離婚後の相談です。

 相性&悩み相談

 相談者

 稲垣 佐千恵(仮名)さん。
  福岡県北九州市 主婦兼パート

 本人・昭和54年10月23日生まれ 
 元夫・昭和52年 6月14日生まれ 
 A子・平成 3年 5月19日生まれ

 すでに済んだ離婚のことで相性が気になり、メールを差し上げました。
 元夫とは金属加工会社の職場結婚で14年になります。夫は営業部で私は計理でしたが書道クラブで出会っての交際で結婚し、子供は小5の女児1人です。私は子育て退職後、子供が保育園に行くようになってから、近所のコンビニでパートとして働いています。

 つい最近、同じ職場だった友人B子から電話があり、夫が若い後輩と浮気をしているらしいから注意して、と忠告を受けました。相手の女性は3年前に中途入社した夫の部下A子で独身の一人暮らし、名前と住所も携帯電話番号も教えてくれました。情報によると、A子が夫の車に同乗していた、2人がホテルから出たのを見た、手をつないで歩いていた、などの様々な夫とA子の目撃情報を友人から聞いて私は、頭の中が真っ白になってしまいました。気を取り直して、最近、夫が出張で一泊旅行が増えていることを話すと、B子は即座に「コロナの影響で昨年から出張は日帰りだけですよ」とのことです。その友人B子は、結婚後も退社せずに、育児休暇をフルに使って2児の母になった今も、私がいた計理部の、お局さんらしく、社内の噂に関しては地獄耳ですから、この情報もまず間違いありません。
 私は、夫が寝静まってから無造作に充電中の夫のスマホの通話経歴を覗き見ました。それによって、夫とA子の関係が1年ほど前から続いていることが分かりました。私は、その日は怒りを抑えてそ知らぬふりをし、夫が出勤した後、NETで調べた興信所に夫の行動について2週間の調査を依頼し、その結果が真っ黒であることを確認しました。
 私はもう我慢が出来ず、興信所の調査を伏せたまま、社内の噂を聞いたことにして夫を責めたところ、A子とは営業だから一緒に行動することもあるのは当然、と開き直っていて、私を、疑い深い女と決めつけて𠮟責し、離婚する気なら娘も置いて、いつでも荷物をまとめて勝手に出て行け、と怒鳴りまくり話し合いには応じようともしません。
 家は夫名義ながら家計からの支払いですでにローンは5分の1も残っていません。蓄えもまずまずですが預金は夫名義ですから、私が家を出るとなると、まるで無一文です。夫婦の争いを知った娘は、私について来ると言います。私は離婚を決意しました。
 友人B子に経過を話すと、すぐ知人の弁護士を紹介してくれました。興信所の調査を見せると弁護士は一瞥しただけで眉を潜め「この女と別れさせて家庭を元に戻しますか?」と私に問いますが、私は「いえ、夫には愛想が尽きました。離婚を望みます」といい、「後悔しませんか?」と念を押されました。
 その時は怒りが先だっていましたので離婚以外は頭になく。弁護士も納得させ、家裁に持ち込むことにしました。その結果、相手の女性A子への賠償請求も成立、慰謝料代わりに家の名義変更しローンも夫が払い続けること、娘の養育費も含めて私の全面的な勝訴になりました。
裁判所 に対する画像結果 その後、調停員を交えての話し合いで、離婚後の娘と父親との面会などの打ち合わせをしたときに、元夫がつぶやいた一言が気になります。彼は「これで自由になれた」と呟き、その表情は嬉々として晴やかだったのです。
 案の定、離婚と同時に自分の荷物をまとめてA子のマンションに移り、公然と同棲生活を始めたのです。多分、近く入籍するつもりかと思われます。
 これを知った私は大きなショックを受けています。もしかしたら私は妻としての愛情と努力が足りなかったかとも思えますが、離婚以外に選択の余地はなかったように思います。
 それでも、ふとどこかで道を間違えたような不安で、居ても立ってもいられないような焦燥感に襲われる時があり、この気持ちを何とか落ち着かせたいと思うようになっています。
 夫婦の相性、相手の女性の生年月日もわかりますので、元夫と二人の相性をみてください。
 結果はどうあれ、後悔はしないつもりです。

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 解答

 まず、三人それぞれの相性についてみてみます。
  開運道の相性占いは、生年生月の気学九星と10干12支で見ます。
 生年生月の各3種と総合の傾斜星を加えた7種の星で構成した本格的なものです。
 その相性を数字に換算して、高得点であるほど吉相性とします。
大吉が5点、小吉が3点、まずまず1点、注意ー1点、凶はー3点です。
その7項目を集計し、20点以上が大吉(二人合わせて40点以上)です。
11点以上が中吉(二人で22点以上)、7点以上が小吉(二人で14点以上)です。
6点以下0点までが注意(二人で12以下0点まで)、-1点以下は凶(二人でも同じ)です。
(注)「支合の吉」は「破の注意」と重なる部分がありますので用いていません。

 本人         元夫
昭和54年10月23日 昭和52年6月14日
生 三碧木星-1 ー3 五黄土星 木が土を剋して凶
年 つちのと 5  3  ひのと 火が土に尽くして吉
    未年 3  3   巳年 方合の吉
生 六白金星 1  1 七赤金星 同じ金でまずまず
月  きのえ 3  5  ひのえ 木が火に尽して吉
    戌月 5  5   午月 三合の吉
  傾斜は土ー3 ー1 傾斜は木 木が土を剋して凶
 小計 中吉13 13中吉 
   合計 26中吉

 A子         元夫
平成3年5月19日 昭和52年6月14日
生 九紫火星 3  5 五黄土星 火が土に尽して吉
年  かのとー3 ー1  ひのと 火が金を剋して凶
    未年 3  3   巳年 方合の吉
生 二黒土星 3  5 七赤金星 土が金に尽して吉
月 みずのとー1 ー3  ひのえ 水が火を剋して凶
    巳月 3  3   午月 方合の吉
  傾斜は木 1  1 傾斜は木 同じ木でまずまず
 小計  小吉9 13中吉 
   合計 22中吉

 以上の相性診断からみる限り、相性得点では大きな差はありません。むしろ、ご本人がA子より、元夫との相性の方が得点が高く、夫婦仲が悪くなるのは相性以外の問題とみます。
 相性7項目を五行でみると、ご本人には、情熱や明るさの火、情愛や夫婦関係に必要な水がなく、元夫にも水がありません。それに反してA子には五行(木火土金水)の全てが揃っていますので、それに負けずに相思相愛の夫婦関係を保つにはかなりの努力が必要だったはずです。
 今回は夫の浮氣で、離婚という悲劇に見舞われましたが、裁判では圧倒的に有利な形で決着していますので、これで良しと考えねばなりません。全てはすでに済んだことですので今更悔いても仕方ないことですが、次に良縁に恵まれたときの参考にされることをお奨めします。
稲垣佐千恵様の今後のご多幸を祈念します。
       開運道主宰・花見正樹

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