ここは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。
積丹での海の幸・同窓会-2
宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)
前回に書いた八剣山ワインというのは、札幌の郊外でドイツ式に有機ブドウで栽培して作ったブドウでできたワインです。幹事の一人がこのワイナリーを支援していて、2016年10月にこの(株)八剣山さっぽろ地ワイン研究所(八剣山ワイナリー)でクラス会をしたことがあります。
札幌から車で約30分南に行った所にブドウ園がありパーティルームがあります。
そこで10月でしたから、ここのヌーボーワインとドイツワインでクラス会をしました。
まだ会社を立ち上げて何年もたっていないみたいで、ワインもまだ若かったですが、
そのワイナリーで、そこの地ワインを楽しむのもワインの味とは別な要素にあふれて一興でした。
またそのワインが今度は少しおいしくなって登場しました。
皆でその時の思い出にも花を咲かせました。
さて翌日の朝食は、前の晩に各自申告したウニ丼かウニとイクラ半々丼と普通の旅館の朝ご飯プラスいか刺でした。
そのウニ丼たるやごはんよりウニの方が多いくらいのウニに埋め尽くされていました。
もう一生分のウニを食べたと実感したくらいです。
さすがにミシュラン一つ星のホテルでした。
ぜひ皆様も積丹でウニを召し上がりたくなったら、このホテルはお勧めです。
昨日の予報通り雨でしたので、まず近くにある鰊御殿を見学することにしました。
正式名称「鰊伝習館ヤマシメ(山〆)番屋」といい明治末期頃に建造された建物とお蔵があり、鰊漁が最盛期だったころを彷彿とさせるような建物でした。
私たちが到着したところ前のお蔵でお茶会をしていて、私たちにもぜひ参加してくださいと誘われ、おいしい和菓子とお抹茶を頂きました。
ここに何故立ち寄ったかというと、この開運道の講師である小美濃さんの主催している幕末史研究会に私は所属しているのですが、その会員の中に札幌在住の福井さんという方がいらっしゃって、前日の午前中、久しぶりにお会いしました。
そこで私が美国にこれから行くと話したら、彼の実家が昔その美国で鰊(にしん)漁をしていて、その建物が現在NPO法人によって管理運営されているので、ぜひ時間があったら見学してほしいと言われたためです。
伝習館の中には昔の鰊漁に使った道具や衣類なども展示してあり、なかなか興味深かったです。
次に雨も止んできたので自動車2台に分乗して積丹岬に向いました。
ちょっと小雨にはなりましたが、なんとか「島武意(しまむい)海岸」という「日本の渚百選」の海岸を見下ろす岬に行きました。昔は鰊を運ぶために造られたトンネルを抜けるといきなり断崖絶壁の海岸と積丹ブルーの海が目の前に広がり、その美しさに思わず声がでてしまいました。
これが晴れていたらどんなにか積丹ブルーが美しかったのではないかと想像するだけでちょっと残念でしたが、十分この景色を楽しみました。
この後は余市に行きましたが、その報告は第3弾でいたします。