月別アーカイブ: 2022年1月

詩人「立原道造」

 

宗像 信子
(開運道芸術部顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

詩人「立原道造」

数年前、鎌倉に住んでいる幼馴染から別所沼って知っている?と聞かれたことがありました。そしてその中に「ヒヤシンスハウスという面白い建物があるので見に行って」と言われて早速見学に行ったことがありました。
それから何年振りかにヒヤシンスハウスをまた訪ねてみました。
今回はちょっとこの詩人に興味をもちましたので、詩集を買って読んでみました。
この詩人立原 道造(たちはら みちぞう)は1914年(大正3年)7月30日 年に生まれ、 1939年(昭和14年)3月29日に、24歳で急逝した詩人です。
また建築家としても足跡を残している詩人です。学歴は東京帝国大学工学部建築学科卒業している。東大在学中から卒業までに辰野賞を3年連続受賞という輝かしい才能を持っていた若者でした。
多分将来を担う建築家としても期待されていたんだと思います。
詩は旧制一高時代から堀辰雄に兄事し、大学入学後は堀辰雄の主宰する「四季」の編集同人になっていたそうです。そして中原中也賞を受賞しています。
文学的才能にも恵まれていたんですね。
立原は、軽井沢を愛し、建築とともに詩にもその文学的才能が期待されていましたが、澄んだ魂のまま「五月の風を ゼリーにして持ってきてください」の言葉を残して二十四歳という若さでこの世を去ったそうです。
なんて素敵な言葉でしょう!
1997年には東京大学弥生門前に「立原道造記念館」が、2004年には、さいたま市別所沼公園に、立原の設計した「ヒアシンスハウス」が建設され、彼の夢の一つが実現しています。

1934年(昭 9)東京帝国大学工学部建築学科入学、この夏、初めて軽井沢を訪問、以後、毎夏信濃追分や北軽井沢に滞在。
1937年(昭12)、詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を出版。
1939年(昭14)、2月第1回中原中也賞を受賞するも、同年3月24歳という若さで逝去。
2003年(平15)、詩集『立原道造』ハルキ文庫から出版されている。

その中から気に入った詩を抜粋してみます。

春が来たなら

春がきたなら 花が咲いたら
木のかげに小さな椅子に腰かけて
ずっと遠くを見てくらさう
そしてとしよりになるだろう
僕は何もかもわかったやうに
灰の色をした靄のしめりの向こうの方に
小さなやさしい笑顔を送らう
僕は余計な歌はもう歌はない
手をのばしたらそつと花に触れるだらう

春がきたなら ひとりだつたら

ーーーーーー..
 宗像信子相談室のご案内です。
ご興味のある方はぜひお越しくださいませ。

 元家事調停委員、面会支援員、開運道顧問 
 宗像信子の
「家庭問題よろず相談室(秘密厳守・女性専科)」
 この度、長年の経験を生かして「家庭問題専門の「相談室」を開きました。
 私は長年、家庭裁判所の家事調停委員を務めてまいりました。
 あらゆる家庭内、親族間での悩みお困りごとの相談に応じます。
 もちろん秘密厳守、相談場所は「開運道の築地サロン」です。
  下記の要領でご予約をお受けいたします。

     ーーーーー

 相談日・金、土、日、祭日、第1,3木曜可。
 時間・10時~20時内で相談に応じます。
女性限定・1時間7千円(税別)・完全予約制
問い合わせ&予約
 aloha-nobuko4913@docomo.ne.jp
相談室
開運道サロン:東京都中央区築地2-14-6 キャメル築地1304号
地下鉄日比谷線築地駅2番出口1分
築地本願寺正門の真正面の喫茶店「築地テラス」のあるビル・キャメル築地
喫茶店右横正面玄関で、1304-呼び出し、とプッシュ。
ドアーが開いたらエレベーターで13階奥の本願寺側・「開運道サロン」へ。
お待ちいたしております。

 ーーーーーー


ウィーン・オペラ座報告。

 宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

 ウィーン・オペラ座報告。

 新年になり、NHKでニューイヤーコンサートを放送していました。
3年ほど前に行ったウィーンのことを思い出しました。
駆け足旅行でしたが、ぜひやりたいことを結構こなすことができました。
その一つにオペラ座でオペラを見にいくことでした。

幸い滞在中に上演することはネットで調べてわかり、日本でチケットを予約することができていました。ただどんな席かはいってみなくてはわかりませんでした。
今回はただ見に行くのではなく、オペラ座に正装していくことも考えていました。
やはり日本人は着物でしょう!
ということで娘と二人分の着物を持って行きました。
何と着物だけで約10kg、カバンの重かったこと。
というわけで写真のように二人で着物を着て、いざオペラ座へ。
席は想像した以上に良いお席で、それにも感激しました。
回りはあまりイブニングドレスの方はいませんでしたが、男性はタキシードでお洒落な女性をエスコートしていました。外人男性は本当にタキシード姿が決まっています。
あら~私もエスコートしていただきたかったわ!〈笑〉
オペラは「トスカ」でした。
幸い座席には日本語の字幕が出る端末があり、助かりました。


ですからストーリーはわかっていたのですが、歌詞がわからないから心配していたのですがばっちりでした。
心ゆくまでウィーンでオペラを堪能しました。
帰りはザッハトルテというチョキレートケーキの発祥のカフェに寄って、甘いケーキが苦手な二人はビールを飲んで、ウィーンのカフェの雰囲気を楽しみました。回りにもオペラ帰りの人が多かったので、高揚した余韻も十分楽しみました。
ホテルはオペラ座から徒歩5分でしたので、最後のお散歩をしながら帰りました。

 


浜離宮恩賜庭園 

 

浜離宮恩賜庭園 

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)


築地からほど近い江戸湾よりに浜離宮という庭園があります。
新橋・汐留から新大橋通りを築地の花見サロンに向かって歩いて行くと、右手に緑のこんもりした木立ちがある公園が見られます。
それが浜離宮恩賜庭園です。
近代的なビルもそばにたくさんありますが、この庭園は昔からの歴史的な所です。
この庭園の歴史についてご説明いたします。
徳川家四代将軍家綱が弟の甲府宰相綱重に与えた15000坪の海水面埋め立て許可に始まりました。
そして綱重の子綱豊が跡継ぎのいない家綱の跡を継いで六代将軍家宣になりました。
それに伴いこの浜庭は18世紀初頭に将軍家の所有になり、浜御殿として誕生しました。
それからは将軍様の気晴らしになるようなお庭として管理されてきました。
将軍家斉が一番利用したそうです。
池での釣り、鷹狩り、お花見と御台所、大奥のお女中などもお庭に行くときは随行したそうです。
またお武家さまたちも浜庭に招待されるということはすごい名誉だったそうです。
その浜庭を管理したのが浜御殿奉行木村家でした。
庭内に役宅を持ち、生活をしながら管理したようです。
今はその役宅は存在しないのが残念です。
この木村家はそもそも甲府宰相の家来で家宣が将軍になったころから浜御殿奉行となりました。
そして家禄も20表から100表に加増されますが、異例の出世だったようです。
この後、幕末までの歴史については次回お話いたします。

DSC_0381

 

(注)宗像信子さんは上記の木村家ご子孫です(村長)。

ーーーーーー..
 宗像信子相談室のご案内です。
ご興味のある方はぜひお越しくださいませ。

 元家事調停委員、面会支援員、開運道顧問 
 宗像信子の
「家庭問題よろず相談室(秘密厳守・女性専科)」
 この度、長年の経験を生かして「家庭問題専門の「相談室」を開きました。
 私は長年、家庭裁判所の家事調停委員を務めてまいりました。
 あらゆる家庭内、親族間での悩みお困りごとの相談に応じます。
 もちろん秘密厳守、相談場所は「開運道の築地サロン」です。
  下記の要領でご予約をお受けいたします。

     ーーーーー

 相談日・金、土、日、祭日、第1,3木曜可。
 時間・10時~20時内で相談に応じます。
女性限定・1時間7千円(税別)・完全予約制
問い合わせ&予約
 aloha-nobuko4913@docomo.ne.jp
相談室
開運道サロン:東京都中央区築地2-14-6 キャメル築地1304号
地下鉄日比谷線築地駅2番出口1分
築地本願寺正門の真正面の喫茶店「築地テラス」のあるビル・キャメル築地
喫茶店右横正面玄関で、1304-呼び出し、とプッシュ。
ドアーが開いたらエレベーターで13階奥の本願寺側・「開運道サロン」へ。
お待ちいたしております。

 ーーーーーー


初日の出

 宗像 信子
(開運道芸術部顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

 初日の出

 喪中 に対する画像結果 新しい1年が始まりました。
 つい1ケ月前に長年連れ添った夫を喪った身としては賀正の二文字はタブーです。
 それでも元旦の早朝、天候の様子を見ようとベランダに出ると、まだ薄暗い夜明けの冷気は身に沁みました。
 それでも東の空だけはすでに明るく染まっていて地平線上の家々の屋根を照らし、夜明けの準備が整ったことを知らせています。この朝は、全国各地が大雪に見舞われているにも拘わらず、首都圏北部に位置する浦和のマンション14階の我が家のベランダから見た夜明けの空は、多少のはぐれ雲が散見する程度でほぼ快晴、これなら初日の出が拝めます。

 急いで部屋に戻って洗顔もそこそこに防寒対策を充分に、スマホを持って再びベランダに出ました。高山からであれば御来光と言えますが、14階からでは御来光の表現は厚かましいので「初日の出」と述べますが、私の心の中では当然ながら、元日になると必ず毎年のように訪れる「御来光」なのです。 
 ここでの日の出は日常的に見慣れた風景であるのに、この元旦の日の出に限って、家々の陰から眩い陽光を放ちながらに徐々に姿を現す黄金に輝く太陽を眺めた途端、身が引き締まる思いがして、思わずごく自然に手を合せました。スマホをコートのポケットに入れてから再び合掌し、その後に撮ったのが上に載せた写真です。
 

 しばらく厳粛な気持ちで日の出の風景を眺めてから一度室内に戻り、しばらくして南西向きのベランダに移動しました。
 我が家は東と南西それぞれにベランダがあり、東の御来光に次いで西の遠景に富士山を撮ることができるのです。以前、これを見た時を評して「早起きは三文の徳」といいましたが、初日の出と初富士の両方を拝んだのですから当然「値千金(あたいせんきん)」の方が妥当のような気がします。
千両箱 に対する画像結果 下世話(げせわ)ながら、高値相場の1両10万円として換算すると三文は300円、千金は1億円と凄い価値です。
 そこでふと中国の故事が頭をよぎりました。「値千」の語源は中国語の「春宵一刻値千金」から出ているのでは?
 この語が単に睡眠だけの問題なのかどうかは解釈する人にお任せいたしますが、「値千金」は撤回して、ここは一文銭  に対する画像結果「三文の徳」にしておきます。
その上で心新たに、初日の出と初富士に「生きる勇気と力強さ」を与えられたと解釈し、皆様と共に「幸多き1年を過ごせるように」と努力する所存です。先に旅立った故人もそれを望むのは間違いありません。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

-  ーーーーーー..
 宗像信子相談室のご案内です。
ご興味のある方はぜひお越しくださいませ。

 元家事調停委員、面会支援員、開運道顧問 
 宗像信子の
「家庭問題よろず相談室(秘密厳守・女性専科)」
 この度、長年の経験を生かして「家庭問題専門の「相談室」を開きました。
 私は長年、家庭裁判所の家事調停委員を務めてまいりました。
 あらゆる家庭内、親族間での悩みお困りごとの相談に応じます。
 もちろん秘密厳守、相談場所は「開運道の築地サロン」です。
  下記の要領でご予約をお受けいたします。

     ーーーーー

 相談日・金、土、日、祭日、第1,3木曜可。
 時間・10時~20時内で相談に応じます。
女性限定・1時間7千円(税別)・完全予約制
問い合わせ&予約
 aloha-nobuko4913@docomo.ne.jp
相談室
開運道サロン:東京都中央区築地2-14-6 キャメル築地1304号
地下鉄日比谷線築地駅2番出口1分
築地本願寺正門の真正面の喫茶店「築地テラス」のあるビル・キャメル築地
喫茶店右横正面玄関で、1304-呼び出し、とプッシュ。
ドアーが開いたらエレベーターで13階奥の本願寺側・「開運道サロン」へ。
お待ちいたしております。

 ーーーーーー