理・・・次から次にボロが出て、ここに書く気にもなりません。