日本列島受難続き


日本列島受難続き

つい先日、北朝鮮が発射したミサイルが日本の上空を通過して根室沖に落下して大騒ぎになりました。
政府は相変わらず、「厳重に抗議する」を繰り返し、何の打つ手もありません。
「殴られたら殴り返す」のがケンカの常道なのに、国民全員に、クリスマスイブ同様の俄かクリスチャンに変身し「右の頬を打たれたら左の頬を出す」式の我慢忍耐で「警戒警報がなったら頭を抱えて地面に伏せろ」が政府の指示ですから呆れます。
アメリカの核の傘がどれほどの頼りになるかは知りませんが、独立国として自力で自国を守る程度の覚悟は必要な気がします。
このまま、文化とスポーツの平和国家・日本として軟弱ながら生き残れれば文句はありませんが、中国やアメリカの植民地どころか北朝鮮などに脅されて地面に這いつくばって暮らすなどまっぴらご免、すでに平均寿命を超えていつ死んでも惜しくないこの命、お国のために少しでも役立つなら、核弾頭を頭に付けて人間爆弾になって北のミサイル発射基地を叩き潰したい気分です。
ここでハタと気づきました。このような感覚がテロを増長させる、と。今のはほんの出来心ですが、愛国心とは結構厄介で恐ろしいものです。
しかし、いつまでも頭を抱えて地面や机の下に潜るよりは、国としての完璧な防衛策が必要不可欠なのは確かです。
9月17日(日)に鹿児島県南方から日本列島に侵略を開始した大型の台風18号は、四国と中国地方から近畿地方へと広範囲に理不尽な猛威を振るい、東海地方をも暴風域に巻き込む勢いで北東に進んでいます。
この猛烈な雨に見舞われた鹿児島、宮崎、熊本、大分、各県では各地で河川が氾濫し道路や家屋、鉄道なども冠水して交通網もズタズタ、行方不明も多数出て、避難指示は本州にも及び総計で数十万人に影響が出ています。
いま現在、18日(月)午前1時現在、私の住む埼玉県北部の久喜市栗橋地区にも猛烈な雨を降らせています。その雨がやむと今度は強風が荒れ狂って吹きまくっています。その風が和らぐとまた猛烈な雨・・・なんとも「堪え難きを耐えている気分」でこの一文を真夜中に書いています。
頭の中では、「早く寝ろ!」との指示が出ているのですが、雨風が雨戸を打つ音を聞いていると、これにも反撃が出来ないもどかしさを感じるばかりで、ペンならぬ指の動きもままなりません。そこで、HP書き込みの作業も中止、これから入浴です。
そうそう、介護の相談、あとお二人に返信がまだです。もう少々時間をください。
さて、明日18日(月)は敬老の日、我が家は元気な母(103)の笑顔を囲んで量はなくても美味しいものを食べるだけで満足、しかも何を食べても美味しいのですから贅沢は無用。子や孫からみれば私達夫婦(ジジババ二人で160歳超)が元気であれば何よりも嬉しいそうですから、敬老の日は元気が一番です。
昨日、すぐ近所の奥さんが民生委員をやられているとかで、100歳以上の高齢者に贈る市長からの「敬老祝い・金一封」を届けてくれました。封を開くと大枚3枚も! 母は「好きなように」と言いますが、多分、この大金は母の秋物冬物衣料と、ヒマゴ(母からみて)のお小遣いに化けるような気がします。なにしろ我が家での私は、一切金銭にタッチしていませんので臨時収入の行方など知る由もありません。
さて、少し前に、あれほど激しかった雨風がピタリと止みました。
明日(もう今日ですが)は台風一過で秋晴れの予定、まず、台風の被害に遇われた九州の友人達に電話&メールをしてから。稲穂の稔った田園地帯に散歩でも、何はともあれ元気にアウトドアーです。