月別アーカイブ: 2016年10月

文化の日に思う


yjimage4ewnz765

 お元気ですか?
土曜日の午後、この時点ではプロ野球日本一はまだ決まっていません。広島2連勝のあと、日ハムが日替わりヒーローの出現で劇的な逆転勝ちを続けて3連勝、優勝に王手をかけています。それにしても、日ハムの大谷翔平の凄さには驚きます。今シーズンは投手として10勝、規定回数にあと3回投げれば最優秀防御率という働きです。しかもクライマックスシリーズの優勝の救援投手時は、日本のプロ野球史上最速の165キロ・・・私の住む埼玉県久喜市の高速道路出口脇にあるバッティングセンターの直球の最速が以前は120キロ、昔は野球少年だった私でも振り遅れますから165キロという人間離れした超速球など想像もつきません。しかも打者としても打率3割2分、これも打数不足で公式記録には載りませんが、ロッテの角中選手に次ぐ打率2位、日ハム内ではダントツの一位です。しかも本塁打も22本でリーグ8位、同僚のレアードの本塁打王39本は142試合、5位の中田翔は141試合で25本、8位の大谷は104試合で22本ですから、フル出場だと単純計算で約30本、これは本塁打争い3位の成績です。打って投げて走って・・・こんなのは日本のプロ野球史上始まって以来の出来事です。
この大谷選手はデビュー後、すぐ活躍していてマスコミも大騒ぎでした。隠居の私にまで、某スポーツ新聞から大谷選手へのアドバイスという形での原稿依頼がきて、私は、打者に専念した方が選手寿命も長いし大きな活躍が出来る、これから注意すべきは怪我、と書きました。その考えは今でも変わっていません。それにしても、これほど投手としてもズバ抜けた才能があるのを見せられると。このまま二刀流で頑張れるような気もします。
今日29日(土)の試合で広島が巻き返して五分に持ち越すか、日ハムの優勝か? 両チームのファンでもない私でも楽しみです。
さて、今週はいよいよ11月に入って3日は文化の日です。
そこで、文化の日を意識して映画の話題を一つ。山口放送制作の映画で、古くからの仕事仲間が何人も。この作品の制作に絡んでいます。
今朝は、毎週土曜日に出演中(32年6ケ月め)の山口放送ラジオ番組で、その映画を話題にして盛り上がりました。お蔭で持ち時間をオーバーしてしまいましたが番組としては大成功です。この映画は都内東中野の小さな映画館での上映でしたが昨日の28日で終了していますので、皆さんにもっと早くお知らせすべきだったと反省しています。映画のタイトルは「二人の桃源郷」、会社員生活をリタイヤした老夫婦が、山口県岩国の山奥で二人だけの自給自足の生活を描いたドキュメント作品で、実に仲良くユニークなご夫婦で愛情もバイタリティも豊かで微笑ましく何となく癒されるのです。
大阪や奈良に住む子供達も、その山奥に月に一回は集ってきて、老夫婦を中心に食事会を楽しむのです。したがって孤独ではないのですが、冬の寒さや自然の厳しさに耐える強さにも頭が下がります。5歳違いの老夫婦ですが、どちらも93歳で逝去、その山奥を開墾して開いた田畑を大坂で寿司屋を営んでいた娘のご亭主が店を息子に譲って、夫婦で岩国に移り住み、娘夫婦でその桃源郷を引き継ぐのです。
この映画を観て「これはいい!」と、私もおおいに感じることがありました。自分自身を省みて、80歳を超えてなお築地に事務所でもあるまい、本来がアウトドアー派ですから、そろそろ大自然の中の生活に戻るべきではないのか? こんな自問自答も気になります。幸いに、会津喜多方に旧いあばら家もあり改築すれば使えます。そこを「われらの桃源郷」にして隠居仲間を招き、月一で宴会を開いてドンチャン騒ぎ・・・やはり、私には文化の日は無縁のようです。

我が家の水槽ー1


dscn5133

 お元気ですか?
先日、大手住宅会社の責任ある立場にある若い知人から小冊子が届きました。
カラー写真をふんだんに盛り込んだ贅沢な印刷物で一応定価はありますが、無料頒布には間違いありません。
その中に、知人の個人的な趣味が載っているコラムがあって、思わず目を見張ってしまいました。
なんと、趣味の一つに「釣り」とあるのですが、何度も我が家に来ているのに、一度も釣りの話などしたことがありません。
その上、子供と飼っているという小魚や金魚が泳いでいる水槽の写真が載っているのです。
しかも、真っ赤な金魚5尾にメダカが50尾、カラーですから写真もド派手です。
金魚は2年前、夜店の金魚すくいで子供と一緒に14尾獲って、いま残ったのが5尾、5センチが15センチに育ったそうです。メダカはどうしたか知りませんが、最近は自然の中で棲息する姿を見かけませんから、多分、購入したものと思われます。この金魚とメダカが、この知人の文章から、家族のペットとして癒しと交流に大きな役割を果たしている様子が微笑ましく想像できました。
我が家はアウトドアー派ですから、自分達で獲った魚以外は飼育しません。ですから、水槽内も地味ですが、思い入れだけは前出の知人と同じく中途半端ではありません。
冒頭のボケ写真の大きい黒い影4尾は、栃木県の大芦川という清流が産地です。餌は川の石底に棲むチシャ虫で、いくらでも釣れるカワムツという10センチぐらいの雑魚です。その向こうに無数に泳いでいるのは、池でも川でも清流以外ならどこにでもいるタモロコ(クチボソ)で、3~7センチが40尾ほどいますが、釣ったのはたった2尾だけ。あとは今は小1の孫が柄の長い手網で掬い獲った茨城県産と埼玉県産の混生です。実際は70尾以上はいたはずですが、いつの間にか数が減っているのに全く気付きませんでした。
ある夜、週末になると泊りに来る孫が、カワムツの口から、タモロコの尾が出ているのを見て、「チビがカワムツの口に飛び込んでるよ」と言われて、はじめて、この4尾の悪者がタモロコを餌にしていたことに気付いたのです。日頃、炒り糠など市販品にはない栄養豊富な自家製の餌を豊富に与えていたのに、何という恩知らずか・・・と、とりあえず水槽を購入して悪者4尾を別に飼うことにしました。これで一応は、タモロコ・チビ軍団の生命の安全は保たれましたが、悪役のカワムツ4尾は何となくもの足りなさそうに遊泳していて、心情的には気の毒な気はします。なぜなら、私たちだって牛や豚や魚を頂いているわけですから、あまり強くは責められないのです。

背中を押されて!


dscn5607dscn5597

お元気ですか?
秋風さわやかな季節になりました。
朝晩冷える頃になると夏の疲れがドッと出るとも言われますが、友人知人の訃報も秋風から始まる感じです。
私も、そろそろどこか体調に変化があるかと高齢者なみの期待をしてますが、前歯が一本少々ガタついています。
まだ多分、認知症は大丈夫だと思いますが自信はありません。来月半ばには、運転免許証切り替え前の高齢者運転講習を受けなければなりません。2年前は、受講した自動車教習学校で、高齢者講習会を始めて以来二人目の満点の私でしたが今回はどうなるか? 2年前とはまるっきり体力が違ってきているのです。
つい一か月前の9月下旬、九州・球磨川の釣行で激流は大丈夫だったのに、重い荷物を担いでの河原と高低差のある長い崖道を歩いていて突然、息が上がって足が動かなくなって完全にバテたのです。これは私にとって初めての経験で意外な驚きでした。多分、「これ以上は無理」という体の注意信号がこ自分の足を止めさせたと思いますが、3分ほどの休憩で元には戻りましたが、いい体験でした。
その時、脳裏に浮かんだことがあります。
さて、そんな気持ちで土曜日の今日15日、母が世話になっている元気村という高齢者施設に、週末帰宅の迎えに行きました。すると、その施設2階の家族交流サロンの壁に、なんと母のクレヨン画が数人の絵に交じって遠慮気味に貼り出されているのです。書であれば母は書道師範で教室を開いていたので驚きませんが、絵を描いたのを見たことは全くありません。でも、私の末娘は仕事が絵描きでしたから、きっと逆隔世遺伝なのかとも思えます。母に「すごい!」と褒めたら破顔一笑、それが冒頭の笑顔です。102歳がこれですから、まだ80歳の私がバテ この瞬間、球磨川での弱気体験は跡形もなく吹き飛んで消えました。ここで、私は自分に都合いいように、こう言い訳を考えました。今回は半徹夜続きで無理をした。しかも運動不足の体で釣行を甘くみて準備不足だった。その上、にわか豪雨に叩かれての体力消耗が原因で、これはアクシデントだ。次回は絶対、こんなことはない。そこで、来年も例年通り、同じ場所に入ることに決め、階段上りからの仕切り直し・・・と、母の気合に背中を押されて何だかヤル気を取り戻したところです。

奇妙な一日


dsc_0341

10月もはや中旬、ここから年の瀬は一気に迫ってきます。
早くも仕事の流れも来年の話題になりつつあります。
今日6日(金)は、浦和で占いサロンをオープンしているお弟子さんのお店に、開運道の顧問と一緒に行ってきました。
その店の主は、開運村ホームページの最下段にある「お世話人紹介」の一番下に載っている西丘理桜さんです。
原宿の占いの舘「タリム」に占術家として出演しながらの快事です。
来春1月から本格的に、開運道式「癒しサロン」として総合的にスタートすることになったからです。
開運道の名が出る以上は私も微力ながらお手伝いをしない訳にはいきません。
ところが今日、北海道留萌市の西川永華さんからも、今までのお店を改築するというメールが来ました。
こちらは、お世話人でも最古参ですから何の心配もしていません。
しかも、偶然というか内容も似たり寄ったりだから不思議です。
美味しいお蕎麦をご馳走になって浦和から帰ってきたら、東京都青梅新町の方から、開運道の占いを学びたいとの問い合わせです。
なんと、青梅新町は、私の小説「新選組・残照」の舞台です。
ぜひ、ホームページ「花見正樹の作品集」からご覧ください。
なんだか、不思議な一日でした。