介護施設


元気村1
    元気村です。

 お元気ですか?
 ひどい事件です。
 川崎市内の老人ホームでの80~90代入居者3人の連続転落死が、実は殺人事件だったなんて・・・
 101歳の母親が埼玉県久喜市の我が家近くの明るく安全な施設にお世話になっている私としては、信じられません。
 私の知る限り、母の世話になる施設は皆さん元気で明るく親切で、ただただ感謝、これが私の率直な感想です。
 ただ、その施設でも、アベノミクスの一億総活躍政策の影響で、要介護度2以下は自宅介護、預かっても3ケ月、自宅介護か他の施設を探さなければならなくなります。
 ですから、いい施設ばかりでお世話になるとは限らないのが老人介護の現実、施設だけでなく担当の介護士を含めて当り外れがあるかも知れません。そうなると、やはり自宅介護が安全、となり、家族の負担が増すのです。
 今回の連続殺人事件を起こしたその有料介護付き老人ホームは、川崎市幸区にあります。ニュースで知ったのですが大きな企業体で100を超す施設を有し、事件のあった施設も立派な建物です。ところが、建物の立派さとは裏腹に従業員はお粗末、この施設では他にも暴行、窃盗などの事件が相次いで発生していたことが明らかになっています。
 連続殺人の犯人とされる元職員のI(23)は、昨年11月に4階の男性(87)、12月にやはり4階の女性(86)、大晦日に6階の女性(96)をベランダから投げ落として殺害した疑いで取り調べを受けています。
 それにしても、信頼して大切な高齢父母を預けた家族からみたら、この事件は信じられない出来事です。
 ところが日本全国でみると、これらは氷山の一角で、不審な死亡事件は闇から闇に葬られている、という老人問題の専門家もいます。
 それでも私は実際に、真剣に施設で働く若い男女の介護士を数多く知っていますので、高齢者養護施設の未来に希望をもっています。
 私は今、母が世話になっている元気村という地元の施設に入居して、3食昼寝風呂付きで執筆仕事が出来たら、と夢想しています。
 但し新たな入居資格は要介護度3以上(母は1)、それにはどうしたらいいのか? これから密かに策を練ります。