国宝迎賓館・赤坂離宮を訪ねて
宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)
まだ残暑の厳しい先週、赤坂迎賓館の見学に行きました。
またまた娘とですが、当日思い立って出かけました。
赤坂見附から紀尾井坂を四谷方面に上っていき、突き当りに学習院の小学校が見えたところを左に曲がると素晴らしい迎賓館の門にたどり着きました。
かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所に10年の歳月をかけて、明治42年に東宮御所として建設された建物です。
荷物検査をしっかりされて、チケットを購入して入館しました。
立派なパンフレットと冊子を一冊頂きました。
いつも来賓が来日されたときに、天皇陛下や首相がお迎えして撮影する場所にまず参りました。
カメラ撮影は館内は禁止ですので、パンフレットを見ながらの見学です。
まず最初は花鳥の間でした。
迎賓館赤坂離宮で最も格式の高い部屋です。
さらに進むと朝日の間があります。
後は羽衣の間、彩鸞の間とかヴェルサイユ宮殿ほど金きらきんではありませんが、海外の来賓に対して恥ずかしくないようにお金をかけて建設し、外交の舞台となっているのがよくわかります。
平成21年に本館、正門、噴水などが明治期以降の建物で初めて国宝に指定されています。
見学していて、お部屋の飾りや絵画、絨毯、壁、窓の装飾などには圧倒されてしまいます。
各部屋にはボランティアのガイドさんがいらっしゃって丁寧に説明してくださいます。
ぜひ皆さま、まだ見学されていらっしゃらないならようでしたら勧めです。
今は予約無しでも当日見学ができます。
ただ和風別館は前もっての予約が必要のようです。