我が家は今、離婚の危機にあります。

相性＆悩み相談

相談者　桑山早智子（仮名）さん

横浜市東神奈川区　主婦兼パート

本人・昭和３３年　６月　３日生まれ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夫・・昭和３０年１２月２２日生まれ

我が家はいま離婚の危機にあり、それについての相談です。結婚３５年、１男２女の子供達もそれぞれの家庭に子供もいて平和に暮らしています。　私たち夫婦だけが二人暮らしですが、毎日が争いばかりで険悪な状況なのです。　

原因は夫の長年に渉る浮氣が露見したからです。　夫の勤めるIT連のソフト制作会社がリモート作業の在宅勤務になって１年を過ぎました。　私は地角のスーパーで週に３日のパートですが、家に居る日が苦痛なのです。なにしろ、これまで深夜帰宅だった夫が終日家にいるのですから、家庭内別居同様の夫婦といえども息がつまります。　夫は日頃から二階の自分の仕事部屋にこもったまま食事の時以外は顔も出しません。夫婦生活もなく、昼も夜も家庭内別居です。それでも夫は週一ペースで出勤するのがストレス発散になるのか、在宅勤務に苦痛を感じている様子もありません。私だけが妙に息苦しく感じているのかも知れません。

　ある日、３時のおやつに珈琲とケーキの差し入れを運んで、ドアをノックしようとしたとき、ふと夫らしくない口調の会話を耳にして、いけないとは思いながらもつい聞き耳を立ててしまいました。そこで、週一の外出がかなり以前から続く職場の部下の女性A子とのデートであることと判明、それから注意して調べると、社内でのミーティングは２ケ月に一度しかなく、外出の殆どはA子とのデートらしいことも分かりました。　

　そのことを長女に電話で話したところ、たちまち長男や次女にも伝わって、「父親とその女性とを訴えて離婚すべし」で子供たちの意見が一致、コロナ禍の最中にも拘わらず次女が子連れで泊まりに来て、父親の入浴中に携帯のメールからＡ子とのやり取りを接写して動かぬ証拠を確保し、その裏付けに興信所に、父親の外出日１日だけの追跡調査を依頼し、ホテルへの出入りも望遠で撮影、私が迷っている間に、私達夫婦の離婚は既成事実になりつつあります。　

　長男は、中学生の頃から父親の暴力に抵抗するようになって父親離れしていて、私の離婚には賛成です。　とはいえ、離婚には夫婦の話し合いが必要ですが、まだ夫は自分の浮氣が露見していることに気付いていません。　相手の女に通告するのが先か夫が先かも迷っています。　今更ながらですが夫婦の相性が良いのか悪いのかも知りたいところです。　このような離婚前夜の私ですが、相性共々よきアドバイスを頂きたくお願いいたします。

解答

ひとまず相性からみてみます。　開運道の相性占いは、生年生月の気学九星と１０干１２支で見ます。生年生月の各３種と総合の傾斜星を加えた７種の星で構成した本格的なものです。その相性を数字に換算して、高得点であるほど吉相性とします。

大吉が５点、小吉が３点、まずまず１点、注意ー１点、凶はー３点です。その７項目を集計し、２０点以上が大吉（二人合わせて４０点以上）です。１１点以上が中吉（二人で２２点以上）、７点以上が小吉（二人で１４点以上）です。６点以下０点までが注意（二人で１２以下０点まで）、－１点以下は凶（二人でも同じ）です。　　　（注）「支合の吉」は「破の注意」と重なる部分がありますので用いていません。

　本人　　　　　　　　　　夫
昭和３３年６月３日　　昭和３０年１２月２２日
生　六白金星　－３　－１　九紫火星　火が金を剋して凶
年　つちのえ　－３　－１　　きのと　木が土を剋して凶
　　　  　戌  －１　－１　　　未年　破の注意
生　ニ黒土星  －３　－１　四緑木星　木が土を剋して凶
月　　ひのと　　３　　５　つちのえ　火が土に尽して吉
　　　　巳月　　１　　１　　　子月　過不足なくまずまず
　　傾斜は火　－３　－１　傾斜は水　水が火を剋して凶
　小計　　凶  －９　　１　注意
　　合計　　　　－８凶

　相性は、男性側が要注意ながらプラス１、女性側は救いようのない大きなマイナスの凶相性です。　それに、女性側には人間関係・社交性に必要な木の質と夫婦生活の和に欠かせない水の質が欠けていて、夫にはこれが余分にありますから、それが家庭内に留まれば夫婦円満になったのに、不幸にして外に向かったために、結果となったものです。

　ここで夫の浮気を糾弾して慰謝料を得て離婚したとしても、相手の思うツボ、喜んで離婚に応じるはずです。理由は単純、このような空気の家庭に埋もれて一生を終えるのは耐え難いからです。　これは女性も同じですので、離婚はお二人にとって致し方ない仕儀なのです。　では、ここで無事に裁判に勝って。相手の女性からも慰謝料を勝ち取り、長男家族と同居して、これからの数十年をどう生きますか？　人間関係に難しい還暦を過ぎた高齢女性が、突然のように押しかけ同居して長男の嫁と仲良く楽しく過ごせますか？

　ここは、相性が最悪なのは承知の上で、夫ともう一度やり直すつもりで、争うのではなく徹底的に尽くして、夫の反省を促す手もあるはずです。それでもだめなら離婚でも遅くないような気がします。　いい家庭づくりには努力も協力も必要です。今まで怠ってきた夫婦の協調を今から試してみてください。　その結果が出るまでは興信所の調査報告も、お子様たちの離婚進言も腹に収めて熟女の演技です。　それでも夫が戻らない時は、敢然として離婚に踏み切ってください。　

桑山早智子様の今後のご多幸を祈念します。　　　　