宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)
勝海舟記念館
バレンタインデーの昨日、女3人で洗足池にある大田区立勝海舟記念館に行ってきました。
お天気も良く、穏やかな散歩日和でしたから洗足池には結構多くの人達が散策にきていました。
でも結構大きな池のある公園でしたから密という感じではありませんでした。
青空の中の洗足池を見ながらまず勝海舟記念館にいきました。そこまでの歩道はとても整備されていて大田区がかなりの費用をかけて整備したことがよくわかりました。
もともとは清明文庫と呼ばれていて昭和3年に海舟関係の図書を公開することを目的として建てられた昭和初期の貴重な建物だそうです。
平成12年(2000年)に国の有形文化財に登録されました。
多分それに合わせて大田区が周辺を整備したのではないかと思います。
館内は海舟の歴史を展示しています。ビデオによる案内もたくさんあり楽しむことができました。
なんで洗足にこの記念館があるかというと、海舟が別荘として洗足軒を建てたからです。海舟はとても洗足の自然を愛して自分が死んだらここにお墓を建ててほしいと願ったそうです。
お隣に奥様のお墓がありますが、奥様は絶対海舟と同じお墓には入りたくないと常々言っていたそうですが、並んでお墓はありました。残された方々の思いからでしょうか?
墓所の入口に墓前水盤がありますが、今回はその水盤に関わる資料も展示されていました。
水盤の裏側にこの水盤に寄付した人達の名前が彫られていましたが、ところどころ欠けていましたが、幸い我が先祖の木村芥舟の名前は少し欠けながらも残っていました。資料の方には榎本武揚の名前も書かれていましたが見つかりませんでした。
海舟の命日が1月19日だったので、墓前にはお花が供えられていました。