このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。
古河文学館で童謡とシャンソンを聞きました。
宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)
ミニ旅行の最後は、古河文学館のレストラン唐草でイタリアン料理を頂き、その後文学館の中のホールで「コドモノクニ」に載った童謡とシャンソンを聞く会に参加しました。
この古河文学館は古河歴史博物館と隣接しており、古河城諏訪郭跡の閑静な佇まいの中に平成10年10月、茨城県内初の文学館として開館しました。
この建物は「茨城県建築文化賞最優秀賞」」全建いばらき賞」等を受賞しています。瀟洒での大正ロマン雰囲気が漂い、ゆったりとした雰囲気の中で展示物を見学できます。
展示室は3つにわかれて、「古河ゆかりの文学者たち」「鷹見久太郎と絵雑誌『コドモノクニ』」、「歴史小説家 永井道子」の貴重な資料を展示してあります。
サロンでは幻の名器と言われているEGMマークの手作りの蓄音器によるSPレコードの演奏などが、美しい木組みの空間でくつろぎながら聴くことができます。
2階に私たちがディナーをした「レストラン唐草」があり、おいしいイタリアンを頂くことができます。
イタリアンのコースとワインを頂いた後、1階のホールでいよいよコンサートが始まりました。
まず「コドモノクニ」に発表された童謡、アメフリ、兎のダンス、鞠と殿様、あの町この町、雨降りお月さん
、他を楽しく懐かしく小さい声で歌いながら聴きました。
次は出演の方々がガラリと衣装を変えて、さっきの童謡の世界とは打って変わって大人の雰囲気になりました。
恋ごころ、サントワ・マミー、愛の賛歌、等々3人の歌手とピアノの演奏により、どっぷりとシャンソンの世界につかりました。
素敵な歌の余韻にひたりながら、夜の古河の町を後にして、今日の1日古河ミニツアーはおわりました。
古河駅で安司さんは北の白河へ、私は南の浦和へと別れました。
またこのような企画ができたらご報告いたします。