ウイーン・「ルーベンス展」

このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

ウイーン・「ルーベンス展」

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

ウィーンで一押しの美術館と言えば「美術史博物館」Kunsthistorisches  Museum です。
私たちが行った時は企画展で「ルーベンス展」をしていました。
教科書や美術書で見るような作品がゆったりと展示されていました。
常設展もとても充実していてブリューゲル、フェルメール、ラファエロ等が目白押しに展示されていました。また絵画だけではなく、古代ギリシャ、ローマ、エジプトの彫像や歴代の皇帝が収集した華麗で精巧な工芸美術品や珍品も展示されています。
いっぱい見すぎてどの絵が何だったか覚えられないくらいです。
またこの美術史博物館はウィーンの中心部にあり、王宮Hofburgが立ち並ぶ一角にあります。
そばには「自然史博物館」があります。
ここにも行ったのですが、入場の行列ができていて、パスしました。
展示物はマリア・テレジアの夫フランツ1世の大コレクションが基礎となっていて、自然科学全般にわたる膨大で貴重な物が展示されているそうです。
自然科学にご興味のある方はぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか?
また女性に人気の「エリザベート」のシシィ美術館もあります。
このエリザベートについてはまた別の機会に書きたいと思います。
こにようにウィーンはパプスブルク家によって繁栄し、政治だけではなく芸術の花が開いた都市だと言うことがよくわかりました。
どこを見ても素敵な建物ばかりで、目印にしても似たような建物ばかりなので何度道に迷ったかわかりませんでした。