会津探訪記-1
宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)
12月上旬に長年の夢だった会津若松にいきました。
大宮から新幹線に乗って郡山に行き、そこから磐越縁に乗り換えて会津若松までいきました。
途中、猪苗代湖の付近で雪が降ってきて、どうも前日も降ったようで白銀の世界でした。
これでは会津も雪が降って寒いのではと心配しましたが、会津に雪はありませんでした。
ホッとして駅前からタクシーに乗り込み、まず日新館を目指しました。
タクシーの運転手さんは女性で、立て板に水のように会津の歴史を含めてガイドをしてくれました。
なんという素晴らしいタクシーに乗ったものだと感激しました。
會津藩校日新館は1803年に建設された藩校です。
現在は場所も移動して、かなり会津若松のはずれに広大な敷地に復元されていました。
江戸時代に人材育成を目的に享和3年に建てられたのですが、全国の藩校300校の中でも規模、内容ともに有数と謳われ、「白虎隊」隊員をはじめとして多くの優秀な人材を輩出したそうです。
有名な「ならぬことはならぬ」という會津魂を育んだこの学問の殿堂は、失われてしまった日本の武士道の根源だと言われています。
1. 年長者(としうえのひと)にはお辞儀をしなければなりませぬ
1. 嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
1. 卑怯な振舞をしてはなりませぬ
1. 弱い者をいぢめてはなりませぬ
-ならぬことはならぬものです-
いいですね!
きっぱりしていて、現代の日本にぜひ普及していってほしいです。