お元気ですか？
９日（金）から三日間、京都探訪から府下綾部市に行ってきました。
京都市内では、会津藩藩主・松平容保と１０００人の藩士が駐屯した金戒光明寺に行きました。
その境内にある「戊辰役会津藩士の墓」に詣でて、やっと「花見家の墓」に手を合わせることが出来ました。
綾部市は京都府北部にあり、府内では一番面積の広い市です。
人口約３万５千人、２０年前には約４万８千人ですから約３０％減、過疎化が進行中です。
綾部市は、開運道ホームページのお世話人に名のある友人・西川嘉伸氏の故郷です。
三年越しに誘われていたのですが、やっと腰が上がっての同行です。
市長とその仲間、商工会議所関係、歴史研究家、教育関係者と会い、市の隅々まで案内して頂きました。
かっては、絹で世界を制した織物業グンゼが町の中心で関係者約１万人、それが大阪に本社が移転してから市は寂れました。今は、京セラ、オムロンなどの工場が誘致されていますがグンゼの穴を埋めるには至りません。
市の中央部に大伽藍をもつ宗教団体・大本教も大きな祭りがなければ人は集まりません。
人口の三分の一は駅周辺に密集、北東の山間部は過疎化が進み、今や多くの村が限界集落といわれて見捨てられています。
しかも、同じ市内でも南西部の積雪が３０センチの時、東北部の村は積雪１メートル以上、雪掻きの人手もないそうです。市内に仕事がない若者は京都か大阪に出て、そのまま居ついて帰郷せず村は寂びれるばかりです。市内中央部から奥上林まで約３０キロ以上、３村で小学校二つが廃校、残った一校も全学年２０人、今年の新入生は０です。
若者は村を捨て都市部に出て働き、戻りませんからジジババばかりで若者も少なく子供もいません。
それが、グンジの創立者やＡＮＡ役員を生んだ綾部市北東部数ケ村の現状です。
そこで、私にも何かお手伝い出来る妙案はないか？
と、いうのが西川氏の誘いに乗っての綾部行きです。
一期目の山崎善也市長は、数年後に新たに乗り入れる高速道路にも期待しています。
今、素通りしている人達が綾部に降りて一休み・・・これは間違いありません。それに合わせて、何でもいいから綾部市に何か新たな起爆剤が欲しい・・・これが本音です。
元全日空取締役の西川氏は、故郷が生んだ名士の一人です。市の交流部部長が西川氏の甥で市長とは同級生、当然ながら市長も友好的です。
その日訪れた郷土史家達も、沢山の資料を用意して手すね引いて待っていました。廃校の一室を月１万円で借りて、郷土の資料展示室に活用していました。地元で生まれ育った元教師の歴史研究家は、残念そうに言います。
「幾ら資料があっても、ここでは発表する場も機会もありませんでな」
その過疎化の山間部にある三つの村には、村代わりの持ち廻りで行なう「金毘羅さん祭り」があります。
江戸時代末期、過酷な年貢の取り立てなど代官の悪政に苦しんだ農民が、直訴に成功しました。数人は断罪に処されましたが、幕府指導の減免により飢えに苦しむ農民の窮乏は救われたのです。村人の願いを一身に負った３人の代表は、懐中に秘めた金毘羅宮のお札のお陰で苦難の末に目的を達しました。
そのお礼と犠牲者の供養に、金毘羅様に「千年間感謝の祭りを続ける」と約束した、これが定説になっています。夜遅く神主を呼んで前夜際を行い、翌朝暗いうちから村人総出で本祭を行ないます。
その当番に当たった家は、１年間、金毘羅様を祭り、参拝に来る人の挨拶に応えねばなりません。
今では、その役に当たった家が、大役の負担に耐えかねて夜逃げ同様に引っ越した例も何度かあるそうです。その祭りに密着取材してみて分かりました。ここでは同じ苗字や縁者（株と呼ぶ）全員で協力しますが、当事者と出費と労力・精神的負担は相当なものです。
それでも、この祭りを滞りなく成功させることに、一族の名誉や責任がかかっているのです。
このお祭りには農民の知恵とがあります。だが、それだけではなく隠された真実があるとしたら・・・そう考えると気になることがあります。
私は、朝６時前から始まった本祭りで４～５度という寒さに震え、神主の祝詞に耳を傾けながら考えました。昔は前夜祭に続き、早朝夜明け前に始めてすぐ終えねばならないほど密かな祭りだったそうです。
その密かな祭りが、今では市長や市議、府会議員なども招き、朝から晩まで人波が切れない盛大な祭りになっています。しかし、今ではＮＥＴに祭りを紹介する村人がいたり、マスコミでも取り上げられています。これでは、ご先祖様が金比羅様に約束して始まった「村人だけの感謝の祭り」の意義が失せてしまいます。もしかすると、今では先祖の意思とは関係なく、祭りの継続のための祭りに堕しているのかも知れません。
最近、村人の高齢化で準備もままならず、祭りの存続の是非を巡って話し合いがあったそうです。
１７０２年以来約３００年続いた百姓一揆絡みの奇祭が、これで絶えるのは残念です。金毘羅さんと約束した１０００年にはほど遠い感じはしますが、よく続いたものと感動するばかりです。
この３日間の綾部市への旅で、徐々に綾部市が抱えている問題点や過ぎ去った村人の歴史が見えてきました。
シベリヤ抑留引上げ「岸壁の母」で知られる舞鶴港は、綾部から高速道路で３０分、そちらにも寄って参りました。
酷寒の地で酷使され「枕木一本人一人」と、線路作りで死んだ同胞の悲しみが潮風に乗って伝わってきます。 危険を冒して江戸まででて直訴し、村人を救って自らは磔で死んだ男達・・・これも悲しいことです。
ならば、その供養をかねた「金毘羅祭り」の真実を書くこともまた、私の役割かも知れません。
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女性のための開運講座ー１３５
自己啓発法
１、恋愛と結婚のための開運講座
（８）恋愛を成功させるコツは？
ある広告代理店のプロデューサーの話ですと、車内広告の中に「結婚」の二文字がある
だけで、電車の中の女性の視線は必ず一度はそこに何秒かは釘付けになるそうです。とく
に未婚女性の倍は「結婚式」に関係するタイトルがあれば確実に興味をもつそうですから
女性誌でも服飾関係でも式場でも「結婚」に関する車内広告にメッセ－ジを託したくなる
のも無理はありませんね。
今、仕事をもつ都会の女性の婚期が大幅に延びています。２０年前には２４歳前後だっ
た女性の婚期が今や全国平均で２７歳を越え、都会の女性の平均結婚年齢は２８歳を越え
ています。しかも、限りなく３０歳の大台に近づいているそうです。婚期の遅れは当然な
がら出産の遅れとなり、ますます小子化の傾向が強くなってきます。
恋人がいて結婚もしたいが目標があって仕事も充実していてすぐには辞めたくない。し
かも、社会的あるいは国際的に活躍してみたい、という女性も多いものです。
しかし、自分の理想とする、素晴らしい男性に愛し愛されたいと願う女心は永遠に変わ
らない真理です。愛を求める心は純粋でもっとも人間的なものであり、人はこの世に生ま
れた以上は愛なしでは生きられないと言っても過言ではありません。と、すれば結婚願望
の以前の恋愛願望のさらに直前に愛されたい願望があるのは当然です。
愛されたい願望は、好きな人に間違いなく自分だけ愛されていると確信したときに感じ
ます。人から愛されていると感じたときに満たされますが、そうなると、次には自分も人
を愛したくなり、それが一方通行だと片思いとなり、両思いになれば恋愛となります。な
らば、恋愛願望は恋愛すれば満たされるのか？と言うと、そう簡単ではありません。
恋愛すればしたで、今度はいつも相手の一挙一動、心の動きや行動が気に掛かり寝ても
覚めても会いたいばかりになります。その上、自分がどう思われているのか、人より劣っ
ているように思われてないか、もっと綺麗になりたい、スタイルも良く見られたい、誰よ
りも愛されたい、と次々に心が揺れ動き相手の愛情に対して貧欲にになるばかりです。
恋愛中にもっとも怖いのは熱い愛の想いが、ある朝目覚めたら全部夢だったというよう
な悲劇です。愛情熱というの得体の知れない魔物は、一度に沸騰させてしまうと、たちま
ち蒸気になって霧散して影も形も無くなってしまいます。
愛情を長続きさせるコツは、誠実にお互いの愛情が育ってゆくのを確認しながら進むこ
とで焦りは禁物です。
恋愛と結婚は別もの、結婚相手を見つけるまでとりあえず、恋愛の相手が欲しいという
人もいます。この場合は一時期、心のよりどころとしてデートができる相手であれば良い
訳ですが、一歩間違うと、とんでもない心の傷を受けることになりますので、信頼できる
相手かどうか見極めが大切です。どんなに孤独でも自分が肉体的にも精神的マイナスにな
るような相手とは絶対に交際すべきではありません。ボーイフレンドは何人もいるが、恋
人と呼べる相手はいない。恋人はいるけどなんとなく物足りない。結婚を申し込まれてい
るが結婚するほどには好きになれない。様々な相談があります。
女性が恋愛の相手と出会う場所は、同窓会・友人の結婚式・職場・レジャー先・スポー
ツクラブ・趣味のサークルなど様々ですが、その場所や雰囲気によってプロポーズされる
率と交際成功率には大きな隔たりがあることも忘れないで下さい。
観光地やテ－マパ－クなど相手も遊びの気持ちでいる場所での誘いは、まず１００パ－
セント遊び心での軽い誘いと思って間違いありません。このような場所で知り合った場合
の交際はあまり長続きはしないケ－スが多いものです。
友人の結婚式などで知り合った場合は、新郎側か新婦側かは別として、どちらもお互い
に身元はすぐ割れますので、あまり羽目を外した行動には出られません。したがって交際
を始めても面白みには欠けるかも知れませんが、恋愛までのプロセスを充分に楽しむこと
ができれば、結婚も視野に入ることになります。
好きで結ばれた恋愛結婚なのに離婚するカップルの、最初に知り合った場所や動機を調
べますと、娯楽施設・飲酒・旅行先などが多いことがはっきりしています。と、いうこと
は、お遊びで誘われた相手と恋愛に入り、そのまま勢いに乗って結婚したというケ－スが
多いものです。この場合、男女のどちらかが遊びでの誘いから結婚に至った動機や経緯を
悔やんでいると場合があるもので、本来の理想的な結婚ではない、という潜在意識が影響
して結婚生活に不満をもつことになるようです。
女性が恋愛から結婚までを成功させるには、男を夢中にさせる心理作戦も必要です。
男性は本来がうぬぼれの強い単純な生き物ですから、自分から積極的に出て貴重な獲物
を獲得したという心理にさせればいいのです。ですから、実際には女性が相手に惚れてい
たとしても、それを表には出さずに自分からは一歩引いて、男性側から積極的に惚れるよ
うにさせるのです。男性は、自分の努力で困難な状況を克服して得た愛であればいつまで
も大事にします。それがあなたなら懸命に愛情も注ぎ、機嫌を損ねないように気を使うは
ずです。その呼吸さえ飲み込めれば、あなたは夫を上手に操りながら豊かな実りの多い家
庭づくりに成功し、一生安泰という人生に入れるのです。と、なれば、あなたの恋愛は成
功間違いなしで万々歳です。
ただし、釣った魚には餌をやらない、という不埒な男もいますのでご用心を・・・
この項目でのポイントは？
１、愛されたい願望は、どんな時に満たされたと感じますか？
好きな人に間違いなく自分だけ愛されていると確信したとき。
２、愛情を長続きさせるコツは？
誠実にお互いの愛情が育ってゆくのを確認しながら進むこと。
３、女性が恋愛から結婚までを成功させるには？
男を夢中にさせる心理作戦も必要です。
つづく
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では、次回をお楽しみに・・・・
「お休み処」ー「村長の連載小説」を！
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