お元気ですか?
9月に入って朝の風が秋めいて感じられます。
季節は正直、こうして今年の夏も無常に去って行きます。
夏だけを生き甲斐に暮らす私としては、今年の夏は悔いを残したままです。出版契約に縛られて、鮎の季節をむざむざと川に入らずに過ごしていたのです。
それでも、それなりの成果を得ていると自負して自分を納得させています。9月発売の「長所を活かす性格改善法」の原稿が完成しました。
今月中には書店に並びますので、楽しみです。
続いて「手相」もほぼ完成に近づいています。
先日、九州に行く朝、地元の釣り仲間から電話でがあり、「釣りにならんよ」。台風の影響で豪雨が続き、濁流で「鮎どころではない」らしいのです。
当日の搭乗券キャンセルは、お金をドブに捨てるようで残念ですが仕方がありませんん。
ところで、この季節、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」
の真っ赤な花をあちこちで見かけます。
別名が千以上もあるという曼珠沙華の本名は彼岸花(ひがんばな)です。少し高齢なお方なら、こんな歌を知っていると思います。
「赤い花なら曼珠沙華 オランダ屋敷に 雨が降る」
なぜか、曼珠沙華には雨が似合います。
真っ赤な放射状の花びらが雨に濡れて泣いている、そんな風情を感じさせるのがこの花です。
曼珠沙華はその可憐さとは裏腹に、根に毒を持つ有毒多年生球根性植物です。
茎は薬用にも使われ、根の毒を抜いて粉にして飢饉用食物に使われたことから「饅頭(まんじゅう)花」の別名もあります。
花言葉は、「情熱」「悲しい思い出」「再会」「あきらめ」「自立」などです。しかも、「曼珠沙華」には、仏教では「天上の花」といい慶事が起こる前触れともされます。
その反面、死人花、地獄花、幽霊花、捨子花などと称されて不吉な花として忌み嫌う地方もあります。
鮎釣りを趣味とする私は、この花を見ると胸が苦しくなるを感じます。曼珠沙華が咲くと、清流の鮎はいっせいに落ち鮎となって川を下って力尽き、短い一生を終えます。
そして、私の鮎釣りの1年も終わり、また翌年の夏を待たねばならないからです。
HPに随想「曼珠沙華」のコーナーを設けたのは、私がその[落ち鮎]だからです。
また、花と葉が同時に出ることがないので曼珠沙華を「相思花」とも呼びます。このように毒にも薬にも食料にもなる毀誉褒貶の多いのが曼珠沙華の特徴です。
前述の釣友が続けます。
「もう彼岸花が咲いとるで、鮎は落ちとるど」
これは大変、すぐ行くしかありません。
つづく
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さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
途中からご覧の方は、遡ってご覧になってください。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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女性のための開運講座ー129
自己啓発法
(1)恋愛と結婚
2、結婚についてどう考えますか?
前項では、恋愛について述べましたが、今回は結婚について考えます。
恋愛が自由で気楽な交際なら、結婚は自由を束縛された不自由な約束ごとばかりの契約生活です。
お金も時間も自分の自由にはなりません。
それでも人は結婚したがります。
もしも、結婚するときに不動産を取得するときのように契約書を交わすとしたら、かなり難しいことになりそうです。
女性の主張を文書化したら、役割分担、日曜の家事休業、年に一度の海外旅行、将来の財産分与など、ありとあらゆる義務と権利が誓約書に書き込まれることにも成りかねません。
しかし、実際の結婚ではせいぜい略歴と家族構成を書いた釣書の交換までです。なかには、信頼を深めるためと言って身辺調査をする人もいますが、それはごく少ない例であって一般的ではありません。
最近は、赤ちゃんが出来たから結婚という意味の「出来ちゃった婚」という形式の結婚も増えています。
相思相愛の授かり物なのか、成り行きで出来たのか、なぜか行き当たりばったりの感はしないでもないのです・・・。
「好きだから結婚する」、これも単純でいいですね。
こうして、愛情と性欲のおもむくままに結婚に突入して行くのです。やがて、愛情が冷めたら終わり、で後には愛のカケラも残りません。
それでも離婚するほどの勇気もエネルギ-もないとすれば、冷戦状態での不自然な家庭生活になるだけです。
結婚とは、きわめて厳正な約束ごとに守られた村社会で、自由奔放な生活が許される恋愛おは少々勝手が違います。
その反面、恋愛と違って、結婚していればこそ社会的にも認められて羽ばたくことが出来る世界もあるのです。
悲しみも喜びも財も地位も共有し、お互いを認め励まし合って献身的な愛情を持ち続けることが出来れば、一生を共にして悔いない仲と言えるのではないでしょうか。
ここからは「いい結婚・悪い結婚」の判別方法です。
まず、表の3要素があります。表とは看板すなわち建て前のことです。
まず、「愛情、信頼、尊敬」の3要素があります。
「愛情」については説明の必要はありませんね。
愛情のない男女関係で同じ屋根の下で暮らすなんて無意味です。ただ、同じ好きでも「大好き」と「普通」でさえ天と地ほどの差があるのですから、「大好き」と「大嫌い」でしたら、もう天と海底ほどの違いがあろうというものです。こうなると、同じ空気を吸うのがイヤになりますから一緒の部屋にもいられません。そんな仲かどうかは、テストしてみれば分かります。
次ぎは「信頼」です。相互信頼が確立している夫婦関係は愛情が少々冷めても長続きします。愛情も感じず性生活もないが、仕事のパ-トナ-としては他の誰よりも信頼できるという場合もあります。男女関係にもこの信頼は大きな要素となります。ただし、信頼だけでは恋愛は成り立ちません。あくまでも倦怠期以降の夫婦関係についての話です。
さらに、「尊敬」という要素があります。
この項目は今まで忘れられがちでしたが、円満な夫婦それぞれの配偶者に対する思いを聞いてみると、自分にはない特技や長所、実績のある過去などを相手が持ち合わせていると、ほんの些細なことでもそれを美化して尊敬の念を抱くことになり、それが二人の絆を深めているケ-スがよくあります。ただし、尊敬の念があるだけでは男女の仲は親密にはなれません。
ここで愛情の有る無しがボディブロ-のように効いてくるのです。
前回は、「愛情、信頼、尊敬」の3要素について説明しましたが、表があれば裏もあります。建て前に対しての本音の部分とでも解釈してください。
裏の3要素は「心、体、財」の健康で、これらが健全で病んでいないことです。
「心」とはハ-トのことですから、「ウソのない誠意のあるハ-トの持ち主」とでもいうのでしょうか・・・いわば、心のきれいな人ということです。人は誰でも生まれ持った性格はありますが、人によっては生い立ちや成長するまでの環境などによって、人間不信やさまざまなコンプレックスを知らず知らずの間に身につけている場合があります。
それが、男女交際の合間に影を落とすことになります。
心がきれいで温かい相手といると心が和みます。
人間はやはり「心」が大切、そう思いませんか?
つぎに「体」です。身体はつねに健全健康で性的にもタフ、これが理想です。とくに、食欲、睡眠と並ぶ三大本能の一つである性欲が満たされないと、結婚の意義も価値もかなり薄れます。こればかりは男性の責任に負うこと大なのですが・・・
つぎが「財」、お金です。これが完全に欠乏すると生活がたちまち困ってしまい、愛情どころではなくなってしまいます。最初から、働き手である男性も、家を守り子供を育てる女性にもお金を大切にするという財運の善し悪しは大切なことなのです。
以上、表と裏の3要素、「愛情、信頼、尊敬」と「心、体、財」はどちらも表裏一体の関係になって、家庭の幸せを築きます。したがって、幸せな結婚を前提とした交際であれば、これらを意識してゆくことも大切であることを肝に命じておいてください。
つづく
では、次回をお楽しみに・・・・
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では、次回をお楽しみに・・・・
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