お元気ですか？
猛烈な円高で輸出で稼いでいた日本の優良企業の利
益が霧散中です。車のトヨタ、家電のソニーなどが、
数百億円を失いつつあるそうです。私ごとき貧乏人に
はピンときませんが、微々たるものとはいえ自分の会
社が取引している以上は少しは影響があります。
それにしても、つい今年の４月には１ドル９３円だ
った為替相場が７月下旬に８６円、今ではついに７６
円前後。対ユーロにしても激しい円高傾向で、１月の
１３０円台から今では１００円そこそこ、もうどうに
もなりません。
前記のトヨタなど海外売上高比率が７０パーセント
ですから海外で売れた代金をドルやユーロで受け取り、
それを円に換えることになり、それが２割も減るとな
ると売れば売るほど損失が増えます。
さて円高による損失額は？
と、なるとトヨタの場合１円の円高でも約３００億
円の損失、１０円の円高では３０００億円の損失です。
ソニーの場合はヨーロッパ市場狙いですから、対ユ
ーロで２０円の円高になると約１４００億円が消える
そうです。
ところで、携帯市場で韓国のサムスン社が販売の世
界記録を塗り替えたというニュースを聞きました。
日本は関連全社合わせて、３００万台を超えた月は
お祭り騒ぎなのに、サムスン一社で３ケ月で２０００
万台を越えたそうです。
それにしても携帯の話だけは聞きたくない心境です。
あれほど、アルミ材をも用いてカラフルに着色した
携帯が、いっせいにアルミから撤退してプラスチック
など他の材質に変わってしまったのです。メーカーの
言い分では、着せ替えシールの充実で気軽に衣装替え
が出来るため、アルミ着色加工が必要なくなった、と
のこと、一言もありません。
ちなみに、国内の携帯１位はＮＴＴドコモ、２位は
ＫＤＤＩ，３位はソフトバンクです。
ついでに、家電１位は日立、２位はパナソニック、
３位はソニーです。
細かいところでは食肉の１位は日本ハム、２位は伊
東ハム、３位はプリマハム、ま、どうでもいいですね。
その日本ハムも食品全体では、味の素に勝てずに２
位、３位は山崎パンです。
鉄道では元国鉄系のＪＲ東日本、ＪＲ東海が１、２
位、３位に東急電鉄が食い込んだのは立派です。
どの業界でも１位はダントツ、２、３位は善戦、４
位以下はかなり実績で下まわります。
自動車はトヨタが一位、売り上げも昨年は１７兆余、
２位のニッサン系が６兆、３位のスズキ・ＶＷ連合が
２兆ですから問題外です。
化粧品は資生堂が６千３百億超え、カネボー系が５
千億強、コーセーが２千億弱だそうです。
ところで少子化とはいえ、子供の教育にお金が掛る
のは今も昔も変わりません。
大学受験の予備校が軒並み縮小や倒産をしり目に、
安定した実績を残している教育関連事業があります。
英会話？ いいえ違います。
なんと幼児まで取り込み始めた公文です。昨年の
総売り上げ何と７１１億円。２位のベネッセグルー
プが約４３０億で３位のナガセグループ（東進スク
ール）約２００億円ですから、大きく水を開けて独
走中なのは間違いありません。
そこから振り返って我が開運道スクールを見つめ
ると、微々たる動きながらそこに集まり始めた人材
の質の高さ・・・これには我ながら目を見張るもの
があります。これからが楽しみです。
ーーーーーーーーーーーーーー
さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
女性のための開運講座ー１０２
安眠美容コース
（８）目覚めたときのイメージコントロール－２
これがなかなかあとで役立つことがあるから不思
議です。意識というものは常にある目的に向かって
一定の方向に進んでいると、ふとしたときに問題解
決の糸口を得ることもあるものです。
それがアルファ状態の効用とも言えるものですが
人間関係改善のヒントをはじめ、忘れていた大切な
用事を思い出すこともあります。
朝のイメージコントロールでもっとも大切なこと
は、すべてが何らかの方法で好解決となるというこ
とを確信することです。一日が笑顔で過ごせるよう、
自分にとって最良の一日であるよう確信することです。
血圧が低い人は、とくにこの朝の数分間のイメージ
トレーニングで目覚めがさわやかになり、朝の気分が
すっきりします。
具体的に朝のイメージトレーニングの方法について
記しますので実行してみて下さい。
１、朝目覚めたら、夢日記を書く。
２、床に仰向けに寝て、視線を天井に向け何も考え
ず頭の中で数えながら深呼吸５回する。
３、今日一日に行動を頭の中で追っていく。
４、今日必ず出会う人と笑顔で挨拶している自分を
思い描く。
５、仕事ぶりも自信に満ちていて、誰からも好感を
持たれて見られているシーンを思い描く。
６、自分の好意を寄せている人が必ず心の中で好意
を持って自分に接しているシーンを描く。
７、今日は必ずすてきな出来事が起こる予感がする、
と確信し、自分が計画していること、約束をし
ていること、すべてに自信を持って笑顔起きる。
以上が、朝のイメージコントロール法のもっとも
簡単なテクニックで所要時間は約３分、毎日の習慣に
なればしめたものです。
朝のイメージコントロール法をはじめますと、目覚
し時計が不要になるとほとんどの体験者が言います。
大脳生理学の専門家の説によりますと、大脳には体
内感覚によって「注意睡眠」という科学的な調節機関
が働くそうで、翌朝の何時に起きなければいけないと
いう意識が大脳にセットされるといわれます。
この場合、それが楽しいことであればあるほど正確
に目覚めるそうですが、たしかに旅行や、以前から計
画していた楽しみな行動の朝などは早く、目覚めはす
っきりとしたものとなります。
したがって、毎朝のイメージコントロールがより楽
しいものとなることによって、朝あの目覚めがさらに
快適なものとなります。
つづく
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新選組３部作」
を執筆中です。その内容を先にお届けします。
ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
新選組ー異聞
第四章 餓狼の群れ
（１）担庵の死－４
これでは歳三でさえ、阿部正弘が筆頭老中を辞する気
持ちが理解できる。壮四郎も歳三も日本は国を開き、海
外に活路を求めて雄飛する、この点では意見が同じだっ
た。
ただ、旧態依然の徳川幕府のままで武力も外交力もは
るか上の諸外国と、日本が対等に戦えるか、という点で
は壮四郎も歳三も懐疑的ではあった。すでに、外国との
小競り合いや交渉で相手の手強さは誰もが熟知している
ことで、今のままでは勝てないという幕府内での少数意
見にも反論はない。
だからこそ、薩摩藩、長州藩など雄藩の意見も必要と
考えた阿部正弘の気持ちは正しいのだが、それが有力外
様大名の参政につながれば、いずれ意見が割れての権力
闘争で関ヶ原の二の舞になる、との率直な意見も幕閣内
に出始めていた。
阿部正弘の打った閣外からの意見導入という禁じ手、
これは危険な賭けだった。
この機に乗じて、反幕府勢力の結集すら危ぶまれる事
態を引き起こしているからだった。
歳三にも尊皇思想は根付いていたが、その思いは複雑
だった。大和民族の誕生以来万世一系として天皇家が国
を統治し、その政りごとを幕府に任している。その幕府
の頭領が徳川家で、その下に代官や大名が国々を預かり、
そこに民がいる。これは祖父や父から伝えられた日本と
いう国家の骨組だと知らされても、徳川幕府の直轄地で
ある多摩に生まれ育った歳三としては、徳川家あっての
多摩であり石田村の歳三という認識であった。
雲の上の存在である朝廷が、大の異人嫌いで幕府に攘
夷を命じているという、これではあまりにも人間臭過ぎ
て、歳三からみれば疑わしく思えて仕方がない。国主で
ある朝廷が何故に国益に反する攘夷に拘るのか？
歳三は、子供の時から親類の貿易商宅や漢方医・本田
覚庵を通じて世界の中の小さな日本の立場を知っている
だけに、武士になる夢以上に海外雄飛は望むところだっ
た。
担庵という大船が沈んだ今、歳三は、体ひとつで大海
原に放りだされて波間に漂うような不安で落ち着かない
気分を感じていた。もの心ついた子供の頃から担庵の影
響を受けて育った歳三にとって、この後の展開が全く見
えていない。
姉ノブが嫁いだ日野の佐藤彦五郎は、わずか十一歳の
時に代官・江川担庵の後見で日野宿問屋・寄場名主十一
代の座を継いでいる。それ以来、担庵の指導で多摩の治
安や行政に携わり、小野路の小島鹿之助と共に担庵の目
指す多摩農兵隊の実現にも尽くして来た。
その一環として天然理心流の道場も開き、多摩の農民
の次男以下に戦うための剣技を習得させてきた。多摩の
政りごとに関する限りにおいては、担庵と彦五郎は表裏
一体の仲にあり、いわば多摩は担庵の隠し里の役割を果
たし、担庵は何事も彦五郎に相談しながら多摩の発展に
尽くして来たのを歳三は幼い時から知っていた。
その担庵ももういない。
その彦五郎にとって、父とも仰ぐ担庵の死は大きな衝
撃となっているに違いない。
つづく
==========================================
花見正樹事務所 電話０３－３５４２－１１５０
ホームページ・ http://kaiundou.jp
開運道スクール・携帯 http://m.kaiundou-school.com
開運道スクール・ＰＣ http://kaiundou-school.com
=============================================