セコい金銭使途がバレて辞任した舛添知事の公認を選ぶ、東京都知事選挙が告示され、ただちに21人が立候補、これから月末
の31日まで約2週間の選挙戦がスタートしました。私は都民ではありませんので選挙権はありませんが、仕事場が都内にありま
すので無関心ではいられません。
自民党と公明党が推薦する地味で暗い増田寛也元総務大臣と、誰にも推薦されずに立候補したタヌキ目化粧の派手な小池百合子
元防衛大臣が保守票を食い合うことになります。それに対して、民進党、共産党、社民党、生活の党など野党4党が推すジャーナ
リスト・鳥越俊太郎候補がどこまで戦えるかが見ものです。
あとは無名か知名度のある人でも泡沫ばかり、高橋しょうご、谷山ゆうじろう、桜井誠、マック赤坂、山口敏夫、やまなかまさあき、後藤輝樹、岸本雅吉、上杉隆、七海ひろこ、中川ちょうぞうなど各氏ら21名が一つの椅子をめぐって、ダメ元で知名度アップを図ります。これも選挙というお祭り騒ぎには欠かせない風物詩なのです。
しかも、街頭演説などを聞いてみると、これら泡沫候補の中には一人や二人、総理にしたいような熱弁で正論を語りますのでなおさら選挙戦は面白いのです。
政治の世界ぐらい理想と現実がかけ離れたものはありません。育児、教育、介護、景気回復、教育、福祉、医療、どれ一つとっても公約通りにはならないのを承知で公約するのが政治家というもので、政治家になると舌が二枚になり、顔の皮が厚くなるそうです。そんな真実めいた噂が本当かどうかは、まだ確かめていません。