お元気ですか?
水ぬるむ春、スポーツシーズンの到来ですね。
ニュースでは、高梨が今季13勝目で通算43勝目などと、W杯ジャンプ女子の結果を報じますが、もう誰も驚きません。もはや高梨沙羅ちゃんの優勝は当たり前、二位と報道された時はびっくりして思わずアクシデントを心配したものです。
さて、今日2月27日(土)、サッカーファン待望のJリーグが開幕しました。
ところが、ホームで戦った前年王者のサンフレッチェ広島が主軸の佐藤選手の不発もあって、川崎フロンターレの小林選手の一発にやられて初戦敗退で黒星発進です。なにやら今年のサッカー界は波乱含みで面白くなりそうです。
ところが、とんでもないニュースが飛び込んできました。
中国スーパーリーグ所属の各チームが、争ってチーム強化に世界の有力選手を集め、その所属クラブが投じた移籍金の総額が、なんと過去に類をみない巨額は日本円に換算して約413億円、世界最高額の中国サッカー界の爆買いです。
なお、現在のFIFA(国際サッカー連盟)発表順位では、中国が93位、日本は58位、ドングリの背比べ状態です。
ま、どっちでもいいことですが・・・
待ちに待った球春・・・いよいよプロ野球もオープン戦を通じて本番への仕上げの時期に入りました。
元スター選手だった清原和博(カズヒロ)は留置所で読書三昧との消息も、野球界ではもはや話題にもなりません。
早くも今シーズンに向けて死活を賭けた激しい正選手争いが始まっているからです。
さて、今日の主題は、カズヒロの逆のヒロカズです。派手と地味、長打と単打、豪快と裏方、全て逆、私はどちらも好きです。
巨人ファンならずともプロ野球に興味を持つ者なら、上記ヒロカズこと井畑弘和の突然の引退はご存知だと思います。
今日、2月27日、東京ドームの初陣を飾った新監督・高橋監督率いる読売ジャイアンツのコーチを引き受けた井畑弘和です。
試合は今日32歳の誕生日を迎えたマシソン投手の好投と、捕手・小林、大田、村田らの好打で4-2でヤクルトに勝っています。
この試合をBSテレビで断片的に見て、選手の守備位置、走塁へのタイミングなどに気配りする井畑内野守備走塁コーチの初仕事ぶりをこの目で確かめ、高橋新監督はよき友を持ったものとの思いを深めました。
一般の人は井畑選手と聞いても清原選手ほどの知名度はありませんからピンと来ないかも知れませんが、井畑といえば、華麗で堅実な守備で知られ、ゴールデンングラブ賞7回(清原は5回)、いぶし銀の渋く粘り強いバッティングでヒットを重ね、鮮やかな盗塁とチームプレーに徹した仕事師として知られています。
名球会入り条件の2000本安打まであとわずかの1912本(清原は2122本)、怪我も少なく堅実な仕事ぶりは誰もが認めますのでまだまだ出番もあり名球会入りは確実と見られていた選手です。それが引退、少々驚きました。
その惜しまれた現役引退には事情がありました。親友で同年の高橋由伸が現役引退と同時に監督を引き受けた以上、コーチをやらざるを得なかったのです。適材適所、確かに高橋監督を補佐する参謀には最適任です。名球会入りを断念してのコーチ就任・・・その男気には、名球会会員の協力で少年野球指導団体を手伝ったことのある旧野球少年の私としては、その真摯さに頭が下がるばかりです。
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