宮城県沖を震源とする大きな余震がほぼ毎日続い
ています。今回は津波警報もすぐ解除され、大きな
被害ばなくて何よりですが油断は禁物です。
原発事故以来、高濃度の汚水被害が日を追うごと
に増えているのも心配の元です。
私も僅かな義援金拠出以外に、被災者の方々のた
めに何が出来るか考えています。自分が主宰する開
運村のホームページを通じての励ましも有意義だと
信じています。
健康相談コーナー、悩み相談コーナー、文芸作品
受付け、全て有意義と思っています。
つい先日、被災地に無情に降る雪を恨みましたが、
春は確実に近付いています。
拙宅の近くにある小さな公園の桜が、10日の日
曜日、満開でした。家から3キロほどには権現堂桜
堤という桜の名所があります。交通渋滞覚悟で出掛
けてきましたが、やはり大渋滞でした。日頃は駐車
自由のただの空き地が、二時間500円で満車状態
でした。
土手にはさまざまな屋台も出て大繁盛、家族連れ
が殆どでした。
東京の桜の名所といえば、隅田川河畔の桜と上野
の桜、新宿御苑などです。
上野の桜は400年以上前の寛永年間から有名で、
1200本余といわれる桜は見事なものです。
毎年150万人以上の花見客で賑わう上野も、今
年は電力事情で夜桜自粛で夜は静かです。
この上野の山で、私の好きな桜は吉野でも山桜で
もなく、清水観音堂裏手に咲くしだ
れ桜です。その名は秋色(しゅうしき)桜、春に咲
くのに秋の色の桜とは洒落ています。
この花の見事さに惹かれて上野の花見に一度は行
くのですが、本年は私も自粛します。
今年は、近所の公園の桜と築地の小学校の桜を、
風に散るまで見守るつもりです。
東日本地震の被災者の方々に、春の訪れが早まり
ますように心から祈ります。
つづく
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さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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女性のための開運講座ー72
恋愛・結婚、さまざま模様
美しくなる秘訣
4、恋をしてホルモンバランス回復-1
美の本質を説くということは難しいことですが、
人は誰でもいつまでも若々しく美しく生きたいと
願っています。
美しい人は若さを長く保つと言われていますが、
私たちが美しい人をイメージして定義しますと
「知的で社会適応性があって内面、外見ともバラ
ンスのとれた情感豊かな女性」ということになる
かと思います。
ここで大切なことは、字で表すと似ていても、
美人=美しい人ではないことです。美人と言うと、
いかにも外見だけがきれいな人というイメージが
あり、知的で冷たい感じの場合もあり、内面的な
心の問題は切り離して見られます。しかし、美し
い人となると少しニュアンスが変わって情熱的な
響きが加わります。そして、あなたも当然美しい
人の仲間入りです。
よく恋をしている人は美しいと言われますが、
なぜ良い恋をしていると肌もツヤツヤし、目も輝
き、行動も生き生きとしてスリムになるのでしょ
うか。
少し科学的な話になりますが、恋をすると大脳
を刺激して、脳下垂体の前葉から分泌される7種
のホルモンのうち、甲状腺ホルモンのサイトロフ
ィンなどがいっせいに動き出します。それらがエ
ネルギーの新陳代謝を助け、たんぱく質合成が促
進され細胞分裂が活発になり、脂肪酸が遊離され、
エネルギーが発生し、必要のないカロリーを燃焼
させ対外に排出します。
したがって、新陳代謝の活性化で肌も生き生き
と蘇り、スリムになるという図式なのです。良い
恋をするとプロラクティンという成長ホルモンも
活動を開始しますが、これは乳房の成長に寄与し
ますし、フォリクル刺激ホルモンが分泌されます
と、卵子の成長促進としての機能を果たします。
つづく
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書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新撰組
3部作」を執筆中です。その内容を先にお届けし
ます。
ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
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新撰組ー異聞
第三章 黒船騒乱
(3)幕閣内の争い
二人が姿を消したのを確かめてから、与四郎が口
を開いた。
「喜六さんに、歳三さんの力を借りる許しを得たん
じゃ」
「兄貴に?」
「喜六さんには、トシさんさえ納得すれば今日から
でも身柄を預からせて頂くことにしてある」
「物騒だな。それも江川さまの差し金かね?」
「病身の殿は、名跡・江川家の家督をご長男の英敏
さまに譲られ、あとはお国のために命を捨てる覚悟
をなされた」
「おれには関係ねえな」
「そうとも言えんさ。殿は昔、よく忍び視察で、飲
み仲間の蘭医や剣術仲間の斎藤さまを連れて本田覚
庵家に泊ってたそうだが、本田家で見たトシさんが
忘れられんのだ。書道の学習を終えてから、盲目の
兄の手を引いて夕闇迫る多摩川の激流を敢然と渉る
幼いトシさんの姿を見送って、その担力と冷静な判
断力にえらく感動されておられてな。多摩の地に何
ぞの時あれば、石田村の小倅を我が陣営に引き入れ
て力を借りよ、と、わしらにも常日頃から申されて
おったのだ」
「さっぱり分からん。その何ぞの時ってえのは?」
「国難だ。今、黒船の襲来で国内が二つに割れるか
も知れんと殿は見ている」
「国が割れる?」
「この巨大な黒船の噂は、江戸から多摩、秩父、甲
斐、信濃、木曽、尾張、陸前、越後、安芸、長州や
土佐、薩摩、関東各地から奥州まで風のように広ま
って日本の津々浦々までを騒然とさせているのは知
っているか?」
「知ってるさ。だが、幕府が何とかするんじゃねえ
のかい?」
「老中首席の阿部正弘さまが必死の覚悟で推し進め
る連日の合議でも結論が出ず、幕府の権威も日ごと
に失われ、諸大名や家臣、一般庶民の心も徐々に幕
府から離れてゆくばかり、悲しいことだ」
「そういえば、荷車にいっぱいの家財道具を積んで、
親類を頼ってか、江戸府内を離れる人で、甲州路な
どもごった返しているのは確かだからな」
「上様もこの騒ぎを憂慮なされておるそうだ」
「上様? 将軍様のことか?」
「と、いっても、不治の病を持つ十三代将軍家定さ
まは、病弱で何も出来ん」
「それで?」
「今は、阿部正弘さまが国政の全てを任せられてお
る」
「老中の阿部さま? 伝え聞くところでは暗愚な小
心者とか」
「それは事実ではない」
長山与四郎が続けた。
つづく
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では、次回をお楽しみに・・・・
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