相性&悩み相談
山崎 裕美子(仮名)さん。
名古屋市在住 コンビニ経営・兼業主婦
本人・昭和50年9月21日生まれ
夫・昭和49年7月14日生まれ
結婚18年、夫と高2女児1人の三人暮らしです。
5年前、某社のコンビニ・チェーン展開の勧誘に乗って、建築会社を退職した夫が、父の死で相続した土地を提供、夫の退職金と私の家から借りた資金で、従業員4名(男1、女3・常勤2名)の小規模コンビニを始めました。新興住宅地で客足はあるのですが売り上げ単価が低くて、5年を経た今も予定年商の80%弱という有り様です。これでは、私たち夫婦の給料を大幅カットして成り立つ赤字経営で、殆ど利益はありません。人件費を減らすことも考えましたが、深夜までの営業で交代制ですので今でも人手は足りません。なのに夫は私が積極的に店に出るのを嫌がります。
私は、この仕事はもう限界だと思って夫に転業を奨めますが、夫は、他に仕事はないからコンビニを続ける、と言います。
今回の新型コロナウイルスの自粛騒ぎで、一時的に売り上げは増えましたが、ここのところまた落ち着いています。
ここに来て夫婦仲もおかしくなっていますので、このまま一緒にいるより、別居または離婚して、私一人で何か新たな仕事を始めようとも思いますが踏ん切りはつきません。夫との相性とよきアドバイスを頂ければ幸いです。
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解答
ひとまず、お二人との相性からみてみます。
開運道の相性占いは、生年生月の気学九星と10干12支で見ます。
生年生月の各3種と総合の傾斜星を加えた7種の星で構成した本格的なものです。
その相性を数字に換算して、高得点であるほど吉相性とします。
大吉が5点、小吉が3点、まずまず1点、注意ー1点、凶はー3点です。
その7項目を集計し、20点以上が大吉(二人合わせて40点以上)です。
11点以上が中吉(二人で22点以上)、7点以上が小吉(二人で14点以上)です。
6点以下0点までが注意(二人で12以下0点まで)、-1点以下は凶(二人でも同じ)です。
(注)「支合の吉」は「破の注意」と重なる部分がありますので用いていません。
本人 夫
昭和50年9月21日 昭和49年7月14日
生 七赤金星 5 3 八白土星 土から金生じて吉
年 きのと 1 1 きのえ 同じ星でまずまず
卯年 3 3 寅年 方合の吉
生 一白水星 5 3 六白金星 金気の水は美味で吉
月 きのと-3 ー1 かのと 金が木を傷つけて凶。
酉月 1 1 未月 過不足なくまずまず
傾斜は土 3 5 傾斜は金 土から金生じて吉
小計 中吉15 15中吉
合計 30中吉
相性は、お二人にとってお互いに助け合うプラスの多い吉相性です。
この相性からみれば離婚はありません。相互理解を深めて、相手の気持ちや行動を理解することが大切です。夫が仕事に対してやる気があるのに、共同経営者の妻が逃げ腰では、夫がいくら頑張っても妻が足を引っ張りますので事業は失敗します。
しかも、離婚して新たに何か仕事を始めたい?
この気持ちもわかりますが、その才能を、この店に賭けて夫に協力してみてはいかがですか?
実は、占いでみる限り、食料を主体に扱う接客業のコンビニは、七赤金星卯年生まれの裕美子さんにぴったりの適職で、裕美子さんがなぜ店の繁栄のために力を尽くさないのか不思議です。
失礼ながら夫には向いていません。それでいて目標の80%近くを達成しているのですから、裕美子さんが陣頭指揮をしたら間違いなく、あっという間に逆転満塁ホームランです。
それにはまず、一所県命頑張ってきた夫の努力をねぎらいながらも、自分の積極的参加を認めさせ、主導権を譲らせねばなりません。ある程度までの譲歩を得たら、次の提案を図るのです。もちろん、下記は1例ですから、さらに良好な手段を考えてください。
私のアドバイスを列記します。
1、家事の比重を娘さんに多くして、ご自分は店頭に立ち積極的に来客に対応する。
2、従業員を、男性2人女性1人にして経費を減らし、娘さんにもバイトをさせる。
3、夫を含めて、夜勤は必ず男性(1人で可)にする。
4、夫婦は一緒に店には出ない(一緒だとアラが見える)。
5、扱い商品の選定や変更は全員で合議し、決定は夫に任せる。
6、接客マナー、安全対策を徹底し来客に安心感をもって頂く。
以上は全て経営の標識で、秘策は何もありませんが、これで必ずお店は黒字になります。
山崎裕美子様の今後のご多幸を祈念します。
開運道主宰・花見正樹