桜、菜の花、183!
4月9日(日)は午前中は雨、午後からは雨も止み晴れ間も出て絶好のお花見日和になりました。
都内の桜は一週間前から咲いていましたが、埼玉北部ではこの日が満開、風もなく気温もおだやか、花曇りのいい日です。
私の住む埼玉県久喜市の栗橋地区には、人に知られていない桜の名所が此処かしこにあります。
私の推す一番の名所は、家から50メートルほどの近所の公園だったのですが、道路にはみ出た部分の枝が切られて花が半減、桜はきれいでも枝ぶりが不揃いですから一気にランク落ち、一位に浮上したのが、この写真の桜並木です。
写真をご覧ください!
これは、地盤沈下で有名になった南栗橋駅南側出口から歩いて5分のソメイヨシノのお花見穴場です。
満開の桜が小さな掘割の両岸1キロほど続いていますが、人も車もまばらで満開の桜を一人占めしている感じです。
しかも、ここから数キロの距離に埼玉県有数の桜の名所「権現堂」があって、そちらは連日超満員なのです。
車も人も大渋滞で屋台も並び、田畑を臨時駐車場に替えて大繁盛、人人人でごった返していて、とても近づけません。
しかし、お花見といえば人混みでないと気分が出ない人もいますから、無人のお花見がいいとも限りませんね。
写真の桜堤のすぐ横には一面のアブラナ科アブラナ属の菜の花畑が広がっています。
正面に桜、振り向けば菜の花、どちらも「素晴らしい!」の一語に尽きます。
それにしても、母は杖なしの102歳、息子も81歳、二人合わせて183歳。散り際が美しいのが桜なのに、この親子はいつになったら散るのか? 一向にその気配もありません。
母も息子も体だけは丈夫ですからまた来年も、元気でお花見に来られそうです。