紅ほっぺ 高橋 禮子 紅ほっぺ 高橋 禮子 わがためにわたしが選ぶ旬の味「ふるさと小包」二時の道楽 食欲が選ぶのだろうカタログの食品ぐんぐんわれに迫り来 遅くても咲けばいいのさわが歌集「二月のひまわり」黄を輝かす 春雨の気まぐれならんポストへの舗道濡れたり濡れなかったり 「なごり雪」その名もゆかし胡蝶蘭プラスワンなる歳祝われる ふぞろいの苺大つぶ紅ほっぺ気取らぬ甘みに駿河のかおり マイナスモプラスもありて人世は加減乗除の繰り返しなり Tweet