月別アーカイブ: 2012年9月

女性のための開運講座ー131


 お元気ですか?
 外は台風の豪雨と突風が吹き荒れている9月末日の深夜、明日からの10月も大荒れの予感がします。
 明日からは、朝晩の風も涼しく衣替えですね。  
 ついでに気分一新、私も行動的になっています。
 10月は、戊辰戦争の取材で多忙になりそうな気配ですが、思いついたらどこにでも出かけるつもりです。
 28日(金)夜、仙台在住の旧友から電話で珍しい人を紹介されました。
 仙台の青葉城内の神社の宮司で「片岡」さんという旧友の飲み仲間で、小料理屋からです。
 片倉さんの先祖は奥州白石城主・片倉小十郎、伊達政宗公の右腕といわれた超有名な武将です。
 旧友は、私が戊辰戦争を書くと知って役に立ちそうな人を紹介してくれるのです。
「近日中に、土方歳三が新政府の戦艦奪取を試みた宮城湾海戦を取材に行きます」
「ぜひ、寄ってください」
 これで、とにかく会いに行く約束はしました。
 それでなくても奥州には足を運びます。
 創立54周年になる「全国歴史研究会」では、東日本復興支援イベントを奥州白河で行い、それには参加します。「歴史の分岐点「白河関」そのロマンと攻防の跡を探る」をテーマにシンポジューム、懇親会、史跡めぐりと盛りだくさんです。
 二本松藩丹羽家、忍藩松平家、旧知の白河藩阿部家各藩主ご子孫によるパネルディスカッションもあります。テーマは「ご子孫が語る戊辰戦争白河口の戦い」です。
 激しく戦って敗れた藩主達のご子孫が歴史を語る時、どのような我田引水の作られたエピソードが出るのか楽しみです。
 小説家は、その話をさらに脚色して俎上に載せるのですから因果な仕事です。ただ、子孫と親しくなると悪くは書けません。
「坂本龍馬異聞」執筆時に、坂本家から「お龍を龍馬の妻とは認めていない」とクギを刺されたのがトラウマになっています。
 さらに、それと前後して「第20回戊辰戦争殉難者慰霊祭」にも招かれています。戊辰戦争終結後もなお激しい戦いを繰り広げて死んだ長岡藩筆頭家老・河合継之助の菩提寺での催事です。 
 ここでも明治維新に絡むご子孫達との交流は避けられません。
 しかし、人との出会いは私の先入観をしばしば変えます。先日、函館で降伏した旧幕府軍の総大将「榎本武楊」のご子孫に会いました。ここでもまた榎本武楊に対する先入観に狂いが生じてきています。
「大久保利通」のご子孫とも接近しましたが、名刺交換は遠慮しました。今はまだ「大村益次郎」と並んで遭遇したくない人間関係の一人だからです。
 土方歳三の立場から書くとなると、この2人にはどうしても厳くなります。
 今まで私は、恩義ある西郷隆盛を斃した大久保利通は犬畜生にも劣る冷酷非情な男、以前、坂本龍馬の取材で鹿児島に行った頃はそう思っていました。
 今は、大久保利通の偉大な面も認めています。
 今回の戊辰戦争後の西南の役取材でも、西郷対大久保では20人中19人は西郷びいきでした。
 それでも今回の取材では、友情も私欲も棄てて維新への大義を選んだ大久保利通の苦渋を感じて、私の心は大きく揺らぎました。思いもかけないことです。
 もしかしたら、西郷の死に号泣した大久保利通の悲しみと、近藤勇の死を悼む土方歳三の悲しみとが同質に感じられたのかも知れません。
 しかし、事実は違います。
 流山で捉えられた近藤勇の釈放に全力を尽くした土方歳三に反して、城山で自刃する西郷に、大久保利通は本気で救出の手を差し伸べた気配がありません。
 土方、大久保、この二人の死に際は、似ているようで全く違います。
 榎本武楊や大鳥圭介が、負け戦を認めて新政府軍への降伏を決議したことに歳三は反発し、「降伏は拙者なき後に」と単騎で白刃をかざして敵陣に馬を馳せて、自ら敵弾に撃たれて近藤勇の後を追います。
 これによって戊辰戦争は終わります。
 一方、大久保は士族の恨みから紀尾井坂て浪士に暗殺されます。土方と近藤、西郷と大久保、どちらも表裏一体の二人で似てはいますが、心の通い方はまるで違います。近藤と土方は死ぬまでお互いを裏切ることはありませんでした。
 西郷に先立たれた大久保利通はというと、莫大な私財を投じて新しい国づくりに専念し、建国の父とも敬われましたが、死後も故郷の人々に憎まれ続け、大久保の碑も長い間建てられず、建てられてからも未だに名誉を回復していません。哀れなことです。
 義に生き義に散った土方歳三の墓前には、今も線香と花の絶えることがありません。死を覚悟しての潔い死にざまに人々は感涙を惜しみません。
 土方歳三が、今もなお何故多くの人の心を揺り動かし続けるのか? それを書きたくて、私は戊辰戦争を執筆の対象に選んだのかも知れません。
               つづく
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 さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
 これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
 途中からご覧の方は、遡ってご覧になってください。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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 女性のための開運講座ー131 

 自己啓発法
(1)恋愛と結婚

(4)性生活を大切に。

 男も女も未婚者であるうちは、性に対する反応も千差万別、百者百様、複雑で変化に富んでいます。
 過去の体験や、性に対するイメージ、考えかた、心理的な葛藤等によってそれぞれ反応が違います。
 それらの反応が、結婚後の性生活に何らかの影響を与えるのは当然で、それによって結婚生活全体の善し悪しにまで、関係する場合もあります。
 結婚適齢期の女性の多くは、肉体的な愛情を求める自分を素直に受入れようとせず、精神面の愛情により多くこだわりを見せる傾向があります。性的魅力とスタミナに溢れた健康な自分の肉体を嫌って、わざわざ食事を削ってもガリガリにやせようと努力し、貧血で倒れたりします。
 しかし、一般的な男性の本音は、極端にやせた女性より、ふっくらとした健康体の女性が好きなのです。
 そのために、恋愛ではモデル並みのスリム美人を好んだ男性でも結婚となると、丈夫な赤ちゃんを産むことのできる適度にふっくらとした健康的な女性に心が動きます。男性にとっては、ガリガリにやせた女性より元気いっぱいの健康体にこそ性的魅力が感じられるのは当然です。しかし、結婚を性的満足度だけで捉えるのも間違いです。
 性的満足度を強く求めて結婚した場合は、恋愛期の性欲飢餓状態から開放されての過激なスキンシップで女性は燃え上がるのに反して、刺激を失った男性側の情熱が急速に冷えてゆくというケ-スがままあります。
 それが潜在的に女性側の欲求不満を招くことに男は気づきません。これは、男女の生理的な構造も関係してるかも知れませんが、もっと、精神的な愛情と肉体的な愛情とのバランスを大切にすれば、このようなケ-スでも何の不安もなく乗り切れるはずです。
 結婚生活の楽しさを持続させるには、精神的にもお互いが満足できるような愛情を共感できるよう二人の努力が必要です。
 結婚は恋愛の延長ではありませから興味本位の歓楽的な雑誌記事や情報などは百害あって一利なしです。
 最近では女性のほうが男性より性知識が豊富な場合が多く、体位や回数などで積極的に指示したりする例があります。これは良い結果を招きません。
 性的体験が豊富な女性の過去に嫉妬する男性のコンプレックスを助成するだけでなく、男性の自信と愛情を急激に冷えさせてしまいます。
 この場合、能ある鷹は爪を隠す・・・で賢明な女性は豊富な知識を表に出さずに男性のリ-ドに任せて我慢し、徐々に自分のペ-スに持ち込むことをお勧めします。これが結果的に家庭円満につながればいうことありません。
 結婚と恋愛の大きな違いの一つに、セックスに対する男と女の感覚の差もあります。若い健康な男性は結婚前から好きな女性に対して性的な要求をします。
 ところが、これが愛情とは別ものの本能的な性欲である場合があるから厄介です。
 これに対して女性は、相手に愛情があるから自分を性の対象として求めると錯覚しがちです。その愛情の濃淡の見極めがなかなか難しく、結婚適齢期の女性は本来は精神面の愛を求めながらも、ついつい相手の強引さが愛情と錯覚して肉体的な方向に引きずられてしまいます。
 こうして無事に結婚したとしても、男性の愛情が薄い場合は、いずれ飽きが出ての別れ話になるか浮気されるかがオチです。
 性生活は結婚生活に大切なだけに、なおさら悦楽だけを求めて精神的な愛を忘れたセックスの末路は哀れです。その正反対のケースが精神的な愛情だけ重視し、性をいやしいものとする現象で、これも二人が同じ思想で合意のうえの結婚なら何もいうことはありませんが、いずれはお互いの不満が爆発して家庭内の空気も冷えてしまいます。
 さらに、夫婦間に愛情もなく性的な歓びもない場合もあります。例としては、性をタブ-視した厳格な家庭で育った女性や、愛情のないまま見合いで結婚した女性に多く見られるケ-スです。
 せっかく理想の男性にめぐり会っても二人の性に対する考えの違いや、無知による誤解が幸せであるべき結婚生活に暗い影をさすことになります。
 若い未婚女性の悩みの中に、自分は性的に劣ったいるのではないかという悩みです。
 とくに、深い仲になった男性がで安心して結婚を前提に交際していた彼に別の女性ができて別れ話が出ているのですが」というケースです。この場合の女性の言外には性格的なものに加えて、自分がライバルに性的に劣っているのではないかという不安が見え隠れします。
 しかし、実際にはこのような例では肉体的な面よりも精神的な愛情面での欠落が心配です。
 若い既婚女性からの悩みには、「恋愛時代には気にならなかった性格の違いがはっきりして、お互いの愛情が冷めてしまっているのですが・・・」というケースがあります。
 結婚に過度の期待を寄せすぎたか、性格の違いは性の違いという言葉の通り、性生活の不一致がもたらす不協和音である場合がほとんどです。
 性生活を豊かに楽しくするコツは、心を開いてのびのびと自由に愛し合いながらも、相手に100パ-セントの喜びを与え、自分は50パ-セントで満足する気持ちでのサ-ビス精神があれば、より多くの喜びを相手に与えることになって万事円満になります。
 この相手に尽くすという心がけこそが、愛情生活を長持ちさせる極意です。

 ここでの問題点
 1、男性は、結婚になるとふっくらした健康体の女性を求めます。
 2、性格の不一致とは、性の不一致というケ-スが多いものです。
 3、結婚は、相手に尽くすという心掛けが大切です。
                   つづく
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 では、次回をお楽しみに・・・・
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 「お休み処」ー「村長の連載小説」を!
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女性のための開運講座ー130


 お元気ですか?
 鮎釣り、長女家族とのハワイ旅行と続いた私の9月もほぼ終わりました。これからはまた平凡な日常に戻り、執筆活動に専念します。
 九州球磨川の鮎釣りは、台風の影響で河川状況が悪く大鮎の姿はついに見られませんでした。それでも雨続きの不順な天候の中で晴れた日が二日続き、激流での鮎釣りもそこそこ釣れましたので大満足です。
 今回の旅は、幕末の薩摩藩での動向を知る鹿児島取材を含めて楽しい思い出がいぱいの旅でした。
 雨の日は、二十年来の親しい釣友のジープを駆使して五ツ木村のダム工事中止跡を見たり、あちこち出かけます。その一番の釣友は大分市内にある日本有数の大型幼稚園のオーナーで、理事長を弟に譲っての道楽が釣り三昧生活です。海の大物釣りからイカやアジも釣り、鮎釣りで顔も真っ黒、釣り新聞にも時々載る名人で、地元で知られる文化人にはとても見えません。
 それでいて知事にも助言する立場で歴史にも詳しく酒豪、私が行くと毎晩のように仲間が集まって話しに花が咲きます。
 今回は私が取材中の戊辰戦争で口火を切り、仲間が東西それぞれの立場で口から球磨焼酎の泡を飛ばします。
 私は本籍が会津で親類の祖先が戊辰戦争で死んでいることもあり当然の如く幕府側、大分の釣友は西軍の新政府軍側で薩長の正当性を主張します。 
 倒幕の意気上がる薩長など西国雄藩が、将軍慶喜の大政奉還によって行き場を失い、その勢いが会津藩討伐に向かった・・・これが一般的な見方です。
 しかし、私の視点は違います。
 倒幕の意気高い西国雄藩の有力浪士が、京都守護職お抱えの新選組によって次々に斃された恨みが尾を引いたと見ています。
 とくに風の強い日に京都の街を焼きつくし天皇を守護するという大義名分を盾に天皇を拉致する計画が、会津藩支配下の新選組に壊滅させられた寺田屋事件は、大きな私怨を残しています。
 その上、薩長連合成立の立役者である坂本龍馬暗殺も会津藩お抱えの新選組の仕業と信じる薩長にとっては、会津は許すことの出来ない天敵です。
 流山で捉えられた新選組局長・近藤勇も、坂本龍馬暗殺の濡れ衣を着せられて斬首されます。しかし、冷静に考えると、実質的な新選組の戦闘参謀は土方歳三です。
 格式ある旗本となった局長・近藤勇は土佐藩参政・後藤象二郎と親しい仲ですから、京都守護の役目を終えた時に大政奉還での和平でも妥協できたはずです。
 実際の戦闘集団を率いる土方歳三の立場は違います。
 刀槍主力のわずかな人数の新選組で、西国雄藩の圧倒的な砲火を持つ数万の敵と戦う覚悟で策を練ります。
 大政奉還で幕府が崩壊しようが江戸城が敵方の手に渡ろうが、戦う意思を持つ土方歳三には関係ありません。
 土方歳三は、庄内藩士が薩摩藩屋敷焼き討ちの策を知ると、直ちに各藩に西軍との戦闘準備に入るように密偵を飛ばします。この薩摩藩邸焼き討ちを機に新選組と薩摩藩の間に鳥羽・伏見の戦いの火蓋が切られて日本国内最大の内戦が起こります。
 その戦いは、土方歳三の死によって終わります。
 歳三は、自分の死によって戊辰戦争が終結することを榎本武楊と確約した上で自ら凶弾に倒れて逝きます。
 もしかすると、日本を二つに割って戦った戊辰戦争は土方歳三の自作自演、天下を巻き込んだ都市像一世一代の大芝居ではなかったのか?
 私は、そう考えて筋書きを考えて取材を続けています。
 10月は戊辰戦争取材のために日程をとりました。
 戊辰戦争の明暗を分けた「白河口の戦い」の取材では、旧知の仲の元白河藩主のご子孫とも再会します。
 さらに、新潟・長岡藩筆頭家老「河井継之助」墓前での「戊辰戦争殉難者慰霊祭」にも行ってきます。
 ハワイの土産話はまた後日・・・
               つづく
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 さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
 これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
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 女性のための開運講座ー130 

 自己啓発法
(1)恋愛と結婚

(3)無知は悲劇の原因。

 どんなスポーツでもゲームでもルールがあるからこそ楽しいし白熱した展開になれると言えます。格闘技スポーツなどは、きちんとしたルールがなかったら、ただのケンカになってしまいます。
 恋愛と結婚も同様です。
 不文律のルールを守ってこそ幸せで明るい恋愛から結婚があるのです。ただし、恋愛と結婚ではまるでルールが違います。例えば、恋愛では一般的に妊娠はタブーですが、結婚では妊娠は社会的に認知され祝福されます。
 これは、結婚そのものが種族保存の本能による種の保存・・・すなわち妊娠・出産を目的にしているからです。
 恋愛では、しばしば自分をカッコよく見せるために適当なウソをまじえて相手の関心をひく例もありますが、結婚となると許されないウソがあるのは当然です。
 婚姻に関する裁判について調べますと、婚姻が取消になるいくつかの諸例があります。
 これなどは、アバタもエクボでは済まされ項目もあり、結婚前に知っておかなければならないことばかりです。
 それは、1学歴、2職業、3収入、4病歴、5肩書、6婚暦、7その他、等です。
 以上の中で、特に信頼を損なうものであると認められるものを詐称した場合には、婚姻の取消、慰謝料の請求などもあり得るわけです。
 1の学歴については短大卒を「大卒」と言ったからといって目くじらを立てるほどではないかもしれませんが、医大卒だのというウソは、相手が医者の一人娘だったらとんでもない騒動になります。
 2の職業については「大学助教授」と称しながら、講師だったりしたら、やはり問題です。
 この項目については、資格という問題も起こります。
 例えば「弁護士」の資格ありと経歴にありながら、それがまったくのウソで、法律事務所に勤めて弁護士の助手をしたことがあるなどという例もあります。
 この職業(資格も含む)詐称についても相談も多く問題も結構多いものです。
 3の収入も年収800万円とありながら実際は半分もなくて、さらにその半分も家計に入れないとなると問題です。
 結婚前にはきちんと実収入を確認するべきです。
 4の病歴は、盲腸などは完治していればともかく、ひどい高血圧や糖尿病、遺伝性の精神病などを隠していたら問題です。特に性不能となるといけません、結婚には致命的な障害となります。
 5の肩書については男の見栄丸出しで課長補佐を「課長」、副部長を「部長」などと部下に呼ばせているうちに、いつの間にかその気になって、あるいは近日辞令が出るだろうと期待を込めて1ランク上の役職名を名乗るなどというケースがよくあります。
 しかし、これも度が過ぎて係長なのに「部長」などと言ったり、正式には役職に付いていないのに「取締役」などとなると問題になります。
 6の婚歴は、ひどいのは離婚したと称していながら、まだ家裁で抗争中だった、という例もあり、これで結婚などしたら重婚の罪に問われます。いずれにしても、今は離婚体験者は沢山いますので、再婚の場合は、相手の離婚の原因に注意が必要です。異性問題や性格的欠点などで問題があったのであれば再婚してからも是正は困難となります。
 7のその他には、特別な例として、婚前の深い異性関係が続いていて問題になることもあります。結婚は当然ながら、相手に深い異性関係の持続がないことを条件として婚約しますので、それが露見して婚姻を破棄された判例もあります。こんな不埒な相手とは結婚しても幸せにはなれませんね。
 さて、結婚後は近所付き合い、冠婚葬祭など友人知人や親類縁者との義理付き合いなど社会人としての常識的な交際マナーも必要になります。なにしろ、恋愛期間中は他人との関わり合いを避けてきたのに、結婚した途端に地域社会の一員としても参加義務を背負うことになるのです。
 今までは他人だった男女が同じ屋根の下で一緒に暮らすことになるのですから、お互いを理解し、長所欠点を認め失敗も許し合っていく寛容さも大切ですね。結婚生活では、経済・心理・健康・娯楽・性生活とあらゆる知識が必要となってきますが、知っていて当然という大切なことを知らないために起きる悲喜劇は未然に防ぎたいものです。
                   つづく
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女性のための開運講座ー129


 お元気ですか?
 9月に入って朝の風が秋めいて感じられます。
 季節は正直、こうして今年の夏も無常に去って行きます。
 夏だけを生き甲斐に暮らす私としては、今年の夏は悔いを残したままです。出版契約に縛られて、鮎の季節をむざむざと川に入らずに過ごしていたのです。
 それでも、それなりの成果を得ていると自負して自分を納得させています。9月発売の「長所を活かす性格改善法」の原稿が完成しました。
 今月中には書店に並びますので、楽しみです。
 続いて「手相」もほぼ完成に近づいています。
 先日、九州に行く朝、地元の釣り仲間から電話でがあり、「釣りにならんよ」。台風の影響で豪雨が続き、濁流で「鮎どころではない」らしいのです。
 当日の搭乗券キャンセルは、お金をドブに捨てるようで残念ですが仕方がありませんん。 
 ところで、この季節、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」
の真っ赤な花をあちこちで見かけます。
 別名が千以上もあるという曼珠沙華の本名は彼岸花(ひがんばな)です。少し高齢なお方なら、こんな歌を知っていると思います。
「赤い花なら曼珠沙華 オランダ屋敷に 雨が降る」
 なぜか、曼珠沙華には雨が似合います。
 真っ赤な放射状の花びらが雨に濡れて泣いている、そんな風情を感じさせるのがこの花です。
 曼珠沙華はその可憐さとは裏腹に、根に毒を持つ有毒多年生球根性植物です。
 茎は薬用にも使われ、根の毒を抜いて粉にして飢饉用食物に使われたことから「饅頭(まんじゅう)花」の別名もあります。
 花言葉は、「情熱」「悲しい思い出」「再会」「あきらめ」「自立」などです。しかも、「曼珠沙華」には、仏教では「天上の花」といい慶事が起こる前触れともされます。
 その反面、死人花、地獄花、幽霊花、捨子花などと称されて不吉な花として忌み嫌う地方もあります。
 鮎釣りを趣味とする私は、この花を見ると胸が苦しくなるを感じます。曼珠沙華が咲くと、清流の鮎はいっせいに落ち鮎となって川を下って力尽き、短い一生を終えます。
 そして、私の鮎釣りの1年も終わり、また翌年の夏を待たねばならないからです。
 HPに随想「曼珠沙華」のコーナーを設けたのは、私がその[落ち鮎]だからです。
 また、花と葉が同時に出ることがないので曼珠沙華を「相思花」とも呼びます。このように毒にも薬にも食料にもなる毀誉褒貶の多いのが曼珠沙華の特徴です。
 前述の釣友が続けます。
「もう彼岸花が咲いとるで、鮎は落ちとるど」 
 これは大変、すぐ行くしかありません。
               つづく
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 さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
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 女性のための開運講座ー129 

 自己啓発法
(1)恋愛と結婚

 2、結婚についてどう考えますか?

 前項では、恋愛について述べましたが、今回は結婚について考えます。
 恋愛が自由で気楽な交際なら、結婚は自由を束縛された不自由な約束ごとばかりの契約生活です。
 お金も時間も自分の自由にはなりません。
 それでも人は結婚したがります。
 もしも、結婚するときに不動産を取得するときのように契約書を交わすとしたら、かなり難しいことになりそうです。
 女性の主張を文書化したら、役割分担、日曜の家事休業、年に一度の海外旅行、将来の財産分与など、ありとあらゆる義務と権利が誓約書に書き込まれることにも成りかねません。
 しかし、実際の結婚ではせいぜい略歴と家族構成を書いた釣書の交換までです。なかには、信頼を深めるためと言って身辺調査をする人もいますが、それはごく少ない例であって一般的ではありません。
 最近は、赤ちゃんが出来たから結婚という意味の「出来ちゃった婚」という形式の結婚も増えています。
 相思相愛の授かり物なのか、成り行きで出来たのか、なぜか行き当たりばったりの感はしないでもないのです・・・。
「好きだから結婚する」、これも単純でいいですね。
 こうして、愛情と性欲のおもむくままに結婚に突入して行くのです。やがて、愛情が冷めたら終わり、で後には愛のカケラも残りません。
 それでも離婚するほどの勇気もエネルギ-もないとすれば、冷戦状態での不自然な家庭生活になるだけです。
 結婚とは、きわめて厳正な約束ごとに守られた村社会で、自由奔放な生活が許される恋愛おは少々勝手が違います。
 その反面、恋愛と違って、結婚していればこそ社会的にも認められて羽ばたくことが出来る世界もあるのです。
 悲しみも喜びも財も地位も共有し、お互いを認め励まし合って献身的な愛情を持ち続けることが出来れば、一生を共にして悔いない仲と言えるのではないでしょうか。

 ここからは「いい結婚・悪い結婚」の判別方法です。
 まず、表の3要素があります。表とは看板すなわち建て前のことです。
 まず、「愛情、信頼、尊敬」の3要素があります。
「愛情」については説明の必要はありませんね。
 愛情のない男女関係で同じ屋根の下で暮らすなんて無意味です。ただ、同じ好きでも「大好き」と「普通」でさえ天と地ほどの差があるのですから、「大好き」と「大嫌い」でしたら、もう天と海底ほどの違いがあろうというものです。こうなると、同じ空気を吸うのがイヤになりますから一緒の部屋にもいられません。そんな仲かどうかは、テストしてみれば分かります。
 次ぎは「信頼」です。相互信頼が確立している夫婦関係は愛情が少々冷めても長続きします。愛情も感じず性生活もないが、仕事のパ-トナ-としては他の誰よりも信頼できるという場合もあります。男女関係にもこの信頼は大きな要素となります。ただし、信頼だけでは恋愛は成り立ちません。あくまでも倦怠期以降の夫婦関係についての話です。
 さらに、「尊敬」という要素があります。
 この項目は今まで忘れられがちでしたが、円満な夫婦それぞれの配偶者に対する思いを聞いてみると、自分にはない特技や長所、実績のある過去などを相手が持ち合わせていると、ほんの些細なことでもそれを美化して尊敬の念を抱くことになり、それが二人の絆を深めているケ-スがよくあります。ただし、尊敬の念があるだけでは男女の仲は親密にはなれません。
 ここで愛情の有る無しがボディブロ-のように効いてくるのです。
 前回は、「愛情、信頼、尊敬」の3要素について説明しましたが、表があれば裏もあります。建て前に対しての本音の部分とでも解釈してください。 
 裏の3要素は「心、体、財」の健康で、これらが健全で病んでいないことです。
「心」とはハ-トのことですから、「ウソのない誠意のあるハ-トの持ち主」とでもいうのでしょうか・・・いわば、心のきれいな人ということです。人は誰でも生まれ持った性格はありますが、人によっては生い立ちや成長するまでの環境などによって、人間不信やさまざまなコンプレックスを知らず知らずの間に身につけている場合があります。
 それが、男女交際の合間に影を落とすことになります。
 心がきれいで温かい相手といると心が和みます。
 人間はやはり「心」が大切、そう思いませんか?
 つぎに「体」です。身体はつねに健全健康で性的にもタフ、これが理想です。とくに、食欲、睡眠と並ぶ三大本能の一つである性欲が満たされないと、結婚の意義も価値もかなり薄れます。こればかりは男性の責任に負うこと大なのですが・・・
 つぎが「財」、お金です。これが完全に欠乏すると生活がたちまち困ってしまい、愛情どころではなくなってしまいます。最初から、働き手である男性も、家を守り子供を育てる女性にもお金を大切にするという財運の善し悪しは大切なことなのです。
 以上、表と裏の3要素、「愛情、信頼、尊敬」と「心、体、財」はどちらも表裏一体の関係になって、家庭の幸せを築きます。したがって、幸せな結婚を前提とした交際であれば、これらを意識してゆくことも大切であることを肝に命じておいてください。
                      つづく
 では、次回をお楽しみに・・・・
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 では、次回をお楽しみに・・・・
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