昨26日は、甲子園での高校野球の激闘も、延長でも決着つかず再試合が二つも続くと言う熱狂的な日曜日でした。
そして迎えた大相撲春場所千秋楽の本番・・・稀勢の里ファンとしては、ケガを乗り越えての出場で大ケガよりは欠場して来場所に期待という気分で、負けてもともとでテレビ画面を眺めていました。
ところが、左は痛くて使えず、右だけで戦ったあの逆転の投げ業・・・しかも本割、決定戦と二度も続けての土俵際の大逆転。
土俵下に転落した照関の目が点、何が起こったのか事態が呑み込めない表情で、土俵上に仁王立ちの稀勢の里を眺めるだけ、「左腕負傷で入院説まで出たのに?」と、驚異の回復力で勝ちを摘んだ横綱を、詐欺師でも見るかのような目で見つめていたのが印象的でした。
でも、稀勢の里関の左手は辛そうでしたから詐欺師ではないのは確かです。
優勝して一夜明けての記者会見では、 新横綱として臨んだ大相撲春場所のエディオンアリーナ大阪での戦いが「一生の思い出になる」とのことでした。まだ30歳、これからが正念場です。
それにしても凄い日曜日が過ぎて、変わったことがなければいいが、と思ったのですが。
やはり、雨戸を開けると表は季節外れの雪でした。